映画を観ました

2026.06.06

ヲタク的追求作品

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 今週はまず映画『箱の中の羊』。千鳥の大悟さんの芝居が良いと聞いて観たくなりました。確かにとてもナチュラルで気負わない構えない芝居で上手かった。まぁ充て書きというか、いかにも向いてる役ではありますが。映画としてはSFとしてもヒューマンドラマとしても中途半端かなぁ。えっ話そっちに行くの?という戸惑い。舞台は4本、劇団チョコレートケーキの『帰還不能点』はこの劇団のエッセンスをギュッと煮詰めたような名作で、やはり見応えがあります。第二次世界大戦開戦直前の状況が今の時代にそっくりで震え上がったりもしました。Pカンパニーの『闇の中に』は触法精神障害者の話。こういったテーマをあまり重くなり過ぎずにうまく伝えてくれていたと思います。青年座『Sの顚末』はタカハ劇団の高羽彩さんの書き下ろし。平塚らいてうを始め「青鞜」の時代に生きる女性達を活写した作品でとても面白く観ました。その日の夜に私のヲタク的追求作品である『十二人の怒れる男』。今回もまたイケメン俳優さんを取り揃えてブロマイド売っちゃうやり口でまたコレかといささかため息つきつつ、中村梅雀さんやモロ師岡さんや佐藤B作さんなどベテランも配してバランスも取ってるし…ところが、そこに頼ろうと思ったのにこのベテラン陣がだいぶブレーキになってしまった。あんなに怒鳴りっ放しでは観ている方が疲れてしまうよ。しかも今回は2幕ものにしてたっぷりの上演。もう少しメリハリつけないと。このところこの作品は少し内容を整理してコンパクトに上演する傾向にあり、久々にカット部分ほとんどナシのフルバージョンを観たわけですが、これは丁寧にやればいいってもんでもないんだなぁという感想。枚数合わせの写真は最近食べた焼魚定食。

 ダービーも終わってしまいました。が、G1は続く。日曜の安田記念はひたすらレーベンスティールの応援。シックスペンス、ステレンボッシュ、トロヴァトーレあたりと絡めます。

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2026.05.16

いまさら初体験

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 何度か上演を重ねているミュージカル『レベッカ』を初めて観ました。クンツェ&リーヴァイの美しい楽曲、シンプルなミステリーを楽しく鑑賞。霧矢大夢さんのダンヴァース夫人はとても良かったです。こういう圧の強い女性をやらせたら天下一品ですね。続いてはこれも何度も上演されてるのに観るのは初めての『GYPSY』。大竹しのぶvs田村芽実の新旧舞台荒らし(もちろん褒めている)の対決にゴジラvsモスラを期待したものの、芽実ちゃんの本領発揮の場面が舞台ももう終盤になり過ぎていてもったいなかった。もっと全般にわたってガッツンとぶち当たってくれてたらもっともっと面白かっただろうにな。オーバーチュアから始まるミュージカルを久々に観た気がする。古風で好き。そして市川染五郎が挑む『ハムレット』。父も祖父も演じた役を彼も見事な感性で演じ切ってくれました。なにしろ板つきが良い。タッパもあって舞台映えがするし、歌舞伎で鍛えに鍛えた声とセリフ術は揺るぎなく、既に貫禄さえ感じさせる。この血筋に生まれた者としての覚悟を見せてもらった思いです。今後改めて現代劇からも引っ張りだこになるでしょうね、彼は。そしてオフィーリアの當間あみさんが美しい声と抜群の透明感でこれまた今後に期待させてくれました。本格的にミュージカルに挑んで欲しい。映画は評判の『ひつし探偵団』を。笑わせられて泣かされて、セバスチャンのイケメンぶりに惚れ惚れとし、ひつじたちの聡明さとバカさを堪能して楽しい時間をもらいました。これはおすすめ。みんな観てね。

  新潟大賞典はドゥラドーレス&シュガークンという固いところを押さえておいてサフィラ、ラインベック、シュトルーヴェと人気薄に流して遊びます。日曜のヴィクトリアMはボンドガール熱烈応援。エンブロイダリーは連ヒモと考えて、この人気ならオイシイんじゃないの?のチェルヴィニア、ヤネの新味でマピュースを買ってみましょうか。

