芝居を観ました

2023.01.28

大きな舞台も小さな舞台も

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 コロナ禍の影響による2020年の公演中止から約3年、ようやく上演がかなった「チェーザレ 破壊の創造者」。おそらくこの豪華キャストを再び揃えて上演できるまでにこの日数を要したのでしょう。豪華なキャスト、豪華な衣装、明治座さんが総力を結集して打ち出しただけのことはある観応えのある力作でした。こういうオリジナルの大作を創り出していこうという熱意、たくさんのフォトスポットや演目にちなんだお弁当やジェラートなどが用意されて盛り上げてくれている劇場ロビー、その姿勢を心から応援したいです。キャストと言えばシアター風姿花伝「おやすみ、お母さん」は実の親子である女優さん2人の舞台。これがもうピリピリするような緊張感に溢れる芝居で、ヘトヘトに疲れて溜息つきながらも観て良かったなぁと頷く作品でした。疲れて溜息といえば「終わりの行方」…両親の介護の経験もある私としては心に刺さる身に迫ることばかりで本当に観ていて疲れました…(褒めてるんです)。身に迫るといえば「参加型裁判演劇 極刑」、これはとても面白い試みでした。観客は裁判員に選出されたという設定で舞台で演じられる裁判に参加します。クジ引きで選ばれて実際に評議に加わる観客もいますし、そうでない客はスマホを使ってチャットでその時の心境や考えを話し合える。裁判長役は本物の弁護士さん。裁判の進め方は実際の裁判員裁判とほぼ同じだそうで、疑似体験をさせてもらいました。実際に死刑か無期懲役かを判断するとなると考え込むものですね…上演回ごとに判決は違うそうです。

 さてさて、根岸Sは絶好調のギルデッドミラー、こちらも絶好調バトルクライ、手堅いヘリオス、人気薄からはエアアルマスあたりで。シルクロードSは良かった頃を思い出してほしいレイハリア、残りの騎乗もカウントダウンに入りつつある福永騎手のキルロード、連勝はどこまで伸びるのかマッドクール。

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2023.01.21

舞台色とりどり

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 古典の名作歌舞伎「十六夜清心」、観るのは初めて。なんというか…むちゃくちゃな話で(笑)。なんだろうなぁ、当時実際に起きた事件を元にあれもこれもネタを全部盛りにしちゃったって感じなのかな。筋はわかるけど心がついて行けないやつでした。贔屓の中村亀鶴さんはなんだかボンヤリした役だなぁと思って観てたら実は!の儲け役。ステキ。「宝飾時計」は鋭敏な戯曲に鋭敏な役者が揃って見応えのある舞台。こういうものを面白いと感じられる感性を保っていたいものです。それと比べるとこちらはもう、どストレートに感性に訴えかけてくるスポ根舞台「風が強く吹いている」、これは感動的でした。人気小説が原作なので物語の骨格がしっかりしてる。キャラクターも立っていて、必ず誰かに感情移入できる。主演の塚田僚一くんはしっかりとした舞台の芯としての貫禄も感じさせ、伝わるセリフと確かな感情表現でキラキラと輝いていました。TVのバラエティではアウトな人だと思われてるかもしれないけど、こういう面も知られて欲しいですね。枚数合わせの写真はあいかわらず食べ歩いているビリヤニ。マトンはそれほど好きじゃないけどビリヤニの具材としては定番のチキンよりも少しクセのあるマトンの方が合ってる気がして、マトンがあればマトンを頼みます。

 日曜、AJCCはエピファニーが連勝を伸ばしてここで一気に重賞奪取となるか。相手はガイアフォース、昔を思い出してほしいアリストテレス、人気薄からはユーバーレーベン。東海Sはこちらも連勝からの重賞獲りに挑むプロミストウォリアを本命にクリノドラゴン、ゲンパチルシファー、ハギノアレグリアスあたりでそーっと。

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2023.01.14

競馬映画には点が辛い

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 年末から年明け、かなりゆっくりの日程でお休みがいただけたので精力的にあれこれ観て来ました。映画は「マガディーラ 勇者転生」「ファミリア」「ドリーム・ホース」、舞台は大好きな戯曲「十二人の怒れる男」の東京乾電池版、そしてその本歌取り的な作品のひとつである「12人のおかしな大阪人」、それから大好きな石井一孝さんのシークレットライブ。それぞれに楽しかったりちょっとコレはなぁだったり。中でも触れておかなければならないのは「ドリーム・ホース」だと思いますが…これは私個人の感想としてはあまり取り立てて面白いとは思えませんでした。実話を元にしているだけにそう突飛な事件は起こらず、1頭の馬の生い立ち、怪我による挫折、それを乗り越えての勝利…という競馬モノとしてはどうにもこうにも定型どおりというか、ありきたりな感動物語という以上のものは感じられなかったんですよね。「ライド・ライク・ア・ガール」の時と同様、どうしても競馬映画には点が辛くなってしまうな。でも気持ちのいい映画ではありました。共同馬主の1人である厳しい顔をしたおじさんが愛馬の応援で競馬場に行く時に馬蹄の模様の入った靴下を履いていくのがすごくかわいかった。

