芝居を観ました

2026.07.11

この人を観たい!

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 今週は舞台を3本。『超、Maria』は最近すっかりその才能にどハマッてしまっている田村芽実さんと『ミセン』の時に鮮やかな存在感に目を瞠った清水くるみさん、そして劇作家の根本宗子さんにも興味があって観てみました。主演の2人はお見事。素晴らしい。今後もますます出演舞台を観たい。作品的には「こういうのが好きな人も多いんだろうな」ということは理解できましたがプラス方向の感想のほとんどは役者の力によるものだったかも。燐光群『ラフカディオ・ハーン 琉球の夢』は大好きな森尾舞さんが目当て。これがもう本っっっ当にのけぞるぐらいに途方もなく芝居が上手い。どうしてこう何もかもがビシバシ命中するのか、ワケわかんないぐらい好き。こんな途轍もないパワーを持つ女優さんと出会えて良かった。芝居見冥利に尽きる。寓話と歴史と現代が巧みに絡み合わされた内容も楽しみました。ちょっとヒギンズ教授気質のある私はけっこう沖縄の言葉がわかって、自分でもビックリ。『路上8』は占部房子さんを観に行きました。いつも大劇場で観ている役者さんたちをこんな小さな空間で…贅沢。酸いも甘いも噛み分けた年齢の俳優さんたちがド真面目に繰り広げるスラップスティックコメディ、楽しかったです。占部さん、以前にもこのBlogで触れたことがありますが、ふんわりしているようでいざという時の芝居の瞬発力がすごいんだよね。今回も何度もそういう瞬間がありました。最後にシュガーこと佐藤隆紀さんのコンサートへ。年末から『ラ・カージュ・オ・フォール』で鹿賀丈史さんとWキャストでジョルジュを演じる人でもあり、下見…というわけでもないんですが(笑)、ここ近年ずっと「好きになりそう…」と思いながら観ている人です。元々声楽出身で歌はとびっきりに上手い人ですが、芝居も上手いところ観せてくれるしお人柄も穏やかで楽しい人でトークもお上手。コンサートのテーマに沿って悪役とヒーローの曲を巧みに歌い分け、軽やかにかつ感動的に「僕こそミュージック」を聴かせてくれたかと思えば「オー・ソレ・ミオ」では身につけた声楽のテクニックを全開にしてホールを揺るがし、それはそれは見事なワンマンショーでした。この人はきっとこれからもたくさんのチャンスを掴んでものにして行く人だと思います。追いかけていきたいですね。

 日曜の七夕賞はバトルボーン、ボーンディスウェイ、メリオーレム。ヤマニンブークリエの馬体重はどうかな?

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2026.07.04

再演バンザイ!

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 今週はまず『ラヴェル 最期の日々』から。これは2024年に上演された舞台の再演で、内容がとにかく素晴らしくてぜひぜひまた観たいと望んでいた作品。あの豊かな時間と空間、愛すべき登場人物たちにまた逢えてとても嬉しかったです。モーリス・ラヴェル役を美しいバレエで見せてくださる小㞍健太さん、ラヴェルの晩年の友人として膨大なセリフ量をこなしながら温かみある狂言回しで観客と作品世界をつないでくださった西尾友樹さん。音楽、演劇、舞踊の融合という意味でこの完成度はなかなかない理想的な作品だと思います。来年1/9(土)に北九州芸術劇場で上演がありますのでお近くの方はぜひぜひご覧になってください。続いて劇団TipTapの『ミュージカル嫌いの男』。B級ホラーでありミュージカルの自虐的セルフパロディであり、かなりシュールで変な作品ですが、実力派のミュージカル俳優さんがガチッと座を固め、面白い舞台に仕上げていました。ミュージカル好きとしてはくすぐられる部分がいっぱい。日を違えては明治大学博物館へ『瓢箪から駒』というミニ特集展示を観に行きました。私自身が「瓢箪から駒」の意匠が大好きで、それをコレクションしている人がいるということに羨望を感じつつの見学。規模はほんの小さなものでしたが楽しかったです。私も瓢箪から駒グッズを作ってみたいな。枚数合わせの1枚はモスバーガーの限定メニュー・海老フライバーガー。海老がプリッとしてとてもおいしかったです。もうすぐ終わっちゃうようなので興味のある人はモスへ急げ!