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2026.05.09

美女と美男は芸能の花よ

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 双葉社の連載がGWで1回分お休みになったので何かエンタメ摂取に出向く先はないかと検索したら、なんと神保町のシネマリスで『シェルブールの雨傘』の4Kリストア版を上映してるのを発見。この作品、2023年上演の舞台版にかなりの回数通いました。映画も観たかったけどなかなか機会に恵まれず…まさか映画館で観られるなんて!とスッ飛んで行きました。フランス人の恋愛観との相違もあるのだろうけど日本人が演出して日本人が演じる舞台版に比べると主人公2人の恋もだいぶドライに見えてしまい、まぁ結末そうなるよなーという感じ。それにしてもカトリーヌ・ドヌーヴの輝くばかりに美しいこと。世界の映画史に永遠に残る美貌ですね。出演作を追いかけている幸田尚子さんが2人組ユニットを旗揚げした公演『杏仁豆腐のココロ』、初めて行く千歳船橋のAPOCシアターは1階がカフェでアート作品が並んでいたりして気持ちの良い空間。のほほんとした雰囲気で始まってハートウォーミングなお話かと思いながら観ていたらさにあらず、まもなく別れる夫婦のそれはそれは壮絶な物語でした。2人きりで話す間、距離を縮めては離れ、絶望を抱えてぶつかり合って弾け飛んではまた穏やかに距離をとって手探りで希望のかけらをたぐり寄せながら話し出す。相当な演技力が必要ですし、俳優同士の信頼感も必要でしょう。思いがけずずっしりしたものを観せてもらい、これからの上演作品も引き続き観て行きたいと思いました。5月の歌舞伎座は團菊祭、そして三代目尾上辰之助襲名披露公演。昼夜一気に観ました。。新・辰之助は姿も美しくやる気と責任感に満ちていて応援したくなります。贔屓の中村鷹之資くんは3演目に出演。中でも出色だった『助六由縁江戸桜』の朝顔仙平は軽妙な笑わせ役。朝顔をあしらったお衣装の姿もかわいらしくセリフも滑稽で、でも鷹之資くんがこういう役をやるとどんなにおどけていてもどこか品があってお行儀がよく、動きも声もキレイで観ていて実に気持ちがいい。この持ち味は他に変え難いと思います。それにしても團十郎の助六のイヤんなっちゃうほどの美丈夫っぷりよ。このBlogでは彼についてはわりと悪口書いてることが多いと思うけど、華のあることは掛け値なし、文句もなし。あ、昼の部1本めの『南総里見八犬伝』はもっと観たかったな。通しでやってくれないかな。ミュージカル『最強のふたり』、これはここしばらくで観た舞台の中でもトップクラスの良作でした。最初に配役を聞いた時は映画版の印象から「逆じゃないの?」とビックリしたけど、これで大正解でした。首から上と右手の指先しか動かせないのにあらゆる感情を豊かに表現する浦井健治くん、こちらは感情のままに自由に立ち振る舞う粗野な中年男を魅力的に演じる川平慈英さん、まさにタイトル通りの最強ぶりでした。少し観客をいじるメタな演出も楽しく、これは再演して欲しいです。

 土曜、エプソムCはステレンボッシュ、カラマティアノス、エピファニー。人気落ちてしまったけどオニャンコポンは応援したい馬です。京都新聞杯は強いとこで揉まれてきたベレシート、G1経験のあるアーレムアレスとバドリナート、巨体を利してコンジェスタス…といったとこで。日曜のNHKマイルCはここまで今年のG1はG1馬が勝ってきたという法則からすればカヴァレリッツォなんだけどね…うん、まぁ、これは押さえとくわ。ダイヤモンドノット、アドマイヤクワッズ、サンダーストラック、ギリーズポールまで手を広げておきましょうか。

