映画を観ました

2024.09.07

今週も栄養摂取

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 先週がうっすらだった分、今週は充実。書き漏らしていたものも大放出。映画は『アナウンサーたちの戦争』『KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-』『チャイコフスキーの妻』『ぼくの家族と祖国の戦争』『箱男』。暗澹となったり首を傾げたり色々だったこの中である意味最も心を動かされたのはキンドラ(と略すらしい)でした(笑)。いやー、なんかね、吹っ切れてるというかブッ飛んでるというか。モーションキャプチャーによるダンスシーンも面白かったし、知らない世界のある種の狂気をを垣間見たようで爆笑につぐ爆笑でした。観てみるもんですなー。おすすめしてくれたお友達に感謝。ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』の出演者で結成したコーラスグループJBBのコンサート、これは文句なしに素晴らしかったです。歌がウマイってイイことだなぁ。舞台は『あの瞳に透かされる』を。台風10号の間隙をついて郡山にある大久保利通公を祀った大久保神社のお水祭りに参列したりなども。

 シルク・ホースクラブにて『しるシル見知る・愛馬幕の内 原画展』開催中です。会期中の毎週土曜日は会員さん以外の方でもご覧いただけるFree入場Dayとなっております。開館時間など詳細は公式サイトにてご確認の上、ぜひぜひ足をお運びください。

 土曜、紫苑Sはとってもシルコレなボンドガールに今度こそゴールドを。ミアネーロ、フォーザボーイズ、ホーエリートへ。日曜の京成杯AHはディオにサマーマイルを逆転優勝させてやりたい。サンライズロナウド、オーキッドロマンス、ドルチェモアへ。セントウルSはモズメイメイ、テンハッピーローズ、ママコチャあたりを順不同で。

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2024.08.10

歴史の暗部

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 昭和大学リカレントカレッジにて中村鷹之資くんの舞踊『越後獅子』を観て来ました。布晒しの動きがとても美しく、歌舞伎や日舞を見慣れていない層にも観て鮮やかでわかりやすく楽しめる舞踊を選んでくださるあたり、行き届いた配慮とセンスだなぁと思いました。青年座の『RAA-進駐軍特殊慰安所』は胸を抉られるような問題作。その時代に実際にそのような政策がとられたこと、それが“必要”だとされた事実と歪んだ感覚に暗澹たる気持ちになりました。そして今週は映画もたくさん観ました。『お隣さんはヒトラー?』『ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ』『ブルーピリオド』『#スージー・サーチ』…心動かされたのは『〜ヒトラー?』かな。ユーモアとペーソスと悲しみと息苦しさと、人間の心のふれあいから生まれる様々な感情。ナチスドイツを題材にするにもこういう切り口があったか、と感心もしました。

 荒れる天候、地震の危険、落ち着かない日々ですが…親しい人と声をかけあって心の平穏を守って行きましょう。日曜、関屋記念は人気薄でもグランデマーレをアタマに据え、プレサージュリフト、ラインベック、オニャンコポンへ行っとく。小倉記念はヴェローナシチー、リフレーミング、シリウスコルト。日曜の中京9Rにアンジョルラスが出るから、私のメインレースはここだ!

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2024.07.27

主演です!!

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 今週はまず『七夕喜劇まつり』。イチオシの歌舞伎俳優さん、中村亀鶴さんが「唐木の看板」では故・藤山寛美さんの当たり役を受け継いでの主演、そして「はなのお六」では藤山直美さんの相手役という大役で新橋演舞場の花道を渡りド真ん中に立つ、ファンとしてこれ以上の喜びはない舞台でした。前者ではちょっとぼんやりしててちょっとイジワルな若旦那、後者では貫禄も情けもある親分さんでキリリとした殺陣もカッコよく、思わずキャー(はぁと)ってなりました(笑)。それにしても初めて観る藤山直美さんのまぁ巧いこと。なんなんだろう、なんかもう、芝居見としてはけっこうな百戦錬磨のつもりの私でもビックリしてのけぞるくらい巧い。そんなに大上段に振りかぶって大芝居するわけでもないのに目も心も惹きつけられて、彼女が舞台の上にいる間1秒たりとも飽きない。また別の舞台でも観たいなと思ってます。普段は自分から選んでは観ない種類の舞台でしたが、おかげで新しい世界が開けた気がしますし、こういうものの良さを満喫しました。続いて映画は『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』。アポロ計画が捏造のフェイクだったのでは、という都市伝説(?)がテーマ。面白い題材だと思うのだけどなんだか気分が乗らず、半分ぐらい寝てしまいました…とほほ。続きましてはミュージカル好きなら知ってて損はないマジメイト大槻さんの初単独ライブへ。人後に落ちぬミュージカル好きが占めていると思われる客席の反応もヴィヴィッドで、とても楽しいライブでした。彼女の歌や踊りの実力にもおおいに拍手を送りたい。同じ日の夜は劇団ワンツーワークスの『GOTT』。最後に投票をするという形での観客の参加もあり、難しい題材をうまく楽しませてくれました。この劇団はいつも手堅く面白いものを提供してくれて、信頼しているカンパニーのひとつです。

