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2026.06.27

再演希望!

SaigookuboFarmhallKechaRoppongi

 今週はまず『西郷と大久保』から。鹿賀丈史さんが大河ドラマ『翔ぶが如く』で大久保利通を演じて以来彼に興味を持ち、長い間ずっと関連書籍を読んだり史跡を訪れたりして自分なりに勉強を続けていた私が今では青山霊園の大久保公の墓所の清掃ボランティアを主催していることはご存知の方も多いと思います。その大久保利通と盟友である西郷隆盛を主人公に据えたこの舞台、脚本家・演出家・主演のお2人がこの春の清掃ボランティアにご参加くださったご縁もあって、とても楽しみしていました。人物や時代背景についての知識も充分にあり、好きだからこそ要望や注文も多くなる観劇だったはずのところ、大久保&西郷役それぞれの好演熱演、それを支える個性あふれる座組、骨太な脚本、テンポよく緻密な演出で大変見応えのある舞台となっておりました。製作総指揮でもあった脚本の倉科遼先生にもご挨拶し、上演の成功をお祝い申し上げることができました。客入りも上々だったようで、ぜひ再演を希望したいです。続いて、俳優座アトリエでの『ファーム・ホール』はまた途轍もない作品との出会いとなりました。もう一度観たいけど上演期間中に行ける日がもうない。再演されたら飛んで観に行くと心に誓った1本です。イギリスの片田舎に幽閉されている6人のドイツ人物理学者、彼らの正体は…スリリングで心震える物語。俳優座が誇る実力あるベテラン俳優が顔を揃え、それはそれは見事な緊張に満ち満ちた素晴らしい演劇空間を構築してくれました。出ている俳優さんがみんな声が良くて芝居が上手くて、観ていて本当に気持ちが良かった。あの小さなアトリエで盆が回ることにも驚き。さすが歴史と伝統の俳優座。同じ日の夜にはグッと若手のケチャドバ!というユニットの舞台『Since 1991』を観ました。これはフライヤーを見て内容が面白そうだなと思って行ってみたもの。しっかりと落ち着いた作風で演技もきっちり。なかなか良かったです。演劇が好きな人が作ってるんだなぁという脚本、キャストの熱意みたいなものも感じられて楽しかった。枚数合わせの1枚は六本木で食べた高級ハンバーガー。国産和牛100%だよ!

 日曜、ラジオNIKKEI賞はリッツパーティー、スペルーチェ、ディールメーカー。函館記念は難しいメンバーだなぁ…フィーリウス、ケイアイセナ、オニャンコポンも買っておかないと後悔するな。

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2026.06.21

理解力の問題…?

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 旧島津邸(清泉女子大学)の見学ツアーに当選し、参加してきました。写真はSNSには載せない方が良いようなので控えますが、憧れのジョサイア・コンドル設計の洋館を現役在学生さんのご案内でゆっくり見学できて感激。内部の美しい設えを堪能し、雨上がりのお庭から眺める美しいバルコニーにうっとりしました。映画は2本。『マイケル』についてはXでちょっと長めの感想を書きました。私はマイケル・ジャクソンが好きだったけど、今振り返ると彼のことを誰よりも色眼鏡で見ていたのは自分かもしれないと、この映画を観て改めて思ったりしています。とりあえずはこの映画が見せたかったMJ像というものをまっすぐに受け止めることができたかな。『アン・リー はじまりの物語』は題材とアマンダ・セイフライドに興味があって観てみましたが、これはもうひとつ訴えてくるものをうまく受け止められませんでした。続いては舞台。ミュージカル『神経衰弱ぎりぎりの女たち』はお友達に誘われての観劇。誘われなかったら選ばなかった演目だと思うけど、これは面白かった。観てみるものですね。すっかりファンになってしまっている藤山直美さんの『おだまり、お辰!』はとっても楽しかった。本当にちょっとした呼吸の押し引きで笑わせたり泣かせたりしてくれる直美サマはもちろんなのだけど、高畑淳子さんのまぁ上手いこと上手いこと。マダムな年齢になってから初めて恋をした時の少女のようなきらめき、舞台の真ん中でふざけているベンガルさんや柄本明さんを自由に泳がせながら自分の芝居は決して電源を落とさないその力。鮮やかでした。同じ日の夜に音楽劇『豪華客船タイクツタニック号沈没』を観たのだけど…私ね、ホント正直に言うんですが、こういうのワカランのですよ、私。こういうもののわからなさがどうしても苦手で、それで昔は小劇場系演劇を避けていたんです。こういうものをどういう心持ちで観ればいいのか、どう理解すればいいのか、どう解釈して納得して心を動かされればいいのか、ワカラン。私がバカなのか、と思うしかなくて悶々とする。タイタニック号沈没事件に興味があり、それをもじったタイトルに惹かれて観てみたというだけで、ワカランで終わりました…残念。金曜から1泊で博多座へ。夜の部の『ぢいさんばあさん』では中村亀鶴さんがとても説得力のある悪役を観せててくださいました。亀鶴さん、芝居が上手いせいか悪態をついて主人公を追い詰める役がよく来るのですが、こういう役に力がないと話に深みが出ませんからね。後でご本人から役作りの工夫などのお話を伺い、なるほど!と深く頷くところがありました。昼の部の三番叟なども華やかで楽しく、遠征した甲斐がありました。