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2026.04.11

ファミリーの一員に

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  2週続けてラグビー観戦。ほんのり応援してるリコーブラックラムズ、今回の対戦相手はコベルコ神戸スティーラーズ。好機と見るや確実に攻め込み得点する力はさすがに歴史と伝統ある上位チーム。ぐぅの音も出ない完敗、脱帽。試合終了後、バックスタンドにご挨拶に来てくれた“敵”チームに向けてブラックラムズ応援団=ラムズファミリーが大音声で贈る「Go!Go!神戸!!」コールはとても気持ちの良いものでした。こういう空気の一員になれるからラムズ戦の観戦ではバックスタンドに座りたくなるのです。たまたまなんとなくの巡り合わせで選んだチームはなかなか応援のしがいがあるチームのようです。続いてずっとずっと観たかったのにどうしても時間が合わず、最終週にすべり込んだ映画『ナースコール』。当日映画館に向かう電車の運転見合わせにブチ当たり、急遽バスに乗り換えて映画館への到着もすべり込み。ヒィヒィ喘ぎつつがんばってギリギリ駆けつけただけある、これは見事な良作でした。観られて良かった。こういう小品の当たりは嬉しいですね。お次は舞台『汗が目に入っただけ』。アガリスクエンターテイメントの冨坂友さんが鈴木保奈美・蘭寿とむ・田中要次らを迎えて繰り広げるまったりお葬式コメディ…と思いきや、後半ビックリの展開が待ち構えており、怒涛の「えっえっ!?」で観客も手に汗握り…の、いろんな意味で問題作(笑)。実験的で画期的でアイデア溢れるとても面白い作品なのだけど、肝心の鈴木保奈美さんがどうもコメディセンスがあるように感じられず、面白いことやってるはずなのにあんまり面白くないんですよね。他共演者はほぼみんな面白いにも拘らず。うーん。ご縁あってアガリスクさんとの共同作業が続いている彼女だけど、私は正直あんまり食い合わせが良いとは思えずにいます。アガリスクメンバーでコメディセンス抜群の前田友里子さんがしゃべり出すと途端に舞台が弾み出す。間が良くてとにかく笑っちゃう。コメディエンヌというのは鍛えて作られるものではなく個々人の持てる資質なのかもしれません。資質といえばいつもアガリスクの舞台でなんとなく面白いんだよなぁと感じて好きだった伊藤圭太さん、今回中継アナ役で素晴らしく鮮やかなアナウンスぶりを披露してくださり、滑舌も声の張りも文句なしで「これは…!」となっちゃいました。これまではワンポイントくすぐり的にトボケた味わいが魅力だと思っていた役者の別の顔と高いスキルを見せてもらい、惚れ直した感じです。好きな役者が増えるのは幸せなことです。同じ日にミュージカル『天使にラブソングを』。大好きで上演される度に観ています。笑って泣いて一緒に踊ってなんとも楽しい気分で劇場を後にすることができる稀有な作品。今回は明治座での上演、作中に出てくる食べ物・フィリーチーズステーキを場内で観劇弁当として販売するという好企画があり、予約しておいて開演前に食堂でいただきました。おいしくて楽しくて、こういう遊びはイイなぁと嬉しくなりました。

 土曜、NZTはとりあえずロデオドライブが本命。ディールメーカー、ヒズマスターピース、ブルズアイプリンスヘ。阪神牝馬Sは昨年の桜花賞馬エンブロイダリーを頭にカムニャック、アスコリピチェーノ、クランフォードまで。日曜は桜花賞。仁川の桜はどんな感じ? 色々考えたんだけどドリームコア、スターアニス、アランカールら人気馬はどうしても切れない。そのまま買っておとなしく観てましょうかね。

