芝居を観ました

2017.05.28

観ておくべきもの

Hyoen2017 Les_mis2017

 「氷艶2017 破沙羅」を観て来ました。歌舞伎とフィギュアスケートの融合って一体なんじゃらホイと頭がもげるほど首を傾げながら代々木第一体育館へ。こんな近くでスケートを観るのは初めてです。この企画のリードオフマンになった市川染五郎さんは「氷上に舞台を作って歌舞伎役者は舞台上、スケーターは氷上というのでは潔くない」と考え、一面の氷だけを舞台に歌舞伎役者はスケートを、スケーターは歌舞伎の所作を稽古して公演に臨んだとのこと。始まるやいなや荒川静香さんは遥か天空から宙乗りで登場し、高橋大輔さんはスケート靴なしのダンスも披露し、染五郎さんは空中に吊られてぐるんぐるん回って見せたかと思えばスケート靴での六法、リンクいっぱいの大蛇が降臨し、日本神話と歌舞伎のキャラクターが次から次へと登場して…もう何がなんだかめちゃくちゃ面白いカオスでした。エンタメ好きには年に何本か「これは観ておいて良かった!」と思う公演があります。これは間違いなくその1本でした。おなじみ中村亀鶴さんは猿田彦から武蔵坊弁慶に姿を変えるキャラで、派手な衣装と長槍での立ち回り、そしてとにかく素晴らしい美声の大音声がアリーナいっぱいに響き渡って感動しました。「八幡屋!」と声をかけたかったー。
 そして今年も「レ・ミゼラブル」が始まりました…秋までずっとおつきあいです。
 いよいよダービー。予想は公式にて。目黒記念はワンアンドオンリー、ウムブルフ、フェイムゲーム、ヒットザターゲットの4頭で。

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2017.05.13

舞台も観てます

Charlie ShinshiPapaohtokyo

 最近は映画の話題が多いですが、もちろん舞台も観てますよ。「きみはいい人、チャーリー・ブラウン」…子供の頃は英語はよくわからないながらにピーナッツシリーズの漫画を読んでました。なんとなく静かで平和で哲学的なあの空気が好きだったんです。その世界観を舞台の上に持ってきて、特に大事件が起こるわけでもなく、でもなんとなく眺めていて楽しい作品でした。スヌーピーを演じた中川晃教くんの持つ強大な歌唱力は無駄遣いされてたけどね(笑)。「紳士のための愛と殺人の手引き」…とても楽しかった。楽曲も良かったし、ミュージカル観たー!って感じを満喫できる作品でした。2014年にトニー賞を受賞してる比較的新しい作品なのに、なんだか古き良き時代のミュージカルみたいなの。あんまり理屈っぽくないこういう作品をゲラゲラ笑いながらたくさん観たいなぁ。そして東京国際フォーラムホールCに舞台を移しての「サクラパパオー」2回め。元々は小劇場サイズの芝居なんだけど、大ホールで映えるようにしてある演出がここでも輝いてました。塚田僚一くんはアクロバットを得意とする人だけあって舞台上での動きがとにかくキレがあって鮮やか。いっしょうけんめいな芝居ぶりも観ていて気持ちがいいです。ところで塚ちゃん、WINS渋谷で馬券買ってるの目撃されたみたいですよ…この舞台をきっかけに競馬にハマッたの?
 ヴィクトリアMの予想は公式にて。土曜の京王杯スプリングSはグランシルクをアタマにクラレント、ブラヴィッシモ、トーセンデュークと人気薄へ流します。

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2017.05.06

呼吸を忘れました

Difiled

 DDD青山クロスシアターにて「Defiled」観劇。理由あって図書館を爆破しようと企てる立てこもり犯と、それを説得にかかる交渉人役の刑事による約100分の息もつかせぬ対話劇。客席たった200の濃密な空間で演じられる2人芝居、これは素晴らしかったです。勝村政信さんの緩急自在の芝居巧者ぶりにのけぞるほど感動。相手役にはA.B.C-Zの戸塚祥太くん、彼も舞台経験は豊富で、正攻法で果敢に食らいついて行くひたむきな様子が役にもマッチしていてとても良かった。戯曲も面白いし、これは今年上半期ではトップ3に入れるべき作品でした。
 GWの連休中なので予想はこちらで。土曜の京都新聞杯はゴールドハットからインヴィクタ、ミッキースワローとやや固めの組み合わせで。日曜の新潟大賞典はトーセンレーヴの単複だけ買って見守る…現時点での前売りが12番人気ってどーゆーことよー(泣)…おまえももう9歳か。応援し続けてるよ、がんばれ! そしてメインのG1・NHKマイルCはワケあってプラチナヴォイスを熱烈応援。マンガでも活躍してもらっているガンサリュートとの組み合わせならだいぶつきそうだな。

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2017.04.29

サクラパパオー!