 日曜、府中牝馬Sはヴァルキリーバースをアタマにセキトバイースト、テレサ、ウイントワイライトへ。しらさぎSはファーベントからスリールミニョン、ブエナオンダ、ファインラインと人気薄にそーっと流してみましょう。

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2026.06.13

愛する作品と再会

MobukoHaiyoushinMgBoopKassaiCuckoo

 今週もバラエティ豊かに。映画は3本。『モブ子の恋』は私みたいな薄情な人間が観てもキュンとするような、とても丁寧で心が暖かくなる作品。『廃用身』はこれ…老親を見送って自分も目に見えて衰えを感じる昨今、観なければよかったと頭抱えるぐらいの鬱展開でした。『スターウォーズ マンダロリアン&グローグー』はすっごく楽しかった。マンドーは笑っちゃうぐらい強くてカッコいいしグローグーはこれまた笑っちゃうぐらいカワイイし。ただ、私がそもそもスターウォーズがダメなのって通常運転で出てくるクリーチャーや異星人の見た目を気持ち悪いと感じてしまうからなんですよね…そんな私にはどんなに性格が好ましかろうとロッタはダメだったし、襲いかかってくる化け物がいちいち見ていたくないレベルであかん。それは辛かった…それでも今はやたらめったらXやYouTubeでグローグーの動画を観漁っております。やっぱディズニー+でドラマ版観なきゃだよなぁ。舞台はまず『BOOP!The Musical』…物語は他愛もないものだけどとにかく礼真琴さんが素晴らしい。普段宝塚は全く観ない私がたまたま縁あって彼女の舞台は4本とソロコンサートまで観ていて、それで知ってはいたけどまぁ歌が上手い、踊りが上手い、芝居が上手くて姿がキュート。これは彼女のこれからが楽しみです。今後はどんな作品に出るのかな…良作に恵まれるようお祈りしています。『喝采』はミュージカル『アプローズ』からミュージカル部分を除いてストレートプレイに仕立てたもの。ミュージカル版は私も大昔に観てます。今回の上演、池畑慎之介(ピーター)さんはさすがの貫禄でしたが、W主演と言うべき重要な役回りのイヴにそれらしさが充分でなく、全体的にお値段が安いなという印象になってしまいました、残念。最後に、この芝居を観て「私は“芝居を観る人”になろう」と心に誓った演目『カッコーの巣の上で』を、その舞台を観た当時は西武劇場という名称だったPARCO劇場にて…うーむ、これは感慨深い。『12人の怒れる男』同様、この演目については上演を知れば可能な限り駆けつけ、これまでにかなり様々なパターン、様々な演出、様々な俳優で観てきています。今回の間宮祥太朗さんのマクマーフィはマクマーフィらしさたっぷりでなかなか良かったです。江口のりこさんのラチェッド婦長はちょっと私の求めるラチェッド像とは違ったかな。今回のバージョン、随所に目新しい演出が盛り込まれて大変興味深く観ました。そしてやっぱり『カッコー』はいいなぁと思いました。

 土曜の函館スプリントSはルシード、クラスペディア、ウイングレイテスト。ここんとこ負けが込んでるけどインビンシブルパパも買っておこうかな。日曜は宝塚記念…とりあえずクロワデュノールは不動の本命としてアタマにドンと据え、ミュージアムマイル、レガレイラと固いところを買ってのんびり気分で観戦と行きましょう。

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2026.06.06

ヲタク的追求作品

HakononakanohitsujiKikanfunouten2026YaminonakaniSnitenmatsu12ninnoBansuke

 今週はまず映画『箱の中の羊』。千鳥の大悟さんの芝居が良いと聞いて観たくなりました。確かにとてもナチュラルで気負わない構えない芝居で上手かった。まぁ充て書きというか、いかにも向いてる役ではありますが。映画としてはSFとしてもヒューマンドラマとしても中途半端かなぁ。えっ話そっちに行くの?という戸惑い。舞台は4本、劇団チョコレートケーキの『帰還不能点』はこの劇団のエッセンスをギュッと煮詰めたような名作で、やはり見応えがあります。第二次世界大戦開戦直前の状況が今の時代にそっくりで震え上がったりもしました。Pカンパニーの『闇の中に』は触法精神障害者の話。こういったテーマをあまり重くなり過ぎずにうまく伝えてくれていたと思います。青年座『Sの顚末』はタカハ劇団の高羽彩さんの書き下ろし。平塚らいてうを始め「青鞜」の時代に生きる女性達を活写した作品でとても面白く観ました。その日の夜に私のヲタク的追求作品である『十二人の怒れる男』。今回もまたイケメン俳優さんを取り揃えてブロマイド売っちゃうやり口でまたコレかといささかため息つきつつ、中村梅雀さんやモロ師岡さんや佐藤B作さんなどベテランも配してバランスも取ってるし…ところが、そこに頼ろうと思ったのにこのベテラン陣がだいぶブレーキになってしまった。あんなに怒鳴りっ放しでは観ている方が疲れてしまうよ。しかも今回は2幕ものにしてたっぷりの上演。もう少しメリハリつけないと。このところこの作品は少し内容を整理してコンパクトに上演する傾向にあり、久々にカット部分ほとんどナシのフルバージョンを観たわけですが、これは丁寧にやればいいってもんでもないんだなぁという感想。枚数合わせの写真は最近食べた焼魚定食。

 ダービーも終わってしまいました。が、G1は続く。日曜の安田記念はひたすらレーベンスティールの応援。シックスペンス、ステレンボッシュ、トロヴァトーレあたりと絡めます。

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