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2026.04.04

それでも観る意味

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 今週はいろんなジャンルに突撃してきました。まず『RRR in Concert』。国際フォーラムホールAにこんな数のDostiが集まってる状態がまず胸熱。映画を丸ごと上映しつつ劇伴をオーケストラが生演奏するという、昨今かなり流行ってる形式のコンサートです。いろんな映画でやってます。しかしこれ、私にはちょっと合わなかった。映画を観てるとオケが演奏していることを忘れてしまうし、オケの演奏ぶりを観ようとすると映画の方が疎かになるし、どっちつかずで私の席位置だとオーケストラ演奏の迫力というのもイマイチ届かず…それとこの映画はもう散々観倒してきてその音楽は身体に深く刻みつけられているわけですが、オケのリズム感がなんか聴き慣れたRRRの音楽のリズム感と違うんですよね。グルーヴが違うというか整然とし過ぎていてあのインド音楽独特のポリリズムのノリが感じられないというか。そんなこんなで催しとしては楽しかったけど全体的にはもうひとつ。それにしても改めて『RRR』はやっぱり面白いな。お次は久々に秩父宮でジャパンラグビーリーグワン・リコーブラックラムズvs三菱重工ダイナボアーズ戦。ほんのり応援してるBRが快勝。今季のBRは世界的プレイヤーであるTJ=ペレナラが加入した効果がようやく現れてチームとしての底力がアップした印象。攻めて攻めて押し切る強さが爽快でした。当日はまさかの29℃超え。暑かった〜。舞台はサルメカンパニーの『水の間の子供たち』を。1900年代のアメリカ、インディアン(という呼称を用いていたので、敢えて)の美しい4姉妹とアメリカ人男性たちとの関わり、人種の壁や歴史の残酷さを描く音楽劇。相変わらず主宰の石川湖太朗さんの作劇は巧みで鋭く、那須凛さんの演技は味わい濃くて引きつけられる。このカンパニー、今までは小さめの劇場で観てちょっと芝居とハコのサイズが合わず窮屈な気がしていたのが今回は中規模劇場の空間に放たれて存分にその世界を拡げ、そこに浸らせてもらうことができました。まだまだ今後も発展する劇団だと思います。映画は『炎かがよへ』…A.B.C-Zの戸塚祥太くんと、同じ事務所所属で舞台俳優として高く評価している原嘉孝くんが出てるというので観たんですけど…私が生涯で観た数えきれない映画の中のワースト5ランキングに彗星の如く飛び込んだようです(苦笑)。そもそもポスターを見たその時点で「この主役っぽい人、多分芝居できないな…」とその表情や佇まいでわかるってのもすごいんですけど、映画が始まったファーストカットから「あっこの映画ダメだ!!」と感じました(とめどなく汗)。戸塚くんと原くん含め名の通った何人かの出演者はまぁまともなんですが、出演者のほぼ半数が男も女も芝居がダメって、こんなことあり得るのか。所作はガチゴチ、チャンバラはバットスウィング、衣装はペナペナのポリエステル、そこだけこだわったらしいやたらとリアルな飛び散る血糊、えっそーなんですかそこなんですか?のBL展開…これはもう逆にみんなに観て欲しい。どのくらいダメなのか、それとも私が間違ってるのか、観て確認して欲しい。最初から最後まで本当に辛かった。イオンシネマの6ミタ特典でタダで観て良かったです…ハァ〜。でもね、たまにこういうのを観てしまうことで良いものとそうでないものの峻別がつくようになるわけですよ。良いものばかり、あるいは良くないものばかりを観ていては自分の中で価値の基準が作られない。勉強はし続けるものです。

 土曜のダービー卿CTはファーヴェント、ブエナオンダ、ゾンニッヒ、苦戦が続くエエヤン。チャーチルダウンズCはアンドゥーリル、サンダーストラックというガチガチ人気にストームサンダーをぶら下げてみる。日曜の大阪杯はもちろんレーベンスティール激推し。クロワデュノール、エコロヴァルツ、マテンロウレオまで。

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2026.03.28

ご両人!

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 今週はまず宝塚・星組、新トップさんのお披露目公演『恋する天動説』。ドタバタした明るいコメディで楽しく観ました。友達と一緒に応援しているひろ香祐さんはこの公演が星組所属としては最後となり、専科へ移動するのですが、花を持たせてくださったのか2幕のレビューで丸々1曲歌って踊るシーンがあり、とてもカッコ良かったです。久々の世田谷パブリックシアターで『コーカサスの白墨の輪』。小劇場系で私がものすごく推してる西尾友樹さんと森尾舞さんの両人が揃ってご出演。どちらも豊かな発声とハッキリキッパリしたキレの良い口跡、見事な存在感を示してくれました。たまたまなのかそれを狙ってのキャスティングなのか、一緒に出るシーンが多くてそれも楽しかったなぁ。ヒロインの木下晴香さん、語り部的存在の一路真輝さんがいずれも美しく、ミュージカルで培った堂々たる歌唱が最大限に活かされて輝いていました。ブレヒト作、ひねりと皮肉に満ちた物語も面白かったです。映画は『キング・オブ・キングス』を字幕版で。これは、うーん…私もよく知っているキリストの物語をなぞった作品で、それ以上でもそれ以下でもなく、何のために誰のために作られた映画なのかよくわからんかった。そして観ている間中私の脳内では場面ごとにその場に合わせて『ジーザス・クライスト・スーパースター』の楽曲が流れまくるのであった。🎵M〜〜〜y temple should be a house of prayer〜🎵  枚数合わせの1枚は世田谷パブリックシアター近くの定食屋さん「かど。」のぜいたくランチ。運ばれてきたものを見た瞬間「おかず多過ぎ!食べ切れるのか??」とビビり、満腹中枢が警報を出す前に黙々と粛々と平らげました。とっっってもおいしかった。お腹空かせてぜひまた行きたいです。