 日曜、アイビスSDは牝馬の強いレース。アタマにはチェイスザドリームを据えるとして、ウイングレイテスト、デュアリスト、ディヴィナシオンと牡馬に流しておきましょうか。クイーンSは問答無用でウンブライル。スタニングローズ、エリカヴィータへ。

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2024.07.20

出逢いと巡り逢いと

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 ずっと通っていたミュージカル『ロミオ&ジュリエット』が大阪公演をもちまして全日程を無事に終了。初演から何度も観ているこの作品自体への印象もずいぶん変わりました。今回は新たにこれまで知らずにいた魅力的な俳優さんとの出逢いもあり、この人は次は何に出るのかな、観てみようかな…という具合にこれからまた枝葉がどんどん広がって行きそうです。大阪へ行くついでに滋賀県立公文書館で公開中の西郷隆盛の大久保利通宛書簡を見学。私が大久保の墓所の清掃ボランティア活動をしていることなど、担当の方と色々お話もさせていただき、とても貴重な勉強の時間を頂戴しました。このタイミングで観に行けて良かったー。これも巡り逢いですね。R&Jの合間に観た映画『アディクトを待ちながら』…正直に言います、これは酷かった。イマドキ学生の映画研究会でももう少しマシな映画を撮るんじゃないだろうか。ともあれちょっと良いお食事をしたり現地在住のお友達と会えたりでとても楽しく過ごした大阪から東京へ戻って観た舞台が『スルース〜探偵』。2人芝居の片方が直前で降板、急遽代役を立てての公演でしたが、代役がこの役者なら観たい!となって大急ぎでチケット手配して観てきたものです。劇団四季が長くレパートリーにしてきた名作、とても面白かった。

 Xでは既に告知しましたが、この度シルク・ホースクラブ様のご協力により初めての原画展を開催することになりました。開催されるのはシルクさんのギャラリーで、それほど広くはない会場ですができるだけ皆様にお楽しみいただけるよう、盛りだくさんな展示を目指して鋭意準備中です。会員さん以外にもご覧いただける日を設けますので、ご都合のよろしい方はぜひナマのカラー原稿を見においでください。「あっ、ここ色がはみ出てる」とか「失敗して切り抜き修正してあるぞ!」なんてのも丸出しで展示します。お楽しみポストカードのプレゼントなどもありますよ。こちらで詳細情報を!

 さてさて、日曜は中京記念。でも開催は小倉。馬場条件が変わろうと私が何か考えたってバカの考え休むより悪し、ということで…カテドラル、エピファニー、タガノパッションという前走大敗組でチャレンジしてみます。

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2024.07.13

よく響くもの、響かないもの

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 今週はまず、この人のお名前を観たらとるものもとりあえず作品を観に出向きたい劇作家&演出家である詩森ろばさんの新作『神話、夜の果ての』。宗教2世をテーマにした静謐で美しくて残酷な物語。この作家さんのテーマの切り取り方が私は好きみたいです。どの作品を観てもドンと胸に響くものがあります。すぐお隣のギャラリーで開催中の堀尾幸男さんの舞台美術展は模型がたくさん展示されていて電動で動く仕掛けになっているものもあって見応えたっぷり、自分でも観た作品については懐かしく心躍りました。舞台をもう1本『逃奔政走』。いつ観ても楽しいアガリスク・エンターテイメントが鈴木保奈美さんを主演に迎えても変わらぬ屁理屈ドタバタドラマを繰り広げてくれました。テーマが政治ということになるとちょっと笑えない部分も出てきて複雑な気持ちにさせられるところも無きにしも非ずでしたが、三越劇場というスペシャルな空間でのワンランクアップした活動、劇団が成長して行く様を見るのも嬉しいですね。映画『ルックバック』はあちこちから高評価が耳に入り、観てみましたが…私にはあんまり響きませんでした。末席ながらもマンガの創作という場にある身としてはこれを観て思うところありそうなものですが、彼女らの苦しみは私には思い当たらない種類のものであり、私の悩みは彼女たちには訪れないもの…らしかった。