 日曜の北九州記念はデアヴェローチェ、アメリカンビキニと固いところ押さえておいてプロトポロス、ついでにイツモニコニコ…って感じでどうだろう。

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2026.06.27

再演希望!

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 今週はまず『西郷と大久保』から。鹿賀丈史さんが大河ドラマ『翔ぶが如く』で大久保利通を演じて以来彼に興味を持ち、長い間ずっと関連書籍を読んだり史跡を訪れたりして自分なりに勉強を続けていた私が今では青山霊園の大久保公の墓所の清掃ボランティアを主催していることはご存知の方も多いと思います。その大久保利通と盟友である西郷隆盛を主人公に据えたこの舞台、脚本家・演出家・主演のお2人がこの春の清掃ボランティアにご参加くださったご縁もあって、とても楽しみしていました。人物や時代背景についての知識も充分にあり、好きだからこそ要望や注文も多くなる観劇だったはずのところ、大久保&西郷役それぞれの好演熱演、それを支える個性あふれる座組、骨太な脚本、テンポよく緻密な演出で大変見応えのある舞台となっておりました。製作総指揮でもあった脚本の倉科遼先生にもご挨拶し、上演の成功をお祝い申し上げることができました。客入りも上々だったようで、ぜひ再演を希望したいです。続いて、俳優座アトリエでの『ファーム・ホール』はまた途轍もない作品との出会いとなりました。もう一度観たいけど上演期間中に行ける日がもうない。再演されたら飛んで観に行くと心に誓った1本です。イギリスの片田舎に幽閉されている6人のドイツ人物理学者、彼らの正体は…スリリングで心震える物語。俳優座が誇る実力あるベテラン俳優が顔を揃え、それはそれは見事な緊張に満ち満ちた素晴らしい演劇空間を構築してくれました。出ている俳優さんがみんな声が良くて芝居が上手くて、観ていて本当に気持ちが良かった。あの小さなアトリエで盆が回ることにも驚き。さすが歴史と伝統の俳優座。同じ日の夜にはグッと若手のケチャドバ!というユニットの舞台『Since 1991』を観ました。これはフライヤーを見て内容が面白そうだなと思って行ってみたもの。しっかりと落ち着いた作風で演技もきっちり。なかなか良かったです。演劇が好きな人が作ってるんだなぁという脚本、キャストの熱意みたいなものも感じられて楽しかった。枚数合わせの1枚は六本木で食べた高級ハンバーガー。国産和牛100%だよ!

 日曜、ラジオNIKKEI賞はリッツパーティー、スペルーチェ、ディールメーカー。函館記念は難しいメンバーだなぁ…フィーリウス、ケイアイセナ、オニャンコポンも買っておかないと後悔するな。

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2026.06.21

理解力の問題…?