Papaoh1 Papaoh2

 彩の国さいたま芸術劇場にて、A.B.C-Zの「金髪・筋肉・塚ちゃんです!」でおなじみ塚田僚一くんが主演する舞台「サクラパパオー」が始まりました。たまたまハマッたアイドルグループのメンバーがたまたま競馬を題材にした舞台に出演してくれる偶然の幸運、演目は好評につき再演を繰り返した劇団ラッパ屋の名作。小躍りしながら劇場へ。舞台の上には巨大な蹄鉄、メリーゴーランド、芝生にハロン棒。ヨーロッパの古いオルゴールみたいなファンタジックな舞台装置がとってもステキ。そしてその中でイキイキと息づく愛すべき登場人物たちが巻き起こす騒動に客席も一喜一憂、笑ったりしんみりしたりちょっと涙を誘われたり…本当に楽しかったです。競馬をまったく知らない人でも楽しめるように作られていますが、競馬好きなら「あーそれ、わかるなぁ!」という小ネタも満載。競馬ファンにもぜひぜひ観ていただきたい舞台です!
 天皇賞(春)の予想は公式にて。青葉賞は散々マンガでイジッてしまったマイネルスフェーンを熱烈応援させていただきますよ。トリコロールブルーとイブキに流します。

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2017.04.22

挑戦の血

Akame1 Akame2

 赤坂ACTシアターにて上演中の「赤坂大歌舞伎・夢幻恋双紙(ゆめまぼろしかこいぞうし)~赤目の転生」を観ました。劇場のまわりに幟を立てたりパンフレットや小物を売る屋台を出したり入り口に“まねき”を上げたりして、中村屋さんはこういう祝祭的空間を作って客を楽しませるのがお上手。劇場入りの時からもうワクワクさせられてしまいます。今回はモダンスイマーズの座付き作者&演出家の蓬莱竜太さんと組んでの新作歌舞伎、どんなものかなと楽しみにしていましたが…それはそれは、ただの演劇ファンとして気分は終始&常時前のめり!という感じで一瞬の休む隙もなく深く深く見入ってしまいました。怖くて切なくて胸が痛む物語。心の弱い処をグイグイ突いてくるので少々メンタルがやられ、こりゃ後々まで尾を引きそうだなとため息をつくほどでした。怪作にして快作、問題作でありつつ繰り返しの上演に耐える力を持つ作。創作歌舞伎に意欲的で新しい作品、新しい表現の世界を次々と切り拓いて行く勘九郎・七之助兄弟は本当に頼もしいです。今は亡き勘三郎さんがそうであったように、中村屋の血…なんでしょうね、これは。そしてこの作品で私の贔屓役者さんである中村亀鶴さんがキーパーソンとして目覚ましい働きぶり。演じなければならない役の性格が幅広く、芝居巧者で芸達者なところをたっぷり見せていただいてとてもとても嬉しかったです。こんなに“使える”役者であることが、観ていて誇らしく思えました。
 春G1の予想は絶不調!(笑)…今に始まったことじゃないけどさ。土曜、福島牝馬Sは久々に人気になってるウキヨノカゼからブリガアルタ、ギモーヴへ。日曜のフローラSはドリームマジック・フローレスマジックの魔法コンビにラユロット。読売マイラーズCはエアスピネル・ブラックスピネルのスピスピコンビにイスラボニータが突っ込んで2着だな(笑)。

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2017.04.01

全力でフザケる!

Haiyusai

 第38回俳優祭に行ってきました! これは一般にはほとんどチケットが出回らないスペシャルな公演。主だった歌舞伎俳優さん総出の一大イベントで、以前から一度行ってみたいと熱望していたのです。当日の歌舞伎座はまさにお祭り騒ぎ。ロビーには俳優さんたちが店先に立って呼び込みや販売をする模擬店が並び、当日だけのお楽しみ演目では超豪華出演者陣が全力でフザケる。なんとも贅沢な催しです。勘九郎さんは和楽器伴奏で恋ダンスを踊りまくり、染五郎さんは猿之助さん演ずるバイオレンスかぐや姫の霊力に操られて花道の再奥と舞台の間を何往復も走り回らされ、作品を監修した菊之助さんと海老蔵さんは竹取の爺さん婆さんで美貌を無駄遣いされ(笑)、本当に楽しかったです。
 今週はいよいよ新G1、大阪杯ですね。そちらの予想は公式にて。土曜のダービー卿CTはマイネルアウラートからロイカバード、クラレントへ。ふんわりした予想だな(笑)。