 土曜の函館2歳Sは海のものとも山のものとも…名前だけで選ぼう!  枠順上からエンドレスサマー、ヴーレヴー、オカメノコイ、エメラヴィ。日曜の函館記念は相変わらずハヤヤッコ推し。オニャンコポン、トップナイフへ。

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2024.07.06

OLD ROCK Fans

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 今週はまず映画を2本。『ディア・ファミリー』は難病モノとしていくらでもお涙頂戴にできるところをうまく抑制を効かせ、私の大好きな“モノ作り”の話が主なテーマになっていて心を惹かれました。大泉洋は好きな役者さんの1人です。『朽ちないサクラ』はイマイチだった…私は公安を含め、警察の正義というものをまだ素朴に信じていたいのです。今この時にもとんでもない不祥事が報道されているとしても。さてさて、古くからずっとファンのGodiegoが明治座で催したコンサートに行ってきましたよ。ステージ上も客席もまぁ平均年齢が高くて(私を含め…笑)明治座という劇場のホスピタリティは客層に合っていたかもしれません。一番好きなアルバム『DEAD END』からの演奏曲が多かったのも嬉しかった。改めてその音楽性の高さ、良質さに深々と頷きます。そして突発的に歌舞伎座の『裏表太閤記』を観てきました。4時間15分の長丁場、本水を使った滝の中の乱闘、みんなが笑顔で見上げる宙乗り、今の歌舞伎界を背負う役者が揃っての豪華で贅沢な三番叟と、なんでもかんでもやれることは全部やるという感じのお腹いっぱいな演目でした。webで評判良かったので寸前にチケット押さえて足を運んでみて、とっても楽しかった。評判には乗っかってみるものです。

 日曜は七夕賞。織姫様=牝馬がいません。ずっと応援してる尾花栗毛のバビット、がんばってほしい。キングズパレス、フェーングロッテン、カレンルシェルブルと。プロキオンSは某団体から狙われてそうなヴァンヤールを連ヒモにこれも狙われてそうなハピ、そしてこちらも変な着順が続くマリオロード、そして連勝街道まっしぐらのヤマニンウルスを意地汚く押さえておく作戦で(笑)。

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2024.06.15

インプット&アウトプット

ShirokiyamaKakushigotoEsperanzaRocktenConanHaradake

 今週も色々観て来ました。舞台は劇団チョコレートケーキの『白き山』、加藤清史郎くん主演で今井朋彦さんの悪役がめちゃくちゃカッコよかった『未来少年コナン』、原田優一さんと原田薫さんの『原田家の野望』。映画『かくしごと』、荻野リサさんのフラメンコライブ、そしてロック生誕75周年・手塚治虫『ロック祭』。少し前にX(旧Twitter)で「クリエイターが作品を作り続けるために、インプットを怠ればアウトプットはできない」という話題がトレンドに上がっていました。私が演劇や映画やその他のエンタメに頻繁に足を運び続けるのはまったくもって趣味以外の何物でもないのですが、それでもこれらのインプットが創作に役立っていることは絶対的な事実だと思います。こうやって水や肥料をやり続ければこの花は枯れることがない、と信じてこれからもインプットし、アウトプットし続けたいものです。

 今週は重賞は日曜のマーメイドSだけですね。なかなか浮上できませんが、やっぱりラヴェルは応援したいです。連勝したけどG1に出たら14着という謎の悪夢が繰り返されたミッキーゴージャスも気になる。人気になりそうなエーデルブルーメを頭に据えて、後はタガノパッションあたりも買っておこうかな。

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2024.06.08

お魚とお馬さんと

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 相変わらず『ロミオ&ジュリエット』絶賛通い詰めでアップアップの中、宝塚星組公演『BIG FISH』を観て来ました。私のように普段は宝塚はほとんど観る機会のない観劇ヲタにはどうしてもどこか“タカラヅカ的違和感”というものが引っかかる部分があるものなんですが、これはそういうものがあまり感じられず、すんなりと観られる舞台でした。歌が上手いことで知られているトップの礼真琴さん以外にも特に娘役さんでものすごく歌の上手い人が数人いる。華やかでテンポも良く、とても楽しく観ました。続いてどんなに忙しくてもこれだけは絶対観る!と心に誓っていたジャッキー・チェンの最新作『ライド・オン』。主演のジャッキーの相棒が、馬。馬ですよ、そうです、馬。楽しかったなー。馬がちょっと危険な目に遭ったりヒヤリとするアクションをさせられる場面はありますが、総じて大丈夫なので、馬好きはみんな観てください。