 土曜の愛知杯は人気薄だけどリアアメリアからフィオリキアリ、アブレイズ、アンドヴァラナウト、ルビーカサブランカへ。日曜の京成杯はシャンパンカラー、セブンマジシャン、シーウィザード。日経新春杯はもちろんロバートソンキーを熱烈応援だよ。そろそろ重賞に手が届いてもいいんじゃないかと思ってます。他にはハヤヤッコ、プライドランド、ヴェローナシチーなど名前の残る単勝馬券を買っておきたい馬が出てて楽しいね。

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2022.12.24

寒さに負けず

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 ジャパンラグビー・リーグワン、開幕。まずは味の素スタジアムへサンゴリアスvsスピアーズの試合を観に行きました。強豪サンゴリアスが黒星スタートという波乱の展開で面白い試合でしたが、日頃超インドア派の私には冬のスタジアムは寒過ぎたー。次に行く時にはもっと重装備に…って行くんかい。行くつもりあるんかい。年寄りの冷や水ってそういうの言うんだぞ。もう少し気候が穏やかになってからにした方が身のためかもしれませんね。serial number labo01と銘打った公演「痩せた背中」は小規模公演ならではのていねいな作りの芝居で、詩森ろばさんの作品上演形態の今後の新たな可能性を感じました。多くの観客を相手にした大きな公演ももちろん大事ですが、こういう形でも彼女の作るものを観てみたい。ぜひ続けていってほしいです。大好きな島田歌穂さんの「アメリカン・ラプソディー」はガーシュインの歌がたっぷりの素敵な舞台でした。客席にはジャズの好きなお客さんもたくさんいらしてたみたい。良い空間でした。同じ日に同じ高円寺で荻野リサさんのフラメンコライブ。毎度毎度「すごい!」しか褒める言葉がなくて困っちゃう。

 オジュウチョウサン、いよいよラストランですね。何よりもまず、無事を祈ります。土曜の阪神Cはグレナディアガーズから人気薄へ。ラウダシオン、プルパレイ、ライトオンキュー。さぁ、日曜は有馬記念。私の大好きなレースです。本命はタイトルホルダー。イクイノックス、ジェラルディーナもはずせない。そして今回は隣の枠を気にせずに(笑)エフフォーリアも買っておきたい。良いレースになりますように。

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2022.12.17

今週も幅広く

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 話題の映画版「SLAM DUNK」観ました。単行本が家に全巻揃っていて通して読んではいるけれど細部の記憶はほとんどなく…内容については多分もっと熱心な層が色々語ってると思うので私があれこれ言うほどのことはありません。これは物語よりも圧倒的な視覚効果を観る映画かなぁ。止め絵の強烈な魅力、終盤の鮮やかなスピード感、最新のアニメーション技術の粋を見たという気がしています。加藤健一事務所「夏の盛りの蝉のように」はとにかく加藤忍、これに尽きる。おっそろしいほど巧いな、この人は。「ABC座・ジャニーズ伝説」、正直ジャニ伝はもういいよーという気分ではあるのですが、それでも上演ごとにブラッシュアップして無駄を削ぎ落として行く前向きな姿勢は評価に値すると思います。なかんずくショー場面の見せ方の上手さ、文句のつけようのない華やかさ。彼らのようにあの事務所にあっては地味と言われがちながらもしっかりとした腕を持つ舞台人はもっと認めてあげなきゃイカンと思います。新宿梁山泊「奇妙な果実・マルコムXと金嬉老」、難しいテーマを音楽を盛り込むことでグイグイ見せてくれました。出演者からお誘いをいただいていなかったら観てなかったと思う。勉強になりました。芝居が終わってアフタートークが開催されている真っ最中に演出の金守彦さんの紀伊國屋演劇賞受賞の報が飛び込む嬉しいハプニングあり。

