年末も大忙し
皆様、あけましておめでとうございます。去年も様々なジャンルのエンタメを吸収してまいりました。今年もいつもの舞台演劇、映画鑑賞に加え気になるジャンルには躊躇なく飛び込んで行きたいと思っております。そういったインプットあってこその『馬なり〜』です。引き続き当Blogをお読みいただき、興味を抱いたものがあれば触れていただけましたら嬉しいです。年末もギリギリまであれやこれやと観て回りました。映画『初恋芸人』は役者として高く評価して舞台を追い続けていた原嘉孝くんが主演。映画の出来はもうひとつでしたが原くんの演技はさすがでした。あれだけ卓越した発声の力とセリフ術を持つ彼がそれらを殺して根暗で気の弱い売れない芸人を演じ切るのは、やっぱり能力が高いんだなと思います。続いては丸の内のCOTTON CLUBで『Prince&Princess Concert 4人が織りなす夢のハーモニー』。アラジン=石井一孝、ジャスミン=麻生かほ里、ラプンツェル=小此木麻里、フリン・ライダー=畠中洋というディズニーキャラクターのオリジナルの声を担当している4人がディズニーナンバーを歌うライブ。歌の上手い人はたくさんいるけど、この4人は歌い方が本当に好き。実力に唸らされ、仲良しの俳優さん同志のやりとりに笑わされ、とっても楽しい時間でした。その足ですぐ近くの三菱1号館美術館の『アールデコとモード』展へ。アールデコの意匠が大好きなんです。数々の豪奢なドレスにアクセサリー、ルネ・ラリック作のカーマスコット「五頭の馬」も展示されていました。洋館マニアとしてはもちろん建物にも興味津々。初めて建物内に入ったので階段などの写真をたくさん撮影。舞台はまず劇団チョコレートケーキの『三人の密偵』を。これはもう、観劇を趣味とする者として観ておかねばならない昨品でした。張作霖爆殺事件に関わる日本人スパイ3兄弟、1対1ずつ70分ほどずつ、3本の連作です。内容の濃さに息が詰まり、緊張感でヘトヘトになりながらそれを乗り切る充実感。ここでも特筆しておきたいのが西尾友樹さんの超絶と言う他ない演技力。こんなにも感情を適切にコントロールして表現できる役者を他になかなか知りません。静かに語り、兄弟同士の親密な会話に屈託なく無邪気に微笑み、激情に駆られて絶叫し、頬を紅潮させたかと思えば顔面蒼白となり、心の動きに伴って涙や汗を流す…その全てに見事な抑制が効いていて過剰にならず無駄がない。この人は天才だと思う。小さな劇場で公演期間も短く、チケットは瞬く間に完売して追加公演も行われる大成功の公演でした。ぜひ再演を。そして年末ギリギリに観たのが『サムシング・ロッテン!』。主演は大好きな中川晃教くんだしバックステージものでいかにも面白そうなのに初演を観ず、今回も当初観る予定がなかったのはひとえに演出家が理由です。先々週悪口を書いたばかりですね。今回はたまたま良いお席をお譲りいただいたので観ることにしたのですが…先に観た友人からは「内容は面白かったけどあいかわらず悪ふざけでグダグダ」と聞いていて、覚悟はしていたところ、なんでも数日前に本国のクリエイティヴチームが来日したとかで、それに合わせてそういった不要な悪ふざけ部分がザックリなくなったという噂がSNSから流れて来ました。観てみると確かにいつもあの演出家の作品でいつまでこれが続くのかイライラさせられるくだらないウザ絡みシーンが全くといっていいほどなく、おかげで話の本筋をそのまま快適に観ることができてとても楽しかったです。しかし改めて考えれば元々の上演の権利を持つスタッフの目には入れられないからカットするようなグダグダを日本の観客は見せられていたということになりますよね。それって作品に対する背信行為だし原作への冒涜じゃないんてすか? ますますこの演出家に対する不信感は募るばかりです。
さてさて、ウマ年最初の重賞、金杯。当ててまいりましょー! 中山金杯は快進撃中のカネラフィーナからここで持ち直してほしいニシノエージェント、年男の柴田善臣騎乗のピースワンデュックへ。京都金杯はブエナオンダ、ランスオブカオス、トロヴァトーレ、コレペティトールで。
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