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 旧島津邸(清泉女子大学)の見学ツアーに当選し、参加してきました。写真はSNSには載せない方が良いようなので控えますが、憧れのジョサイア・コンドル設計の洋館を現役在学生さんのご案内でゆっくり見学できて感激。内部の美しい設えを堪能し、雨上がりのお庭から眺める美しいバルコニーにうっとりしました。映画は2本。『マイケル』についてはXでちょっと長めの感想を書きました。私はマイケル・ジャクソンが好きだったけど、今振り返ると彼のことを誰よりも色眼鏡で見ていたのは自分かもしれないと、この映画を観て改めて思ったりしています。とりあえずはこの映画が見せたかったMJ像というものをまっすぐに受け止めることができたかな。『アン・リー はじまりの物語』は題材とアマンダ・セイフライドに興味があって観てみましたが、これはもうひとつ訴えてくるものをうまく受け止められませんでした。続いては舞台。ミュージカル『神経衰弱ぎりぎりの女たち』はお友達に誘われての観劇。誘われなかったら選ばなかった演目だと思うけど、これは面白かった。観てみるものですね。すっかりファンになってしまっている藤山直美さんの『おだまり、お辰!』はとっても楽しかった。本当にちょっとした呼吸の押し引きで笑わせたり泣かせたりしてくれる直美サマはもちろんなのだけど、高畑淳子さんのまぁ上手いこと上手いこと。マダムな年齢になってから初めて恋をした時の少女のようなきらめき、舞台の真ん中でふざけているベンガルさんや柄本明さんを自由に泳がせながら自分の芝居は決して電源を落とさないその力。鮮やかでした。同じ日の夜に音楽劇『豪華客船タイクツタニック号沈没』を観たのだけど…私ね、ホント正直に言うんですが、こういうのワカランのですよ、私。こういうもののわからなさがどうしても苦手で、それで昔は小劇場系演劇を避けていたんです。こういうものをどういう心持ちで観ればいいのか、どう理解すればいいのか、どう解釈して納得して心を動かされればいいのか、ワカラン。私がバカなのか、と思うしかなくて悶々とする。タイタニック号沈没事件に興味があり、それをもじったタイトルに惹かれて観てみたというだけで、ワカランで終わりました…残念。金曜から1泊で博多座へ。夜の部の『ぢいさんばあさん』では中村亀鶴さんがとても説得力のある悪役を観せててくださいました。亀鶴さん、芝居が上手いせいか悪態をついて主人公を追い詰める役がよく来るのですが、こういう役に力がないと話に深みが出ませんからね。後でご本人から役作りの工夫などのお話を伺い、なるほど!と深く頷くところがありました。昼の部の三番叟なども華やかで楽しく、遠征した甲斐がありました。

 日曜、府中牝馬Sはヴァルキリーバースをアタマにセキトバイースト、テレサ、ウイントワイライトへ。しらさぎSはファーベントからスリールミニョン、ブエナオンダ、ファインラインと人気薄にそーっと流してみましょう。

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2026.06.13

愛する作品と再会

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 今週もバラエティ豊かに。映画は3本。『モブ子の恋』は私みたいな薄情な人間が観てもキュンとするような、とても丁寧で心が暖かくなる作品。『廃用身』はこれ…老親を見送って自分も目に見えて衰えを感じる昨今、観なければよかったと頭抱えるぐらいの鬱展開でした。『スターウォーズ マンダロリアン&グローグー』はすっごく楽しかった。マンドーは笑っちゃうぐらい強くてカッコいいしグローグーはこれまた笑っちゃうぐらいカワイイし。ただ、私がそもそもスターウォーズがダメなのって通常運転で出てくるクリーチャーや異星人の見た目を気持ち悪いと感じてしまうからなんですよね…そんな私にはどんなに性格が好ましかろうとロッタはダメだったし、襲いかかってくる化け物がいちいち見ていたくないレベルであかん。それは辛かった…それでも今はやたらめったらXやYouTubeでグローグーの動画を観漁っております。やっぱディズニー+でドラマ版観なきゃだよなぁ。舞台はまず『BOOP!The Musical』…物語は他愛もないものだけどとにかく礼真琴さんが素晴らしい。普段宝塚は全く観ない私がたまたま縁あって彼女の舞台は4本とソロコンサートまで観ていて、それで知ってはいたけどまぁ歌が上手い、踊りが上手い、芝居が上手くて姿がキュート。これは彼女のこれからが楽しみです。今後はどんな作品に出るのかな…良作に恵まれるようお祈りしています。『喝采』はミュージカル『アプローズ』からミュージカル部分を除いてストレートプレイに仕立てたもの。ミュージカル版は私も大昔に観てます。今回の上演、池畑慎之介(ピーター)さんはさすがの貫禄でしたが、W主演と言うべき重要な役回りのイヴにそれらしさが充分でなく、全体的にお値段が安いなという印象になってしまいました、残念。最後に、この芝居を観て「私は“芝居を観る人”になろう」と心に誓った演目『カッコーの巣の上で』を、その舞台を観た当時は西武劇場という名称だったPARCO劇場にて…うーむ、これは感慨深い。『12人の怒れる男』同様、この演目については上演を知れば可能な限り駆けつけ、これまでにかなり様々なパターン、様々な演出、様々な俳優で観てきています。今回の間宮祥太朗さんのマクマーフィはマクマーフィらしさたっぷりでなかなか良かったです。江口のりこさんのラチェッド婦長はちょっと私の求めるラチェッド像とは違ったかな。今回のバージョン、随所に目新しい演出が盛り込まれて大変興味深く観ました。そしてやっぱり『カッコー』はいいなぁと思いました。