 土曜、ターコイズSは人気薄に買いたい馬がいっぱいいる。レイハリア、ローザノワール、スカイグルーヴ。日曜は朝日杯FS。どうしてもこれ!というような馬がいないのでここは珍名馬でふざけておこう。オオバンブルマイ、ドンデンガエシ、ウメムスビ。これが1〜3着だったらもうお祭りだね(笑)。

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2022.12.10

小さな小さな映画館

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 ロック様ことドゥエイン・ジョンソンが好きなので「ブラックアダム」観て来ました。うーん、こういうアンチヒーローよりも彼は笑ってフザケてる方がいいと思う。そのかわり風をまとって舞い上がるサイクロンと無駄口が多くてビビリでいつも何か食べててでっかくてかわいいスマッシャーが大変気に入った。この2人がメインのスピンオフができたら走って観に行く(笑) 。「RRR」に触発されたわけではなく観劇友に勧められて観たインド映画「響け!情熱のムリダンガム」、これがすっごく面白かった。ミュージカル的でもあり師弟モノでもあり音楽のプロフェッショナルの話でもありと私の大好物がこれでもかと詰まってる。初めて行ったCINEMA Chupki TABATAという座席数20席の小さな小さな映画館はアットホームな雰囲気も好ましく、上映作品のラインナップも良かったのでまた訪れる機会がありそう。変わってこちらは舞台、文学座「文、分、異聞」。作品としてはよくできていて面白かったんだけど、これ、役者の演じ方次第でもっと軽めのタッチで笑わせていい戯曲だったんじゃないのかなぁ。文学座のカラーなのかわからないけど生真面目にやり過ぎたような気がする。文学座の往年の所属俳優が実名で登場し、それをもじったくすぐりで爆笑する客席の観劇IQの高さはなかなかのものでした。文学座のアトリエは信濃町にあり、ついでに慶應大学の近代建築を見学して来ました。洋館大好き。

 土曜、中日新聞杯は前走大負けしてる馬が多いな…大負け組から買ってみるか。ハヤヤッコは無条件に応援するとして、アルジャンナ、ギベオン、アスクワイルドモア。日曜、カペラSはリメイク、ヤマトコウセイ、オメガレインボーとこちらは固めに。阪神JFはウンブライルを熱烈応援です。なんとなれば彼女にはシンボリルドルフの一族の血が流れているからです。ワタクシ、かかっております。これを書いてる現時点で1番人気になってるのはいかがなものかと思うけどな。他にはラヴェル、モリアーナ、そのくらいで。

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2022.12.03

キモチ悪い映画(褒めてます)

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 今週も快調にインプット。映画は「母性」「ザ・メニュー」「サイレント・ナイト」。それぞれに意味は違うのだけど全部共通して“キモチ悪い映画”でした。自分の日常にこういうことがあったら嫌だし、登場人物の考えてることや常識が私の感性では理解できないし、なんだかずっと居心地が悪い。でも他人事としてそういったものを知るのは面白い。良い言葉で言えば知的好奇心。悪く言えば出歯亀的のぞき趣味。こういう気分を味わうのもわざわざ映画館まで観に行って自分の知らない世界に没入することの意味なんですよね。舞台は「どっか行け!クソたいぎい我が人生」を初めて行くこまばアゴラ劇場にて。主演の占部房子さんは好きな女優さん。おっとりして見えるけど何か激しい表現が必要になった時の瞬発力と発火力がすごい。小さな劇場で間近でその演技に接することができて嬉しかったです。「メイン通りの妖怪」は飛田新地の女性たちの話。webで目に止まった情報だけで足を運んでみましたが、とても面白かったです。枚数合わせにいまだに「RRR」の興奮冷めやらずYouTubeで動画を見まくり、ナートゥ脳から脱却できずに食べた海老カレー。大きなナンとタンドリーチキン、そしてラッシー。

 土曜、ステイヤーズSは月並みだけどメロディーレーンの応援かな。シルヴァーソニック、ディバインフォース、ユーキャンスマイルへ。チャレンジCはルビーカサブランカ、ブラヴァス、ヒンドゥタイムズ、ソーヴァリアント。日曜のチャンピオンズC、テーオーケインズには逆らわない。せめてハピ、オーヴェルニュ、サンライズノヴァと人気薄へ流しておこう。

