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2026.03.14

後から惚れ直すことも

AkunohanaRokumeikanKakusanHosokinshi

 今週はまず舞台『悪の花』から。私はA.B.C-Zファンとしては一応“五関担”ということになっておりまして、とはいえこれはとりあえず箱推しになった後、FC入会時に色々と消去法で「うーん、まぁスキルで言えば買えるのはこの人かなぁ」といった程度でこの人のファンですと申込手続きに記入したってぇだけなんですが、その後A.B.C-Zのステージにしろ彼個人の舞台にしろスッとぼけたYouTubeやTikTokの動画にしろこれはなんだか面白い人だなぁと、後出しでその魅力を知らされ続けている状態です。今回の舞台でも常からイイなぁこれはちょっとホンモノだなと思ってる舞台発声がまぁビックリのけぞるほどに素晴らしく、あの小柄な身体のどこからこんな声が出るのか感心するばかりでした。あんなに声を割ることなくしっかりした発声の怒号はなかなか出せるもんじゃありません。話の筋にはちょっと乗り損ねた感じがありましたが、後半にかけて急にガツッと理解が届き、怒涛の終盤に飲み込まれました。舞台をもう1本、信頼バツグンの名取事務所『鹿鳴館異聞』。森有礼と妻の話で、私は明治政府の薩摩出身者についてはある程度知識があるつもりでしたが、森有礼についてはちょっと油断してた…(笑)。この舞台、とにかく松本紀保さんが素晴らしい。新派の舞台のような味わいで語られる古風なセリフのニュアンス、語尾まできっちり伝わる安定した口跡、落ち着いて優雅な身振り、心の揺れを的確に見せてくれる表情。これは彼女の身体に流れる歌舞伎の血の力でもあり、彼女の研鑽の結晶でもあるのでしょう。小劇場を中心に活動している彼女、これからも舞台を観たいです。西山聖了さんの女形の芝居もとても良かった。名取事務所としてはかなり異色な風合いの舞台を楽しませていただきました。映画は2本、まずはコロナワクチンをモチーフにした『#拡散』。あらすじとキャスティングでこれは観たいかなーとかなり無理してわざわざレイトショーを観に行ったのに、ダメだったなぁ。成田凌と沢尻エリカを使ってこれか。この2人をキャスティングできた時点でなんかもうデキた気分になってしまってないか。もう1本は『放送禁止〜ぼくの3人の妻』。私は全然接してないんですが『放送禁止』という不定期放送の人気TV番組があるそうで、それの劇場映画版。いわゆるモキュメンタリー、これは楽しく観ました。いや、楽しい内容じゃないんだけどね。

 日曜、スプリングSはクレパスキュラー、アウダーシア、ラストスマイルぐらいで様子見にしておきます。金鯱賞はそうねぇ、超シルコレ爆走中のドゥラドーレス、連覇を期待してクイーンズウォーク、ヤネの腕前に期待してヴィレムといったところ。

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