お仕事のご報告

2023.05.13

外国映画と伝統芸能と

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 映画『EO』を観た時にロビーにディスプレイされている情報を見て面白そうだなと思い、翌日に同じ映画館で『セールス・ガールの考現学』を観ました。モンゴルの映画だそうで、なかなか良かったです。主人公が心の変化とともに容姿もどんどん変わっていくのがステキでした。以前通ってたミュージカル『アラバスター』の元ネタの一部となっていた歌舞伎の『籠釣瓶花街酔醒』は舞台を観ていなくて、この度シネマ歌舞伎でやることになったので観に行きました。勘三郎、玉三郎、仁左衛門という好キャスト。あーなるほど、これは手塚治虫先生が暗い想いを抱いて後にネタにして吐き出すだけのことはある。そして“推し”にナニゴトかを捧げたことのある人にはアイテテテって感じの話でもあります。続いて五月大歌舞伎、昼の部。曽我兄弟モノはいつ観ても弟クンがむやみに張り切っててかわいくて笑ってしまう。團十郎がどうかしたのか首を傾げてしまうぐらい声が出てなくて心配。寺島しのぶさんの息子さん・眞秀くんの初舞台は立派なものでした。同じ日の夜にRRRのコラボレストランへ。映画の内容にちなんだ料理やデザート、ドリンクなどを楽しみながら壁のディスプレイやグッズ購入などで過ごす幸せいっぱいの時間。こういうの、イイですねぇ。来てるお客さんもみんなRRRが大好きな人ばかりなわけだし。モニターに流れる名場面を見ながら同行者とあーだこーだとRRRの話をたくさんしました。楽しかったにゃー。

 『馬なり1ハロン!NEO』200R突破記念のスペシャルプレゼント企画が告知されました。皆様ふるってこちらからご応募ください。
 土曜、京王杯SCはゾンニッヒ、ラウダシオン、タイムトゥヘヴン。日曜のヴィクトリアMはスタニングローズ、ソダシ、ナミュールの順で。スターズオンアースは思い切って切る…とか言うと来そうな気がする…でもここは思い切って。

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2023.02.24

ハマッた理由

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 3月に入ると特定の舞台に根を詰めて通う日々になってしまうので、その前にガツガツとあちこち食って回ってます。「入管収容所」「ゲマニョ幽霊」「アプロプリエイト」「INDESINENCE Case Beautiful Vermilion Ways」など小規模の舞台を色々観て頭を使う中、それらとひとまとめに語るのは難しいけどやっぱりこのBlogでも以前に何度も触れた「CLUB SEVEN 20th Anniversary」みたいなプロ中のプロ達による大人のおフザケ舞台は最高にカッコいいなぁと改めて思うのでした。上口耕平くんという名ダンサーでもある俳優さんが私はとっても好きでしてね。彼が表情豊かに踊ってるのを観てると本当に踊るのが好きで楽しくて仕方がないんだなぁとこっちまで楽しくなって来ちゃうんですよね。そしてハマリにハマッてる「RRR」の応援上映。わざわざグングルというインド舞踊の鈴を仕入れて来て鳴らしながらペンライト振ってうちわ振って、推しであるマルワリという馬の登場シーンでは絶叫し、いつもの自分からは考えられないような解放されっぷりでした(笑)。興奮してるせいかビームが牢獄のラーマの元へたどり着くシーンはもう、うえーんと声出しそうになるほど号泣。なんだよもうオレ年齢いくつだよ…でもこのトシになってこんな楽しい経験ができるなんて、これ我慢する意味ないですよ。やれるだけやってやりますよ。そして応援上映への参加が楽しいのは離れて久しい楽器演奏の機会を得たからでもあることに気がつきました。楽曲に合わせた自分流のアレンジで鈴を鳴らす快感。ああ、楽しい。やめられない。次のステップは太鼓導入か…。

 おかげさまでTwitterのフォロワー数が8000人を超えました。ごく狭い世界で小さくやってる仕事であり、ホームグラウンドであるはずの競馬の話をちっともしないアカウントであるにもかかわらず、つながりを求めてくださる方がこれだけあって本当に幸せです。気軽にリプライお寄せくださいね。

 日曜、中山記念は前走なかったことにしてスタニングローズ。なかなか勝ちきれないダノンザキッド、こちらもジワジワのリューベック、多分強いんだと思うラーグルフまで。阪急杯はあんまりいつまでもモタモタされてちゃ困るグレナディアガーズ、ブロコレの香りが濃厚にするショウナンアレス、前走大敗は理由があったと見てルプリュフォール。

