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2025.08.15

戦後80年

KuroijuninWarbrideHappyoseyoKinoueno

 サルメカンパニー『黒い十人の女』を観ました。古い映画を元にオリジナル設定なども加えての舞台化。とてもスリリングで面白かった。主宰の石川湖太朗さんが脚本・演出・主役級のモテ男を演ずるという八面六臂の大活躍、才気溢れる御仁ですね。今回は那須凛さんが客演ということでそれも観劇の大きな要因。最前列で観ていたら彼女の演ずる新劇の大女優の引退パーティーというシーンで客という設定にされてしまい、妖艶な笑顔で握手をしていただいちゃいました。しっとりと冷たい汗をかいていらした…感激。今年は戦後80年ということで戦争モノを3本。『WAR BRIDE』は劇団チョコレートケーキの古川健さんの脚本で日澤雄介さんの演出。“戦争花嫁”を演じたのは映像の世界では評価の高い奈緒さん。舞台俳優としても大変ヴイヴィッドで良かったです。それにしても山口馬木也さんの何をやらせてもうまいことといったら…この人は本当に鍛え上げられた演劇人だなぁと感じ入ります。アガリスクエンターテイメントの『発表せよ!大本営!』。これの初演が私のアガリスクデビューで、そのあまりの面白さに仰天して以後の舞台をずっと観続けている次第。この度再演がかない、嬉しく駆けつけました。客席のノリも良く、私がすこぶる推している前田友里子さん演ずる清掃のおばさんのとある瞬間が演技的にも脚本的にもドカンと来る爆笑ポイントで、思わず拍手が沸いていました。戦争を扱う作品にはある種の厳粛さが求められることが多くて堅苦しく構えがちだけど、この作品は笑って笑って少しゾッとして…こういう戦争モノもあっていい、あるべきだと強く思います。続いては映画で『木の上の軍隊』。舞台版は観ていなくてもう少しライトなコメディタッチのものを想像していたのですが、ガッツリと戦争は怖いと思わせてくれる作品でした。もちろんユーモアはたっぷりなんですけどね。戦争とか徴兵とかについてぼんやりとしたイメージしかなく、考えてもみないから戦争の恐ろしさがわからないという層にはこういうものを見て欲しい。始まり数十分で「こんな目に遭うのは嫌だ!」と心の底から思わされますよ。嫌ならそういう社会にしないこと…それが大事なんです。

 日曜、中京記念はエコロヴァルツ、エルトンバローズ、トランキリテ、ウォーターリヒト。札幌記念は3度めの正直を狙うトップナイフを応援。相手はシュヴァリエローズ、ステレンボッシュ、シュトルーヴェ。

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