 東京・青山霊園=大久保利通公の墓所、春のおそうじ会の告知をX(旧Twitter)にて開始しました。どなたでもご都合の良い時間帯でご参加いただけます。私は終日作業しており、競馬のお話やその他なんでも気軽に話しかけていただければお相手できますし、ご所望でしたらサインなどもいたします。どうかちょっと草むしりがてら私に会いに来てください。詳しい日時や内容はXのDM、またはhttp://yoshidamiho.com/の「ここをクリック」からフォーム経由でもお問い合わせ可能です。

 土曜の日経賞はローシャムパークをアタマにミステリーウェイ、シャイニングソード、日曜にラグビー観に行く予定なのでホウオウノーサイドも買っておこうかな。毎日杯はローベルクランツ、カフジエメンタール、アルトラムスをこの順番で。日曜のマーチSは歯痒いレースが続くペイシャエスとコレペティトール、ミッキーヌチバナを応援。G1高松宮記念は何が何でもナムラクレア!もう頼むよホントになんとかG1勝ってちょうだい! サトノレーヴ、ママコチャ、レッドモンレーヴへ。

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2026.03.21

大切な作品

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 第1弾が面白かったし今回はカリオストロの城がモチーフと聞き、友達を誘ってルパン歌舞伎こと『流白浪燦星〜碧翠の麗城』を観てきました。『直侍』や『金閣寺』『十種香』などのおなじみの場面を物語の中に巧みに織り込んで歌舞伎ファンを楽しませ、カリオストロの名台詞「とんでもないものを見つけてしまったぁ!」「大変なものを盗んで行きました」、鴨つくね蕎麦を食べる場面などをうまく取り入れてアニメファンを喜ばせる。ルパンと姫の宙乗りや一行の客席降りなどの趣向もとても楽しい仕上がり。たくさんの工夫でワクワクさせてくれました。マンガやアニメを舞台化する時の歌舞伎の人たちの原作理解のための研究の深さ、リスペクトを感じさせる仕上げは本当に見事だと思います。劇団東演のアトリエでの公演『サムとハロルド』はアパルトヘイト政策下の南アフリカを3人の登場人物の会話で描く作品。戯曲そのものは良作だったと思うのですが青年ハロルド役の感情の表現にバリエーションがなく、いつもずっと同じ調子で怒ったり喚いたりしているのでだんだん飽きてきてしまい…気が逸れてフッと我にかえるとまた同じ調子で怒鳴っているという状態。イマドキの若者の特徴である語尾が消えがちなマズさもあって、この膨大なセリフ量をこなしながら終幕まで演じ切るにはもう少し訓練が必要なのではないかなと感じました。東演パラータはとても観やすい良いハコでした。また行きたいな。続いて私の人生の大きな一部を占める、名優・鹿賀丈史が俳優人生をかけてタイトルロールを演じ続けたミュージカル『ジキル&ハイド』…また新たなキャストを迎えての上演で観劇。ジキル博士とハイド氏を演じる佐藤隆紀さんはとにかく出す声のひとつひとつすべてが美しく響く、いわゆる“身体が鳴る”人で、フリートークの面白さにも定評があり、近年私のお気に入りの1人になりつつある役者さんです。前評判ではジキル博士は想像がつくけどハイドはどうなの?と言われていたところが、実際に演技を観てみるとむしろハイドの方が魅力的に思えました。声楽出身の極めて音楽的な人ですが、どうしてどうして演技にも面白みがあります。新たに加わった演出に驚いたり、ああそうだったこうだったと想い出と照らし合わせたり、ここはちょっと…と多少の不平不満もあったり、身体に深く刻み込まれた楽曲の数々を噛みしめながらやっぱり好きな作品だなぁと感慨深く終幕まで没入することができました。映画は『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』を。いきなりラッコ鍋ネタから始まるとは…(爆笑)。おなじみのキャラクターが縦横無尽に大活躍。チタタプのシーンは良かったですねぇ。この作品のアシリパさんと杉元の関係性がとっても好きです。さて、この続きはどうなるのかな? 完結まで映画で観たいですね。