 土曜の函館スプリントSはルシード、クラスペディア、ウイングレイテスト。ここんとこ負けが込んでるけどインビンシブルパパも買っておこうかな。日曜は宝塚記念…とりあえずクロワデュノールは不動の本命としてアタマにドンと据え、ミュージアムマイル、レガレイラと固いところを買ってのんびり気分で観戦と行きましょう。

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2026.06.06

ヲタク的追求作品

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 今週はまず映画『箱の中の羊』。千鳥の大悟さんの芝居が良いと聞いて観たくなりました。確かにとてもナチュラルで気負わない構えない芝居で上手かった。まぁ充て書きというか、いかにも向いてる役ではありますが。映画としてはSFとしてもヒューマンドラマとしても中途半端かなぁ。えっ話そっちに行くの?という戸惑い。舞台は4本、劇団チョコレートケーキの『帰還不能点』はこの劇団のエッセンスをギュッと煮詰めたような名作で、やはり見応えがあります。第二次世界大戦開戦直前の状況が今の時代にそっくりで震え上がったりもしました。Pカンパニーの『闇の中に』は触法精神障害者の話。こういったテーマをあまり重くなり過ぎずにうまく伝えてくれていたと思います。青年座『Sの顚末』はタカハ劇団の高羽彩さんの書き下ろし。平塚らいてうを始め「青鞜」の時代に生きる女性達を活写した作品でとても面白く観ました。その日の夜に私のヲタク的追求作品である『十二人の怒れる男』。今回もまたイケメン俳優さんを取り揃えてブロマイド売っちゃうやり口でまたコレかといささかため息つきつつ、中村梅雀さんやモロ師岡さんや佐藤B作さんなどベテランも配してバランスも取ってるし…ところが、そこに頼ろうと思ったのにこのベテラン陣がだいぶブレーキになってしまった。あんなに怒鳴りっ放しでは観ている方が疲れてしまうよ。しかも今回は2幕ものにしてたっぷりの上演。もう少しメリハリつけないと。このところこの作品は少し内容を整理してコンパクトに上演する傾向にあり、久々にカット部分ほとんどナシのフルバージョンを観たわけですが、これは丁寧にやればいいってもんでもないんだなぁという感想。枚数合わせの写真は最近食べた焼魚定食。

 ダービーも終わってしまいました。が、G1は続く。日曜の安田記念はひたすらレーベンスティールの応援。シックスペンス、ステレンボッシュ、トロヴァトーレあたりと絡めます。