 日曜、エプソムCはシンボリルドルフの血が流れているレーベンスティールを激しく応援。ヴェルトライゼンデ、トゥデイイズザデイぐらいまでにしておきます。函館SSはゾンニッヒ、サウザンサニー、人気なさそうでもシュバルツカイザーとカイザーメランジェは買っておく。ついでに東京12Rのニュージーズを激しく応援…10月の日生劇場『ニュージーズ』、早く全キャスト出して〜(汗)。

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2024.05.11

私の振り幅もなかなかですが

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 インド映画は『RRR』の他には意外と好みに合う作品がないという話を前々回にしましたが、後はこれが評判いいみたいなので観ようかなと前から思ってた『きっと、うまくいく』を観ました。これも、うーん、やっぱりあんまり。私はインド映画の陽気に盛り上がって楽しい部分と急にド深刻な事件が起きてしまうあたりの振り幅に感情がついて行けないのかもしれない。バランス悪いなぁと思ってしまうのですよね。ラストは爽快だったので観て良かったとは思ってます。久々にラグビーを生観戦。お天気も良くて試合の内容も濃く、楽しく過ごしました。大好きな姫野和樹選手やボーデン・バレット、アーロン・スミスなどの超大物選手のプレイを実際に自分の目で観られてありがたやありがたや。歌舞伎座にて『團菊祭』を昼夜ぶっ続けで。一番印象に残ったのは先代萩の「床下」で花道にドロドロドロと現れたとんでもない悪人役の團十郎の顔のまぁ恐ろしいこと。あの笑った顔は一見の価値があるな。加藤健一事務所『二人の主人を一度に持つと』。いつもカトケンさんの舞台は絶賛の私ですが、珍しく今回はうーむ…でした。でも観てる間は笑ったし、シェイクスピアやモリエールなんかが好きな人は楽しいんじゃないかな。枚数合わせのおいしいもの写真は囲炉裏のあるお店で食べた焼き蟹。

 土曜、京王杯SCはグランデマーレを中心に据える。お母さんのグランデアモーレを応援してたのです。ソーヴァリアント、プルパレイ、ウインマーベルの順に。日曜のヴィクトリアMは4代前にスイートコンコルドがいるウンブライルの熱烈応援に決まってるじゃないか。ナミュール、スタニングローズ、人気薄からはサウンドビバーチェ。

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2024.05.04

単館系が好き

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 今週はまずドキュメンタリー映画を2本、短編映画を1本。こういう単館系の映画をこまめにピックアップして観るのは楽しいです。『正義の行方』は観ている間に気持ちがまずは警察寄り、途中からやっぱり冤罪なのでは…いやでもやっぱり捜査の…新聞社カッコいい…いやでも…と激しく揺れ動きました。力作です。『94歳のゲイ』、これはLGBTの話でもあり、高齢化社会の話でもあり、人生は人との出会いに恵まれてこそなのだと身につまされる話でもあり。『見知らぬ人の痛み』…コンテンツ・モデレーター、そういう仕事があることは想像がつくけれど今まで考えてみもしなかった。ただこれは着眼点の素晴らしさのわりに掘り込みが足りないというか、まだこれからその先こそが大事なのではというところであっさり映画が終わってしまってビックリ。同じテーマで誰か改めて映画を作ってくれないかな。舞台はアガリスク・エンターテイメントの『なかなか失われない30年』を。アガリスクらしいドタバタとしたシチュエーション・コメディ。相変わらず緻密な作劇で面白かったけど、ちょっと詰め込み過ぎて(お話的にも舞台上の視覚的にも)いろんな意味でうるさかったかな。私も新宿界隈の30年なんて余裕で眺めて来てるので(笑)そのへんのネタはおおいに笑いました。

 土曜の京都新聞杯はヴェローチェエラ、アドマイヤテラ、ギャンブルルーム。日曜のNHKマイルCはアスコリピチェーノをアタマに据えてジャンタルマンタル、キャプテンシー、ロジリオン、ユキノロイヤル。新潟大賞典はレーベンスティールを不動のアタマにキングズパレス、リフレーミング、デビットバローズ。

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