 土曜、フラワーCはイクシードを激しく応援。その名の通り兄を超える名馬になれるか!? コズミックボックス、クリスレジーナ、ヴィスコンテッサとわりと人気薄に流します。ファルコンSはやはり人気になってるダイヤモンドノットをアタマにプルヴォワール、フォーゲル、メイクワンズデイと人気薄へ。日曜の阪神大賞典はなんだか大敗を経験してる馬が居並んでいて買いにくい雰囲気。この顔ぶれでダノンシーマは切れないよな。アクアヴァーナルは押さえとくとして、昔から名前が好きで応援してるシュヴァリエローズや10歳ダンディズムあたりを乗っけて遊びましょうか。愛知杯はナムラクララ、チェルビアット、セフィロぐらいで。

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2026.03.14

後から惚れ直すことも

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 今週はまず舞台『悪の花』から。私はA.B.C-Zファンとしては一応“五関担”ということになっておりまして、とはいえこれはとりあえず箱推しになった後、FC入会時に色々と消去法で「うーん、まぁスキルで言えば買えるのはこの人かなぁ」といった程度でこの人のファンですと申込手続きに記入したってぇだけなんですが、その後A.B.C-Zのステージにしろ彼個人の舞台にしろスッとぼけたYouTubeやTikTokの動画にしろこれはなんだか面白い人だなぁと、後出しでその魅力を知らされ続けている状態です。今回の舞台でも常からイイなぁこれはちょっとホンモノだなと思ってる舞台発声がまぁビックリのけぞるほどに素晴らしく、あの小柄な身体のどこからこんな声が出るのか感心するばかりでした。あんなに声を割ることなくしっかりした発声の怒号はなかなか出せるもんじゃありません。話の筋にはちょっと乗り損ねた感じがありましたが、後半にかけて急にガツッと理解が届き、怒涛の終盤に飲み込まれました。舞台をもう1本、信頼バツグンの名取事務所『鹿鳴館異聞』。森有礼と妻の話で、私は明治政府の薩摩出身者についてはある程度知識があるつもりでしたが、森有礼についてはちょっと油断してた…(笑)。この舞台、とにかく松本紀保さんが素晴らしい。新派の舞台のような味わいで語られる古風なセリフのニュアンス、語尾まできっちり伝わる安定した口跡、落ち着いて優雅な身振り、心の揺れを的確に見せてくれる表情。これは彼女の身体に流れる歌舞伎の血の力でもあり、彼女の研鑽の結晶でもあるのでしょう。小劇場を中心に活動している彼女、これからも舞台を観たいです。西山聖了さんの女形の芝居もとても良かった。名取事務所としてはかなり異色な風合いの舞台を楽しませていただきました。映画は2本、まずはコロナワクチンをモチーフにした『#拡散』。あらすじとキャスティングでこれは観たいかなーとかなり無理してわざわざレイトショーを観に行ったのに、ダメだったなぁ。成田凌と沢尻エリカを使ってこれか。この2人をキャスティングできた時点でなんかもうデキた気分になってしまってないか。もう1本は『放送禁止〜ぼくの3人の妻』。私は全然接してないんですが『放送禁止』という不定期放送の人気TV番組があるそうで、それの劇場映画版。いわゆるモキュメンタリー、これは楽しく観ました。いや、楽しい内容じゃないんだけどね。

 日曜、スプリングSはクレパスキュラー、アウダーシア、ラストスマイルぐらいで様子見にしておきます。金鯱賞はそうねぇ、超シルコレ爆走中のドゥラドーレス、連覇を期待してクイーンズウォーク、ヤネの腕前に期待してヴィレムといったところ。

