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2025.12.27

ステキな役者さんがいっぱい

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 まずは香港映画『これからの私たち』。長年連れ添い老齢に差し掛かったレズビアンカップル、ある日を境にそれまでの平穏で当たり前の生活が崩れ去ってしまう。結婚した男女なら立ち向かう必要のない問題が様々にのしかかってくる、その辛さや重苦しさを落ち着いた筆致で真摯に描いた作品でした。愛し合ってきちんと生活して来た人間同士なのに、法律や人の考え方の壁は果てしなく高いものです。12月といえば芝居小屋の独参湯!な『忠臣蔵』を明治座で。上川隆也・藤原紀香・高橋克典のベテラン勢がいずれも好演。貫禄も芯もあってきちんと時代劇をやっていて素晴らしかった。『ロミオ&ジュリエット』の時にとても良いベンヴォーリオを観せてもらって以来すこぶる気に入っている石川凌雅くんが私の一番好きなキャラクターである大高源吾を演じるということで、実はそれが観劇の大きな動機でもあったのですが、所作もセリフも立派なもので微妙な立場からの複雑な心情の表現を求められて見事に応えており、特に「明日待たるる その宝船」のひと声は心に響きました。彼にはもっともっと大きな舞台でどんどん活躍して欲しいですね。続いて、小劇場系でとってもステキだなと思って出演舞台を追っている幸田尚子さんのバースデーライブに行ってきました。彼女らしいシュールな笑いも交えつつ滑らかなお声で歌われるジャズやミュージカルのナンバーはとても美しく、贅沢な時間を頂戴しました。会場の吉祥寺・スターパインズカフェも良いハコでした。vol.2も期待します。枚数合わせの1枚は先週に引き続きバインミー。今回は吉祥寺のお店の海老とハムのバインミーです。大根とニンジンのなますがパンに合うって不思議ですよね。

 いよいよ中央競馬も年内最後の開催。土曜のホープフルSはまずは人気通りにアンドゥーリル、ジャスティンビスタ。ここへノチェセラーダとフォルテアンジェロを乗っける。阪神Cはナムラクレアを熱烈応援。ルガル、ジューンブレア、フォーチュンタイムぐらいまでかなぁ。日曜の有馬記念は何をおいてもレガレイラ。これはもう「勝ったら楽しい」ただそれだけ。ミュージアムマイル、メイショウタバル、ミステリーウェイ、シュヴァリエローズとなんかフラッフラの馬券。

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2025.12.20

4勝しても1敗の怒りは大きい

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 ひさしぶりに『デスノート THE MUSICAL』を観ました。主演の夜神月は加藤清史郎くん。舞台役者としての彼のことはとても好きで、その魅力はよく知ってるつもりですが、月よりもLで観たかったかも。今回は初演で月を演じていた浦井健治さんの天才的に鮮やかなリュークに圧倒されました。舞台の上にいてその振る舞いの自由自在なこと、本当に舞台の神様に愛され護られてるなぁ、彼は。それと濱田めぐみさんのレムの余計な物すべて削ぎ落としたような研ぎ澄まされた演技。この2人のプロの舞台人っぷりは圧巻でしたね。続いて歌舞伎座にて超歌舞伎『世界花結詞』。同行のお友達と澤村精四郎さん推しの青いペンライト振り回しながら「紀伊國屋!」「萬屋!」「音羽屋!」等々大向こうかけまくり。楽しかった〜! 本多劇場では『スイートホーム』。これが小さな仕掛けから話の本筋まで何度も何度もどんでん返しの連続で二転三転、とても面白かった。こんな面白い戯曲を書く人がまだまだいっぱいいるんですよねぇ…どうやって出会っていけばいいのか。とにかく情報のアンテナを高くしてマメに劇場に足を運ぶしかありません。映画は2本。『プラハの春』はソ連軍の侵攻を受けるポーランドでラジオ局員たちがどのように放送を続けたか、その苦闘を描くスリリングな作品です。こういう映画が好きなんです。使命を負った人の強さ、想像もできないような尊い闘い。心臓バクバクさせながら観ました。最後は『新解釈・幕末伝』…この監督が大の苦手という自覚はありながらも大久保利通が出るっていうから仕方なく観たけど、話にならない。つまらないおフザケを繰り返すだけ、そんなに言うほどの新解釈もありゃしないし、ずっとイライラしっぱなしでナノ単位ほども面白いと思えず、こうなることを予想してイオンシネマ会員の無料特典で観て本当に良かった。まぁ大久保は大久保らしく端正な役作りでした。そこだけが評価できるポイント。そ・こ・だ・け・が! 枚数合わせの1枚は最近ちょっとハマッてるベトナムのサンドイッチ、バインミー。ちょっと気になる食べ物ができると納得するまであちこちで続けて食べてみる癖があり、観劇などで出かける度に出先の街でお店を検索して食べてます。ベトナムコーヒーも好きなんです、甘くて。

