美女と美男は芸能の花よ
双葉社の連載がGWで1回分お休みになったので何かエンタメ摂取に出向く先はないかと検索したら、なんと神保町のシネマリスで『シェルブールの雨傘』の4Kリストア版を上映してるのを発見。この作品、2023年上演の舞台版にかなりの回数通いました。映画も観たかったけどなかなか機会に恵まれず…まさか映画館で観られるなんて!とスッ飛んで行きました。フランス人の恋愛観との相違もあるのだろうけど日本人が演出して日本人が演じる舞台版に比べると主人公2人の恋もだいぶドライに見えてしまい、まぁ結末そうなるよなーという感じ。それにしてもカトリーヌ・ドヌーヴの輝くばかりに美しいこと。世界の映画史に永遠に残る美貌ですね。出演作を追いかけている幸田尚子さんが2人組ユニットを旗揚げした公演『杏仁豆腐のココロ』、初めて行く千歳船橋のAPOCシアターは1階がカフェでアート作品が並んでいたりして気持ちの良い空間。のほほんとした雰囲気で始まってハートウォーミングなお話かと思いながら観ていたらさにあらず、まもなく別れる夫婦のそれはそれは壮絶な物語でした。2人きりで話す間、距離を縮めては離れ、絶望を抱えてぶつかり合って弾け飛んではまた穏やかに距離をとって手探りで希望のかけらをたぐり寄せながら話し出す。相当な演技力が必要ですし、俳優同士の信頼感も必要でしょう。思いがけずずっしりしたものを観せてもらい、これからの上演作品も引き続き観て行きたいと思いました。5月の歌舞伎座は團菊祭、そして三代目尾上辰之助襲名披露公演。昼夜一気に観ました。。新・辰之助は姿も美しくやる気と責任感に満ちていて応援したくなります。贔屓の中村鷹之資くんは3演目に出演。中でも出色だった『助六由縁江戸桜』の朝顔仙平は軽妙な笑わせ役。朝顔をあしらったお衣装の姿もかわいらしくセリフも滑稽で、でも鷹之資くんがこういう役をやるとどんなにおどけていてもどこか品があってお行儀がよく、動きも声もキレイで観ていて実に気持ちがいい。この持ち味は他に変え難いと思います。それにしても團十郎の助六のイヤんなっちゃうほどの美丈夫っぷりよ。このBlogでは彼についてはわりと悪口書いてることが多いと思うけど、華のあることは掛け値なし、文句もなし。あ、昼の部1本めの『南総里見八犬伝』はもっと観たかったな。通しでやってくれないかな。ミュージカル『最強のふたり』、これはここしばらくで観た舞台の中でもトップクラスの良作でした。最初に配役を聞いた時は映画版の印象から「逆じゃないの?」とビックリしたけど、これで大正解でした。首から上と右手の指先しか動かせないのにあらゆる感情を豊かに表現する浦井健治くん、こちらは感情のままに自由に立ち振る舞う粗野な中年男を魅力的に演じる川平慈英さん、まさにタイトル通りの最強ぶりでした。少し観客をいじるメタな演出も楽しく、これは再演して欲しいです。
土曜、エプソムCはステレンボッシュ、カラマティアノス、エピファニー。人気落ちてしまったけどオニャンコポンは応援したい馬です。京都新聞杯は強いとこで揉まれてきたベレシート、G1経験のあるアーレムアレスとバドリナート、巨体を利してコンジェスタス…といったとこで。日曜のNHKマイルCはここまで今年のG1はG1馬が勝ってきたという法則からすればカヴァレリッツォなんだけどね…うん、まぁ、これは押さえとくわ。ダイヤモンドノット、アドマイヤクワッズ、サンダーストラック、ギリーズポールまで手を広げておきましょうか。
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