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2026.05.23

さよなら松竹座

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 大阪松竹座の『御名残五月大歌舞伎』に遠征してきました。楽しかったのは昼の『鰯賣戀曳網』と夜の『心中月夜星野屋』。中村屋さんは芸風が明るくてイイね。松竹座最後の公演に江戸からお招ばれという形だと思いますが、舞台がパッと華やぐようで、お客さんも心置きなく笑っていました。もちろん仁左衛門さんの『盛綱陣屋』や愛之助さんの『義賢最期』は充分に歌舞伎らしい重々しさを刻み込む演し物でしたし、夜の部最後の『當繋藝招西姿繪』は様々な名作歌舞伎のダイジェストが観られて劇場の最後を飾るに相応しいナイス演目でした。これでいよいよ松竹座とはお別れとなります。建物の外回り、内部、客席と舞台を目に焼きつけて来ました。しょーちまる…キミのことは忘れない。どうか“松竹座のしょーちまる”から“松竹のしょーちまる”にジョブチェンジして生き残ってくれぇ〜! 帰京して、明治座で『アイ・ラブ・坊ちゃん』。先週に引き続き、これも“何度も上演されてるけど初めて観る”やつです。うん、面白かった。よくできてる。でも…それ以上の感想が出てこないのはどうしてだろう。あまり何かを期待したわけでもないのにとても良かったのが『VISIONARY READING 手紙』。以前ミュージカル版を観ていたはずなのにあらすじもすっかり忘れていて(笑)、ほぼまっさらの状態で観ました。前にもこのBlogでえらい褒めたことのあるA.B.C-Zの五関晃一さん、やはり舞台での発声や佇まいや腹の作り方が素晴らしく、思いの外惹き込まれてしまうんですよね。不思議な役者です。共演したラブレターズの溜口佑太朗さんがまた上手くて、女優陣も良くて。これは昨今、拾い物でした。その夜に観たのが青年座の『第三の証言』。1954年の劇団の旗揚げに上演された作品のリメイク版とのことでしたが…これはちょっと私には何がなんだか。いや、話は普通に理解できるんです。でもこの作品が何を訴えたいのか、この作品のどこを面白いと思えばいいのか、私にはわからなかった。数を観る中にはたまにありますね、そういう相性の悪いものが。仕方ないです。ただし、無駄だったとは決して思わない。

 土曜、平安Sは人気でもロードクロンヌから行くしかないかな。アクションプラン、タイトニット、人気薄からはシュラザックを。日曜はオークス。今これを書いている段階ではスターアニスは前売り2番人気。彼女は強いと思うので本命にガチ据えにしてアランカール、ドリームコア、アンジュドジョワで行ってみよう!

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2026.05.16

いまさら初体験

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 何度か上演を重ねているミュージカル『レベッカ』を初めて観ました。クンツェ&リーヴァイの美しい楽曲、シンプルなミステリーを楽しく鑑賞。霧矢大夢さんのダンヴァース夫人はとても良かったです。こういう圧の強い女性をやらせたら天下一品ですね。続いてはこれも何度も上演されてるのに観るのは初めての『GYPSY』。大竹しのぶvs田村芽実の新旧舞台荒らし(もちろん褒めている)の対決にゴジラvsモスラを期待したものの、芽実ちゃんの本領発揮の場面が舞台ももう終盤になり過ぎていてもったいなかった。もっと全般にわたってガッツンとぶち当たってくれてたらもっともっと面白かっただろうにな。オーバーチュアから始まるミュージカルを久々に観た気がする。古風で好き。そして市川染五郎が挑む『ハムレット』。父も祖父も演じた役を彼も見事な感性で演じ切ってくれました。なにしろ板つきが良い。タッパもあって舞台映えがするし、歌舞伎で鍛えに鍛えた声とセリフ術は揺るぎなく、既に貫禄さえ感じさせる。この血筋に生まれた者としての覚悟を見せてもらった思いです。今後改めて現代劇からも引っ張りだこになるでしょうね、彼は。そしてオフィーリアの當間あみさんが美しい声と抜群の透明感でこれまた今後に期待させてくれました。本格的にミュージカルに挑んで欲しい。映画は評判の『ひつし探偵団』を。笑わせられて泣かされて、セバスチャンのイケメンぶりに惚れ惚れとし、ひつじたちの聡明さとバカさを堪能して楽しい時間をもらいました。これはおすすめ。みんな観てね。