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2022.11.26

良いペースです

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 今週も映画2本に舞台2本。良いペースです。「宮松と山下」はそう思って観てるとそうじゃなかった、の裏切りが様々なスパンで繰り返される仕掛けが面白くて心地よく巻き込まれながら観ました。エキストラという仕事には昔からちょっと関心があります。「天使にラブソングを」…何度観ても同じところで泣いてしまう、上演されるたびに必ず観ずにいられない舞台。今回改めて鳳蘭さんの巧さにうなりました。ちょっとしたセリフひとつの呼吸の置き方であんなにも観客を笑わせることができる…凄いです。「獅子の見た夢」は戦時中の新劇人たちの物語。時局の動静に常に振り回されて来た芸術というものの価値について、考えさせられます。「シスター」は中国映画。私は自分自身が非常にドライな性格だと思っているのでこの映画もかなりドライに観てしまいました。もし自分が主人公の立場に立たされたら、私は果たして弟を引き取るだろうか。うーん。そして中国人の感情表現の激しさにひたすらビビるのだった。

 土曜のラジオNIKKEI杯京都2歳Sはデビューを知った時真っ先にシッポの様子を確認した(笑)グランヴィノスが1番人気かな? 素直にここから。トップナイフ、アイルシャイン、そしていかにもマンガのネタにしやすそうなアレクサ。日曜のジャバンC、こういう時にいきなりエセ国粋主義になる私は外国馬はバッサリ切り捨てる。デアリングタクトを強烈に応援し、護衛はシャフリヤール、ヴェルトライゼンデで。京阪杯はビアンフェ、ファストフォース、ライトオンキュー、プルパレイと人気落としてそうなところを狙います。

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2022.11.19

すっかりナートゥ脳

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 今週は映画を2本、舞台を2本。映画「RRR」はこれまで何度も映画館で予告を観てたのに「こういうのはもう、いいかなぁ」と流そうとしていた作品。公開されてからラジオなどでやたらと評判が良く、急に観たくなってレイトショー1回になっちゃってたのをがんばって観に行きました。行った甲斐はあった、これはもう文句ナシの快作。そもそも男の友情、切っても切れない絆みたいなのにとことん弱い私…ナートゥ・ダンスは楽しくて大笑いしたし闘いには血湧き肉躍ったし終盤はまさかの“マジで感動して爆泣き”状態に。3時間超の上映時間がアッというまでした。「観た人がみんなバカになって帰ってくる」って聞いてた、私もすっかりバカになってその週後半はビリヤニ食べて海老カレーをナンで食べました。さて、続いて名取事務所の「そんなに驚くな」は韓国の劇作家の作品。うーん…映画「半地下の家族」を観た時もゲンナリしたのだけど、今回も同じ感触。韓国作品はどうも肌に合わないようで。ただ、観た動機のほとんど全てだった森尾舞さんの演技はすばらしかった。舞台「歌妖曲」は中川大志さんをドンと真ん中に据えた力作。でも、いささかに陰惨でこれまた私には合わなかったかなぁ。映画「ある男」、やや尺が長過ぎる感じはありましたが人の心を丁寧に描きこんだ作品でした。

 土曜、東スポ杯2歳Sはハーツコンチェルト、フェイトを買っておいて名古屋の人に人気が出そうなドゥラエレーデ(笑)、モザエモンって名前ではなくこっちにしたのかテンカノギジン(笑)というオモシロ方向へ流す。日曜のマイルCSはやっぱりソダシに勝って欲しいかなぁ。サリオス、ファルコニア、エアロロノア、そして高齢馬大好きなのでベステンダンクも。

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2022.11.06

秋の舞台は大豊作

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 昨日は早めに寝てしまったのでBlogの更新が1日遅れとなりました。土曜、大和市で開催された歴史シンポジウムを受講に行ってたのです。大久保利通公のご子孫からステキな秘話など聞けて楽しかったです。今週は舞台をたくさん観ました。以前に同じ演目を別キャストで何度か観たはずなのに全く覚えていなくてスリル満点のサスペンス展開にいちいちエッエッ!?ってなる良いお客さんだった「罠」、ものすごくお金のかかった衣装やセットの贅沢さに大満足だった「エリザベート」、同じヲタクとして推し俳優を持つ身として身に覚えがあり過ぎてグッサグサ刺さった「りさ子のガチ恋♡俳優沼」、客席まで伸びたサーカス風の装飾が楽しい空間だった「ファンタスティックス」、贔屓の中村亀鶴さんの舞と謡がとてもステキだった「まほろばかなた」。演劇はイイなぁ。もっともっと良い舞台と出会いたい。

 Twitterに挙げた土曜の応援馬、京王杯2歳Sでオオバンブルマイが来ましたけど…5100円もついた単勝は買っておらず…おぅんおぅん(号泣)。気を取り直して日曜のアルゼンチン共和国杯はラストドラフト、ヒートオンビート、ユーキャンスマイル。みやこSはハギノアレグリアス、ブリッツファング、アイオライト。

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