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2026.03.07

役者は育つ

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 今週、舞台はミュージカルを2本。『ラパチーニの園』は濃密な物語を少人数でしっかりと築き上げた良作でした。セットもステキ。主演の林翔太くんはあの事務所所属のタレントの中では指折りに舞台俳優として評価できる人です。セリフも歌もいい。『最後の事件』はコナン・ドイルの創作の苦悩を彼が生み出した最強のキャラクターであるシャーロック・ホームズとの対峙で展開して行く面白い試み。面白かっただけに正直に言うと、6人いるキャストの中から日替わりで2人が登板するシステムの中、私が観た回よりももう少し力のある組み合わせの回で観たかったかなぁと感じてしまいました。映画は観たいのがたまっていてドッとお片づけ。心の鍛錬のために努めて観るようにしているナチスもので『死の天使 ヨーゼフ・メンゲレ』を。歴史の学びのために観ているので時系列でこの男のしてきたことを観たかったのだけど、これは逃亡生活における彼の苦悩の表現に重きを置いたわりと観念的な作品で、私にはやや退屈でした。『災』はWOWOWで放送されたドラマを劇場用に再編集したものらしい。そのせいもあってちょっと焦点がボンヤリしているし、香川照之演ずる謎の男の謎が私には結局どうにも理解できず…つまるところ彼は実在の人間ではなくて“怪異”みたいなものなの? だとしたらそもそもが理屈っぽいタイプの私は様々に起こる恐ろしい事件の元凶を“怪異のせいだから”で描く作品っていうのは安易で卑怯だなと思ってしまうのです。適当にコトを起こしては人ならざる力のせいってことにすれば何でも通っちゃうじゃん。私が普段その種のホラーを避けて観ないのはそのせい。続いては『木挽町のあだ討ち』。これは手堅く面白かったです。謎解きの部分も楽しめたし芝居小屋の中をあれこれ観せてもらうのも好奇心を満たしてくれたし、特に主人公の柄本佑は薄ぼんやりしている風に見せながら鋭さを持つ食えないキャラクターをうまく立ててましたね。木戸芸者の瀬戸康史が案外上手くて腰が座ってて良かった。彼はいつのまにこんなに上手くなったんだろう? そして同日にもう1本『レンタル・ファミリー』を。心温まる映画でした。平岳大さんももうすっかりベテランで良い味わいの役者になりましたねぇ。今の時代、英語のセリフをキレイにこなすことは俳優として必須の能力となってきてますね。

 土曜、中山牝馬Sは良かった頃を思い出して欲しいステレンボッシュを思い切ってアタマに据え、ボンドガール、エリカエクスプレス、レーゼドラマへ。報知杯FRはサンアントワーヌ、ファニーバニー、トワニ。あんまり厚くは買えないレース。日曜の弥生賞はアドマイヤクワッズからかなぁ…バステール、ステラスペースぐらいでそーっと様子見。

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2026.02.28

実力者の実力

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 今週はまずおなじみ荻野リサさんのフラメンコライブから。今回も満席の高円寺『エスペランサ』、共演の泰晴美さんとギターラのミゲル・イグレシアスさんは私には初めてのお顔。どちらかというと悲しみや嘆きなど影を感じさせる踊りを得意とするリサさんと対照的に陽性の輝きを纏う泰さんの踊りもとてもステキでした。映画を1本、ミュージカル界の実力者が顔を揃えるショートムービー『なりすま師』。期間限定公開の日程でこの日しか行けそうにないなと席を手配した日がちょうどトークイベントの日で、出演者の楽しい裏話など聞くことができて運が良かったです。映画も奇想天外なアイデアで面白かった。シュールでフザケた内容(褒めてます)に本格的なミュージカル歌唱が浮いてるようなジャストフィットしてるような、の絶妙の味わい(笑)。やっぱり基礎力のある人たちは何をやらせてもある種の確信と安定感があるから面白いのですよね。続いて舞台はPカンパニーの『シン犯人』を。冤罪で投獄されたまま死刑になってしまった女性の話を彼女につながる人々の平凡な日常と地続きで描いてくれて、見応えがありました。ここはこういった社会問題を深刻にならないタッチで観せてくれる面白い劇団で、今後も内容を吟味しつつ拝見していこうかなと思っているところです。枚数合わせの画像は歌舞伎座ロビーのミニギャラリーにいる御所人形「見立て三番叟」くん。なんだかちょっぴり中村鷹之資くんの笑顔に似てる気がします(笑)。

 土曜、オーシャンSはママコチャ、ファンダム、レイピアと固めに。日曜の中山記念はレーベンスティールを不動の主軸に据えてチェルヴィニア、エコロヴァルツ、オニャンコポンもちょっぴりね。チューリップ賞はコニーアイランド、アランカール、ホワイトオーキッド。

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