客席に居る者として
絶賛『エリザベート』通い詰め中。大好きなコルフ島のシーンに毎回涙しています。役者さんのセリフ(歌)のほんの少しのニュアンスでダーッと落涙してしまうものなんです。上演されているシアターオーブは渋谷ヒカリエという商業施設の中にあって、8階にはギャラリーがあり、行くたびに違う企画展を開催していて先日は『新しい怪獣展』を楽しく観ました。『エリザベート』のみに偏らないように舞台を観に駆けずり回っており、好きな作品である『マタ・ハリ』はやっぱり楽しかったです。愛希れいかさんのキレイなことキレイなこと。キレイなだけではなくキリリと強い女の表現が素晴らしかったです。ラドゥー大佐を演じた廣瀬友祐さん、この人は『太平洋序曲』でたくさん観ましたが、面白みのある役者で注目しています。続きましては芝居の中身や完成度とは違うところで違和感に悩まされた2本。『マクベスに告げよ』は精神病院の闇を描いた大変重たいテーマを決して押しつけがましくなく巧みに見せてくれた良作だったのですが…お客さんがね、笑うんですよ。これ相当シリアスな笑ってる場合じゃない芝居のはずなんですけど、えっここ笑う?という、どう考えても笑わせる意図の感じられない場面で笑うんですよ。それも1人や2人ではなく、かなりの人数が。そりゃ芝居の受け止め方なんて観る人それぞれで感じるままでいいんですけど…あるいはもしかしたら笑ってる人たちは実際に精神衛生に携わっている人達で、これを笑わずにいられないっていうご心境なのかもって可能性も考えたりもしたんだけど、でも私にはとにかくものすごい違和感で、それとも私の感じ方の方がおかしいのか?とさえ思われ始め、どうにも落ち着いて観ることができずに終わってしまった。演劇は役者の演技と観客の反応があって成立する空間なので、客の質次第で表現されるものが全く違ってしまいます。これはきっとその日の客の質によって全然違う芝居になってたと思う。感性の合う客と一緒に観たかったです…残念。マンガ原作の『チ。』は芝居がとても巧くてものすごく身体の効く役者ばかり揃って演出も斬新でとても見応えがありましたが…なんだかその斬新な演出がどうも鼻につくというか、マンガ原作であるこの作品をこの演出でやる意味は?という疑問で傾げた首が戻らず。せっかくの意欲作を空振りしてしまった感じ。同じ疑問を以前観た『未来少年コナン』やミュージカル『100万回生きたねこ』でも感じていて、これら全てホリプロ制作。どうやらそういう潮流があるようですね。これについては要は好みの問題なんですけど。
10/19(日)9:30から東京・青山霊園の大久保利通公墓所の清掃ボランティアを開催します。歴史ファン以外にも「大久保利通はよく知らんけどよしだセンセーがそう言うなら手伝ってやるか」という心意気の『馬なり〜』ファンの皆様もご協力くださってます。どうぞお気軽にお立ち寄りください。申し込み等は不要、ご都合の良い時間に直接現地においでになり、私を呼び出してください。手ぶらでいらしても何らかの作業は必ずあります。どうかどうか、お力お貸しくださいませ。先着順で私が作ったちょっとしたオリジナルグッズも差し上げますよ。
今週の『馬なり1ハロン!NEO』特別編、お読みいただいたでしょうか。netkeibaさんから企画を提案されて、どう表現したらリバティアイランドの良き追悼になるか、ずいぶん慎重に考えて描いた作品です。ご感想などよしだみほどっとこむのフォームからお寄せいただけましたら幸いです。
土曜の富士Sはウンブライルを激しく応援。ジャンタルマンタル、キープカルム、マジックサンズと固めに。日曜はいよいよ秋華賞。カムニャックとエンブロイダリーは両方とも切りにくいな。ブラウンラチェット、テレサぐらいまでにしておきましょう。
« このコはイイなぁ | Main | 観劇とは旅である »
The comments to this entry are closed.






Comments