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2022.04.16

和洋色々

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 今週も舞台をたくさん観ました。ミュージカル座「プロパガンダ・コクピット」、日生劇場の「ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・グリームコート」(出演者もタイトルを覚えられなくてジョリームコートと呼んでるとか…笑)、歌舞伎座の四月大歌舞伎から「天一坊大岡政談」「荒川の佐吉」「義経千本桜・時鳥有花里」。写真はないけどミュージカル「銀河鉄道999」も観ましたよ。枚数合わせに歌舞伎座近くの甘味処「よしや」さんのお汁粉。ちょっと塩味が効いていておいしい。こちらの和菓子屋さんで中村亀鶴さんがお配りものとして焼印入りのどら焼きを作った時にイラストを描かせていただいたことがあります。

 コーエーテクモゲームスより「WInning Post 9」が4/14に発売されました。コラボ企画もこれが最後の作品、おめでとうイラストがアップされていますのでぜひごらんください。

 春のG1、荒れてますね。なかなか人気馬が人気通りに勝てない。さて今週はどうかな? 土曜のアーリントンCはトゥードジボン、デュガ、名前が気になってしょうがないウナギノボリ、そしてアスクコンナモンダ。お母さんがアンナモンダで息子はコンナモンダ。大好きだからなーこういうの。人気ないけどニシノスーベニアも買っておく。理由はあるが、どうせロクな理由じゃないから書かない(笑)。皐月賞はドウデュースをアタマに固定してジオグリフ、イクイノックスという超つまんない馬券。強いて言えばジャスティンロックを買っておきたいぐらいかな。えっオニャンコポン? 切りますよ。って書くと来ちゃうのか!? アンタレスSはクラス上がってグロリアムンディの連勝がまだ伸びるかどうか。ニューモニュメントもそろそろ勝利を掴む頃か。ケイアイパープルも堅実。

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2022.02.19

主演映画!

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 以前にも何度かこのBlogに名前が出ていた西村直人さんという 俳優さんの主演映画「拝啓、永田町」。ようやく東京での上映が実現したので舞台挨拶のある日に観に行きました。1人の医師が突然政治家になることを決意し、あふれるバイタリティを武器に選挙戦を突き進んで行くお話で、実はほぼ監督さんが経験したリアルストーリーを下敷きにしているとか。西村さんはその秘書役で、人生一度もサラリーマン経験はないはずなのにこういった背広系の役がよく似合う人です(笑)。映画も面白かったし舞台挨拶も楽しく笑わせていただきました。今後も順次全国で上映されて行くようなので、皆様の地元に来た時にはぜひご覧ください。舞台は「腹黒弁天町」を観ました。主演の2人はジャニーズのふぉ〜ゆ〜というグループのメンバーですがジャニーズらしからぬ落ち着いた演技力と良い声の持ち主で、この人たちは今後も舞台で観たいなと思います。写真がありませんが六本木サテンドールという老舗のジャズライブハウスで行われた石井一孝さんと貴城けいさんのミュージカルライブにも行きました。とても良いハコでステキな歌をしっとりたっぷりと聴かせていただき、とても良い時間を過ごすことができました。枚数合わせの写真は鴨のコンフィ。久々に食べたなぁ、鴨。

 『Winning Post9 2022』公式サイト に4コマ漫画がアップされました。馬なりでもおなじみの懐かしいあの馬やあの馬が表情豊かに登場してます。見てね!

 昨夜は寝落ちしてしまってBlogの更新が遅れました。大急ぎで土曜のレースから。ダイヤモンドSはとりあえずメロディーレーンを観るレース。馬券的にはヴェローチェオロ、ヴァルコス、カレンルシェルブルあたりで。京都牝馬Sはスカイグルーヴからシゲルピンクルビー、ドナウデルタにビップウインクと買ってみましょう。日曜、フェブラリーSは人気落としてるけどインティから。エアスピネル、スワーヴアラミス、タイムフライヤーと比較的人気薄を攻めてみましょう。ソダシは…見るだけ。って書くとまた来ちゃうのかな(笑)。小倉大賞典はヴェロックス、スカーフェイス、カデナ。

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2022.01.29

轟砲一発

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 劇団・柿喰う客の「空鉄砲」を観ました。この劇団を数作観て来た中でこれは!と思っていた劇団のエースにして逸材男優3人の手出しは無用待ったなしガチバトルデスマッチ。いつもながらの声の強さ、セリフの確かさに感嘆。今週はとても忙しくて外出する時間が取れず、これ1本でした。家にいる時間は長かったのでホタルイカの炊き込みご飯とか作っちゃって、おいしくて泣けた(笑)。