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2017.03.11

幾たびかあのホテルへ

Grandhotel

 宝塚月組公演「グランドホテル」、人気公演のプラチナチケットを観劇友達が手配してくれてとても素晴らしいお席で拝見。この演目は大好きで様々なバージョンを観て来ましたが今回の宝塚バージョンもとても楽しかったです。とにかく楽曲が素晴らしいし、宝塚歌劇団でのキャラクターづけなので登場人物の人間描写のイヤな部分が適度に和らげられて表現されており、それが良いか悪いかの評価は二の次にするとして心穏やかに観ることができました。第2部のレビューは「カルーセル輪舞曲(ロンド)」と題されていきなり舞台上に巨大な回転木馬が現れ、馬好きの私は大喜び。華やかでこれでもか!というぐらいお客さんを楽しませてくれる宝塚の舞台、私はホントにまれにしか観ませんが、観る度にそのサービス精神に感服します。なるほどねー…と思うのです。
 土曜、金鯱賞は最近とみにマンガによくご登場いただいているヌーヴォレコルトからルージュバック、サトノノブレス、ステファノスへ。日曜の中山牝馬Sはトーセンビクトリー、マジックタイム、デニムアンドルビー。フィリーズレビューはやっぱりレーヌミノルから行っとこうかなぁ。ジューヌエコールとの裏表を厚めに、カラクレナイ、アズールムーン、ステラルージュまで。

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2017.02.25

胸がすく

Cds Bigfish

 「胸がすく」「胸のすく思い」という言葉があります。そんな舞台を観て来ました。まずは「Crazy Dance Show WEDNESDAY」。近年公演のあるたびに極力観に行くようにしているダンスカンパニー、CSB Internationalの全メンバーによるダンス公演。リーダー格の新上裕也さんの壮絶にハードな振付を踊りこなす手練のメンバー、すばらしい迫力でした。踊るオトコって本当にカッコイイ。ただただ呼吸も止まる思いで呆然と見入るばかりでした。続いてミュージカル「ビッグ・フィッシュ」。ティム・バートン監督で映画にもなっている作品で、心洗われるような父と息子の物語。誰が観ても楽しいに違いない清々しい良作でした。かねてよりミュージカルの世界では実力に定評のある川平慈英さんがここへ来て当たり役を掴んだな、という印象。TVでは軽めの芸風で面白サッカー解説者みたいな扱いかもしれない彼が本来は歌えて踊れる見事な舞台俳優なのだということをもっと一般にも知らしめたいと痛切に感じました。
 土曜のアーリントンCはヴゼットジョリーから。前走G1は残念な結果でしたが、まだまだここで怯んでもらっては困る1頭。相手は人気でもペルシアンナイト、ディバインコード。日曜の中山記念はリアルスティールをアタマに固定してアンビシャス、ヴィブロスへ。阪急杯は武幸四郎騎手にご祝儀でカオスモス、ここはお兄ちゃんも張り切るだろうからブラヴィッシモ。この2頭だけ裏表で買って、後はおとなしく見ることにしましょう。

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2017.02.11

初舞台

Nigatsu Shumei

 歌舞伎座にて「二月大歌舞伎」を観て来ました。中村勘九郎さんのお2人のご子息がそれぞれに中村勘太郎・長三郎を襲名しての初舞台。外題の「門出二人桃太郎」は家来の犬に市川染五郎、猿に尾上松緑、雉に尾上菊之助が揃うなど豪華な顔ぶれで固め、実に華やかで楽しい舞台。かわいらしい御曹司2人、勘九郎&七之助兄弟のように立派に育って将来の歌舞伎界を背負ってくれるでしょうか。楽しみです。ひいきの中村亀鶴さんは「梅ごよみ」の渋味のある悪役・古鳥左文太。あいかわらず良いお声でステキでした。
 土曜のクイーンC、まだここは人気通りに買うしかないかなぁ。アドマイヤミヤビをアタマにフローレスマジック、ディヴァインハイツへ行ってみますか。日曜、共同通信杯はムーヴザワールド、エアウィンザー、タイセイスターリーを三角買い。京都記念はマカヒキを見るレース。アクションスターとサトノクラウンを添えておきましょう。

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2017.01.22

押しどころ引きどころ

Franken Angel

 日生劇場にてミュージカル「フランケンシュタイン」。見処はただひたすら中川晃教さんの絶唱、これに尽きる。作品的には私はちょっと…な。韓国ミュージカル界は今どんどん新作のオリジナ作品を生み出していて勢いがあり、ガラコンサートなどで楽曲を聴いた限りでは派手な印象の曲が耳に残りやすく、けっこう好きかもと思ってたんですが…実際に舞台作品として観てみると、最初から最後までとにかく全部が全部その調子。曲もストーリーも構成も演出も。なんというか…やりたいことを全部やらないと気が済まないんだろうなぁ、言わなくても見せなくてもわかることを言い過ぎ見せ過ぎなんだよね。客の想像の余地が残されていないのね。私は1本も見たことがないのだけど韓流ドラマってのもこんな感じなのかな。押すばかりで引くところを知らず、観ていて疲れてしまいました。
 大野幸人ソロアクト「Angel」、とても小さな会場でのけぞるような近さで観るダンサーの身体の動きの鮮やかさに息を呑みました。過不足のないストーリーの仕立ても面白く、感情の乗ったセリフも上等。観ておいて良かった、と思える1本でした。80分をたった1人で演じ通す力量に拍手。
 AJCCはシングウィズジョイとワンアンドオンリーを裏表。潔くこれだけ。東海Sはラストインパクト、ロワジャルダン、ロンドンタウンにリッカルドと散らしてみましょう。

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