 土曜のターコイズSは激烈にウンブライルを応援。ペンラ振りたい。お願いしますお願いします。チェルビアット、ボンドガール、人気薄からはソーダズリング。日曜の朝日杯FSはシンボリルドルフの血が流れているカクウチをやはり激烈応援。ダイヤモンドノット、リアライズシリウス、ホワイトオーキッドへ。

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2025.12.13

芝居狂の真髄

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 今週のハイライトは加藤健一事務所『請願』。誇り高き退役軍人の妻が核兵器保持反対の請願書に署名していたことが発覚した朝に始まる夫婦の会話劇。話し合いのうちに長い結婚生活の中で今まで言わずにいたこと、言えずにいたこと、今になってようやく言えること、今さら言わなくてもよかったこと…様々のことを曝け出し、ぶつけ合って行く2人。時に妻が優位に立ち、時に夫が反駁し、立場が刻々と入れ替わる。セリフのひとつひとつに深い意味と裏側があってとにかく対話の言葉が洒落ていて、どんなに傷つけあってもその言葉の底には互いへの揺るぎない愛情が流れている。翻訳も見事なら、この難しい芝居を演じ通す加藤健一&増子倭文江の2人の役者も素晴らしい。またひとつものすごい良作を観せていただいたなぁと深く感動しました。加藤健一さんの役者人生を綴った『芝居狂』の先行発売があり、終演後のロビーでカトケンさんによるサイン会が催されました。宛名入りで丁寧にサインをしていただき、とても嬉しかった…宝物です。さて、今年の目標のひとつが「文楽を観る」だったのになかなか実現せず、1年最後の月になってようやくかなったのが『文楽鑑賞教室』。初心者にはもってこいの企画に乗っからせていただきました。主な演目は歌舞伎でもよく上演される「国性爺合戦」。歌舞伎との違いも面白かったです。続いては歌舞伎俳優の松本幸四郎さんが主演の『鬼平犯科帳〜兇剣』。時代劇チャンネルでの放送は観たことがなかったのですが、ちょうど映画館での先行上映があるとのことで観てきました。子役だった頃に演じた『レ・ミゼラブル』のガブローシュ役がそれはそれは見事でその後の成長をずっと見守ってきた浅利陽介くんがうさ忠を立派に務めているのを嬉しい気持ちで観ていました。枚数合わせの1枚は東京芸術劇場ホワイエにあるおにぎり屋さん「吾ん田」。ここのおにぎりは本当においしくて、芸劇で観劇する時はできるだけここでランチしてます。お気に入りはうにくらげの十五穀米おにぎり。おすすめ!

 土曜の中日新聞杯はシェイクユアハートからヴィンセンシオ、オャンコポンへ。日曜のカペラSはチカッパ、ヤマニンチェルキ、ガビーズシスターあたりでそーっと。阪神JFは人気でもアランカールは切れない。スターアニス、スタニングレデイ、ヒズマスターピースへ。

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2025.12.05

知っておくことに意味が

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 今週は映画を3本。ブロードウェイでの上演を録画して映画サイズで公開してくれた『タイタニック』…これは作品がとても好きで、いかなるバージョンでも何度観ても泣けます。また日本人キャストでの上演が観たいなぁ。傾向は全く違うけどどちらもとてもヘビーだった『ナイトフラワー』と『ペリリュー〜楽園のゲルニカ』。ナマッちょろい人生をのんべんだらりと生きている自分としては目を背けたいけど、知っておくことに意味があるという作品でした。舞台は『ajabu〜歌詞検討会の猛者達』を。出てる役者はみんな上手いしその時その時は笑ったけど、全体的な評価としてはもうひとつ…だったかな。気分をガラリと変えてくれたのが実力あるミュージカル俳優さんが揃って開催された『Concerto MUSICAL LIVE VOL.1』。歌も芝居もとっても上手くて応援している彩橋みゆさんと数々のミュージカル作品で強烈な歌唱力を見せつけてきた池谷祐子さんの短い芝居つきグリンダ&エルファバはまるで1本舞台を観たかのような満足感がありました。『エリザベート』にも出演している役者さんたちが札幌公演へのほんのわずかな隙間にファンのために企画してくださったライブ、本当に楽しかったです。枚数合わせの1枚は浅草・ちんやの肉まぶし御膳。よく歌舞伎のパンフレットに広告をだしている店で、一度行きたかったのです。お店の人の接客が丁寧でとても心地よく、今度は誰かと一緒にすき焼きを食べに行きたいな。

 土曜のステイヤーズSはシルク・ホースクラブさんの会報でマンガを描かせていただいた時からにわかファンになったシルブロンを応援。ホーエリート、クロミナンス、ヴェルテンベルクへ。鳴尾記念はドゥラエレーデをアタマ固定してオールナット、グランヴィノス、オニャンコポンへ。日曜のチャンピオンズCはダブルハートボンドを熱烈応援。これもシルブロンと同じ理由。ダート挑戦が面白いシックスペンスも応援したい。中村鷹之資くんが1月の新橋演舞場で鳴神上人を演じるのでナルカミも買っておこう。

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