  新潟大賞典はドゥラドーレス&シュガークンという固いところを押さえておいてサフィラ、ラインベック、シュトルーヴェと人気薄に流して遊びます。日曜のヴィクトリアMはボンドガール熱烈応援。エンブロイダリーは連ヒモと考えて、この人気ならオイシイんじゃないの?のチェルヴィニア、ヤネの新味でマピュースを買ってみましょうか。

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2026.05.09

美女と美男は芸能の花よ

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 双葉社の連載がGWで1回分お休みになったので何かエンタメ摂取に出向く先はないかと検索したら、なんと神保町のシネマリスで『シェルブールの雨傘』の4Kリストア版を上映してるのを発見。この作品、2023年上演の舞台版にかなりの回数通いました。映画も観たかったけどなかなか機会に恵まれず…まさか映画館で観られるなんて!とスッ飛んで行きました。フランス人の恋愛観との相違もあるのだろうけど日本人が演出して日本人が演じる舞台版に比べると主人公2人の恋もだいぶドライに見えてしまい、まぁ結末そうなるよなーという感じ。それにしてもカトリーヌ・ドヌーヴの輝くばかりに美しいこと。世界の映画史に永遠に残る美貌ですね。出演作を追いかけている幸田尚子さんが2人組ユニットを旗揚げした公演『杏仁豆腐のココロ』、初めて行く千歳船橋のAPOCシアターは1階がカフェでアート作品が並んでいたりして気持ちの良い空間。のほほんとした雰囲気で始まってハートウォーミングなお話かと思いながら観ていたらさにあらず、まもなく別れる夫婦のそれはそれは壮絶な物語でした。2人きりで話す間、距離を縮めては離れ、絶望を抱えてぶつかり合って弾け飛んではまた穏やかに距離をとって手探りで希望のかけらをたぐり寄せながら話し出す。相当な演技力が必要ですし、俳優同士の信頼感も必要でしょう。思いがけずずっしりしたものを観せてもらい、これからの上演作品も引き続き観て行きたいと思いました。5月の歌舞伎座は團菊祭、そして三代目尾上辰之助襲名披露公演。昼夜一気に観ました。。新・辰之助は姿も美しくやる気と責任感に満ちていて応援したくなります。贔屓の中村鷹之資くんは3演目に出演。中でも出色だった『助六由縁江戸桜』の朝顔仙平は軽妙な笑わせ役。朝顔をあしらったお衣装の姿もかわいらしくセリフも滑稽で、でも鷹之資くんがこういう役をやるとどんなにおどけていてもどこか品があってお行儀がよく、動きも声もキレイで観ていて実に気持ちがいい。この持ち味は他に変え難いと思います。それにしても團十郎の助六のイヤんなっちゃうほどの美丈夫っぷりよ。このBlogでは彼についてはわりと悪口書いてることが多いと思うけど、華のあることは掛け値なし、文句もなし。あ、昼の部1本めの『南総里見八犬伝』はもっと観たかったな。通しでやってくれないかな。ミュージカル『最強のふたり』、これはここしばらくで観た舞台の中でもトップクラスの良作でした。最初に配役を聞いた時は映画版の印象から「逆じゃないの?」とビックリしたけど、これで大正解でした。首から上と右手の指先しか動かせないのにあらゆる感情を豊かに表現する浦井健治くん、こちらは感情のままに自由に立ち振る舞う粗野な中年男を魅力的に演じる川平慈英さん、まさにタイトル通りの最強ぶりでした。少し観客をいじるメタな演出も楽しく、これは再演して欲しいです。

 土曜、エプソムCはステレンボッシュ、カラマティアノス、エピファニー。人気落ちてしまったけどオニャンコポンは応援したい馬です。京都新聞杯は強いとこで揉まれてきたベレシート、G1経験のあるアーレムアレスとバドリナート、巨体を利してコンジェスタス…といったとこで。日曜のNHKマイルCはここまで今年のG1はG1馬が勝ってきたという法則からすればカヴァレリッツォなんだけどね…うん、まぁ、これは押さえとくわ。ダイヤモンドノット、アドマイヤクワッズ、サンダーストラック、ギリーズポールまで手を広げておきましょうか。