 この度コーエイテクモゲームスからリリースされる『Winning Post 9 2022』、応援コラボ企画を展開することになりました。1/28公開の応援イラストに続き、マンガの公開なども予定しております。今後については公式サイトや私のTwitterアカウントなどでその都度告知してまいりますのでチェックをよろしくお願いします。どうぞお楽しみに! ご感想などもよしだみほどっとこむの「おことづけ募集フォーム」からお寄せください。皆様のお声が創作の励みになります。

 日曜、根岸Sはソリストサンダー、タイムフライヤー、エアアルマスの7歳トリオで。シルクロードSはカレンモエをアタマにメイケイエール、ビアンフェ、ジャンダルムへ。

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2021.08.28

シニア適用!(笑)

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 今週も色々観ました。歌舞伎は「加賀美山再岩藤」、たまたま猿之助さん復帰の回のチケットを持っていて客席からやんやの拍手を送りました。猿之助さんは特別感慨のある様子も見せず、いつも通りといった演技。彼らしいです。その足で日本橋高島屋の「杉原千畝展」へ。千畝さんは私の歴史勉強の特別な対象の1人。現存する杉原ビザの実物なども展示されており、改めて胸が熱くなりました。ゲシュタポのスパイだったとされる秘書・グッシェの写真も貴重。ラジオ出演の第2回目でフラメンコの話を少ししましたが、尊敬するダンサー・荻野リサさんのライブにも久々に。リサさんは踊りだけでなく歌もすごいのです。映画は「シュシュシュの娘」…ついに!ついにシニア料金の適用を受けましたぞよ!!(笑)

 というわけで27日、ラジオ「鈴木淑子の地球は競馬でまわってる」2回目の出演でした。。ラジコのタイムフリー機能はもちろん、こちらのサイトからポッドキャストで聴くこともできます。

http://www.radionikkei.jp/yoshikokeiba/sp/  

 日曜、新潟2歳Sはアライバル、クレイドル、ウインピクシスで。キーンランドCはカツジとシュウジを並べた馬券が欲しいね(笑)。メイケイエール、アストラエンブレムまで。

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2021.08.21

ラジオ出演!

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 鈴木淑子さんのラジオ番組「地球は競馬でまわってる」にゲスト出演させていただきました。スマホアプリ・radikoのタイムフリー機能でも1週間お聴きいただけますので、ぜひ。こちらからリンクで飛べると思います。来週27日(金)の同番組にも引き続き出演します。

https://radiko.jp/share/?sid=RN1&t=20210820203427

 今週も色々観ました。敬愛する俳優・今井朋彦さんの「4」は特に良かったな。こういうスリリングで役者の技量が問われる芝居は大好きです。出演者はみんな実力派揃いで見応えがありました。

 日曜、札幌記念はやっぱりソダシ。好調のラヴズオンリーユーとの牝馬対決が面白そう。ステイフーリッシュ、屋根替わりが魅力のサトノセシルまで。北九州記念はどうしても買いたいヨカヨカ、後はシゲルピンクルビー、ジャンダルム、ファストフォースで。

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2021.08.13

もうすぐ終戦記念日

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 今週はコンサート2本、映画を2本。コンサートはどちらもミュージカルの舞台で大活躍している中川晃教さんと岡幸二郎さんのもの。どちらもすばらしくて、音楽と演劇の神様はよくぞタッグを組んでこの人たちを今の時代のこの世界に送り出してくださったものだとひれ伏して感謝しました。歌の力ってすごいし、ミュージカルの楽曲が持つ力もすごい。それをたっぷりと思い知らせてくれるステージでした。映画は戦争絡みの作品を2本。コロナ禍と五輪開催の渦中にある私たちは政府がどれだけ嘘をつき、何事かを隠蔽し、国民の安全を守ろうとせずに無策のまま国家予算を無駄なことばかりにタレ流しながら突き進むかをこの1年あまりつぶさに見て来ました。戦争の時代とは違って私たちは自由にものを言える立場にあります。おちゃらけて生きているので普段ほとんどこういうことは考えないしBlogやTwitterにも書かないんですけど…私たちはもっと正当に怒り、正当に権利を要求するべきなんじゃないだろうか。誰も止めることができないまま明らかに見るからに間違った方向へと国は進んで行く、そういう恐ろしさを史実を基にした映画から学んでいます。

 もうちょっとしたら面白いお仕事のお知らせができると思います。Twitterの方が情報解禁が早いかな…お楽しみに。

 日曜、関屋記念は前走見なかったふりしてベストアクター、これも前走なかったようなつもりでカラテ、ソングラインとシャドウディーヴァまで。小倉記念はヴェロックス、スーパーフェザー、ダブルシャープで。

