息を呑む…
岡幸二郎さん主導の能登半島地震支援コンサート『UTA IMA SHOW〜歌の力、能登はやさしや土までも』に行ってきました。すばらしい歌の数々、募金にもなるチャリティーグッズの物販では岡さんがにこやかにご挨拶してださる。楽しい時間を過ごして支援もできる、こうした企画に動いてくださることに感謝です。今までに観た数限りない舞台の中でも出色の作品のひとつに挙げたいのが『INNOCENT PEOPLE』。原爆を作った若者たちが90歳ぐらいになるまでをさまざまな年代に飛び移りながら描き出す作品です。私自身が被爆2世であることも観劇の動機ではありましたが、この作品を観ると原爆を作った国の方にも自分達の正義があること、その理屈はわかり、向こうから見たらそうだよな…と思わされる意識の違いが恐ろしい。舞台美術や小道具などの細部まで行き届いたアイデアが息を呑むほどすごかった。幕が降りた時には例えではなくて本当に震えていました。相当な本数の芝居を日常的に観ている私がこんな風になることはめったにありません。そして丸一日歌舞伎座にいた『三月大歌舞伎』。仁左衛門の綱豊卿が大きさも色気も華もたっぷりでとってもステキでした。愛之助も何やってても安定感があるなぁ。初めて観る「伊勢音頭恋寝刃」、歌舞伎座の舞台で通しで上演されるのはなんと62年ぶりだそうです。しかしこれは謎の物語だった…前半と終盤のギャップ、万次郎はどうした、最後アレでいいのか?(笑)
この春も大久保利通公墓所のおそうじ会を4月の半ばに開催します。ご協力いただける方はよしだみほどっとこむのおことづけからでもご連絡いただければ日程など詳細をお知らせしますし、開催1週間前からはXでも日程をお知らせして告知を続けますので当日に直接おいでいただいても大丈夫です。ぜひぜひお力お貸しください。ついでにサインなんか欲しいなぁという方、ご遠慮なくどうぞ。
土曜、日経賞は人気通りにボッケリーニ、クロミナンス、後はヒートオンビート。毎日杯はゴリッゴリにニュージーズの応援。2021年の秋、日生劇場のミュージカル『ニュージーズ』にはかなり通いました。ちょうど木曜に再演が発表されたばかりでタイムリー。ルシフェル、ノーブルロジャーへ。日曜のマーチSはウェルカムニュース、ゴールドハイアー、ブライアンセンス。そしてG1高松宮記念はナムラクレア、メイケイエール、ディヴィーナ、ママコチャ。シュバルツカイザーもちょっぴり。