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2026.04.25

恐れ入りました

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 今週は遠征も含め、硬軟取り混ぜてたくさん舞台を観たよ! まずは風邪っ引きを押して遠征した大阪・松竹座御名残四月大歌舞伎。贔屓の中村亀鶴さんが昼夜で3演目のご活躍。通る声で押し出しの良い『寺子屋』の春藤玄蕃が私の好みですが『河庄』では定評のある流暢な上方言葉を楽しませてくださいました。やり取りの間がいいんだよなぁ。しかし私はこの『河庄』って芝居のどこが面白いのか、全くワカラン!小春ちゃん、こんな男と心中なんてやめとけ!! 帰京して、大好きなドリアン・ロロブリジーダさんの初主演舞台『ドリアン・ドリアン』。軽妙なシチュエーションコメデイ。ドリアンさんは指の先まで神経の行き届いた身振りと芝居ぶりが堂に入っており、歌も演技も並外れて確か。今の活動内容で既にみっちりお忙しいのかもしれませんが、もっともっと本格的な舞台でドンと使わないともったいない人材だと思うんです。彼女の歌は本当にすごいぞ。あんなにドーンと声出る人、めったにいないぞ。続いてはミュージカル『奇跡を呼ぶ男』…正直に言うと作品そのものはそんなに面白いとは思えなかったのです。でも冒頭のマルシアさんのソウルフルな歌唱にはガツンと心を掴まれましたし、いやもうこれ何をおいても主演の竹内涼真さんの目をみはるほどのスタイルの良さ、トップクラスで活躍する芸能人の自信と確信に満ち溢れた振る舞い、『10DANCE』で注目されたダンスは言わずもがな歌もセリフも声はよく通るし、他に替えようのない華がある。これはちょっと主演の素材としての凄みそのものに気圧された感じです。私みたいななんか“通”ぶったバカに理屈を言わせない圧倒的な何かがあった。恐れ入りました。その夜は雨の中を下北沢の小劇場で『遊べや親のない雀』。数本の落語をミュージカル仕立てにした舞台。落語そのものの良さに助けられた部分もあったかとは思いますが、出演者の歌もしっかりしてましたし、こういう出し物に客席が全日満席って嬉しくなりますね。翌日もマチソワ、昼はPARCO劇場で『メアリー・ステュアート』。これは宮沢りえ&若村麻由美というゴジラvsキングギドラを観に行ったわけですが(笑)期待に違わぬ凄まじさでした。芝居が上手いのなんのって、なんつーかもう、怖かった。震えた。なんか凄いもの観た。何ひとつまともな感想が言えない。これもただただ恐れ入りました。夜はアガサ・クリスティの『ブラックコーヒー』。大好きな俳優である神農直隆さんがご出演。客も頭を使わされる推理劇、神農さん演じるジャップ警部が登場するとその瞬間に舞台が弾み出す。とても良いアクセントになっていて、この静かな会話劇にはやや大き過ぎる劇場の空間をその美しい声とのびやかな体躯が見事に埋めてくれてました。ちなみにミステリーにはてんで弱いので犯人推理には失敗した私である。

 いよいよ大久保利通公墓所の清掃ボランティアが4/26(日)に開催です。本当にほんのちょっと立ち寄って草むしりでもお手伝いいただけましたら助かります。9:30以降に現地までおいでください。私はたぶんどこにいても目立つように東京サントリーサンゴリアス(ラグビー)の真っ黄色のシャツを着てると思います。お声をかけてください。

 今週の競馬はG2ウィークですね。土曜の青葉賞はノーブルサヴェージ、ミッキーファルコン、シャドウマスターぐらいまでで様子見。日曜のフローラSはペイシャシス、ペンダント、ラフターラインズぐらいでここも弱気。マイラーズCはアドマイヤズーム、シックスペンス、ファーベントぐらいでここも弱気。いつも弱気。

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