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2021.03.27

社会派

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 今週はちょっと社会派な感じのものを観て来ました。映画「AGANAI」は地下鉄サリン事件、舞台「シャケと軍手」は秋田児童連続殺害事件をテーマにしたもの。前者は地下鉄サリン事件の実際の被害者が映像作家になって、今は名を変えたあの宗教団体の広報部長と自らの旅と対話を撮ったもの。私としては突っ込んで欲しいところには触れられておらずそこには斬り込むの?っていうところにはズバッと行っていて、なんだかちょっとその辺のバランスが悪くて描きたいポイントがわかり難く、不完全燃焼な印象でした。後者はなかなか重厚な手応えの作品。冒頭の裁判シーンで被告の女性が「はい」とまずひと言発した声と響きがあの事件で容赦なくTVカメラに晒し者にされた容疑者(現在無期懲役で服役中)にギョッとするほどそっくりで、一気に舞台空間の只中へ引きずり込まれました。上手・下手の戸の開け閉めのタイミングなど細部にも目の行き届いた演出、秋田音頭を効果的に使って派手めに動く場面などもあり、作品そのものが訴えかけてくる問題性も含めてとても完成度の高い舞台でした。これもチラシを見てなんとなく嗅覚が働いた舞台。観ておけて良かった。

 ウマ娘への応援イラストをきっかけに「馬なり1ハロン劇場」に再評価の気運が高まっているようでとても嬉しく思います。電子書籍のセールは今まで何度か試みてその度に成果は上がっていたのですが、今回のようなムーブメントはウマ娘なくしてはあり得なかったことと実感しております。お買い上げくださった皆様、ご一読後は「よしだみほどっとこむ」のおことづけやTwitterへの感想アップを、ぜひ!

 今週も重賞が4本、大忙しだね。土曜の日経賞はカレンブーケドール、ワールドプレミア、ウインマリリンと固いところをガッチリ押さえた上でナイママとかジャコマルとか買ってみたい。毎日杯はシーザリオの仔・ルペルカーリアをドンとアタマに据え、プログノーシス、シャフリヤールへ。こちらもやっぱり固めです。日曜のマーチSはハヤヤッコ、ベストタッチダウン、アメリカンシード。そしてG1高松宮記念はレシステンシア、ミッキーブリランテ、ラウダシオン、ライトオンキュー。

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2021.02.27

WAR HORSEとの再会

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 今週は芝居を2本、映画を2本。と申しましても『WAR HORSE 戦火の馬』はナショナルシアターライブといって英国で上演された舞台を収録して映画館で観られるようにしたものなので、舞台を観たと言って良いでしょう。で、この作品は以前にもこのBlogのこちらこちらで紹介しておりまして、まぁとにかく生きとし生ける「馬が好き」な人は1人残らずこれを観てください。いや、観なければならぬ。MUST。来日版の舞台を観るよりも字幕も見やすいし、パペットによる美しい馬の動きがアップで観られるし、途中にメイキングの挿入もあり。考えられる限り舞台に登場した抽象的でない馬の表現として、これは最高峰です。『ローズのジレンマ』は母を亡くしてる自分にとってはかなりズシンと来る作品でした。でも軽快でおしゃれで笑いもいっぱい。さすがニール・サイモンって感じです。映画『トキワ荘の青春』はちょっと期待外れ。そしてようやく生でその舞台を観ることができた劇団チョコレートケーキの『帰還不能点』は期待通りのすこぶるつきの面白さ。巧みな作劇にどの瞬間も胸が躍る想いでした。あの歴史上の出来事をこんな風に解釈してこんな表現ができるのか!と驚きの連続。今回は日米戦争開戦、次回作は大逆事件と、この劇団の題材の取り方は私好みな気がするのでこれからしばらく続けて観て行こうかなと思っています。

 『ウマ娘 プリティーダービーSeason2』#8の応援イラストにたくさんの反響をありがとうございました。これまでご縁のなかった世界からご依頼をいただくのは嬉しいことです。自分1人では考えられなかったアイデアが生まれ、新しい扉がまたひとつ開かれた気がしています。これからもジャンルを制限せずにその時その時求められることに私のできる方法で全力で応えて行きたいと強く思いました。イラストはこちらでごらんいただけます。

 日曜、中山記念はバビットをアタマに固定してヒシイグアス、フランツ。固いかな。阪急杯はレシステンシア、最近絶好調のベストアクター、そしてインディチャンプ。

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