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2025.07.26

観るものは選びたい

Yeston Ebikone

 『タイタニック』『グランド・ホテル』など数々の名作ミュージカルの作曲を手がけたモーリー・イェストンの生誕80周年記念したコンサート『Life's A Joy! Life Goes On!!』に行ってきました。耳に馴染んだ素晴らしいナンバーが豪華な俳優陣によって次から次に歌い継がれ、上演された舞台を想い出したりまた観たいなぁと胸を熱くしたり。ドラマ仕立てで進むショーはほとんど演劇のようでとても楽しかったです。コロナ禍以来たくさん開催されるようになったミュージカルコンサート、以前は出演する俳優が歌いたい名曲を並べて適当にトークをはさんで…という単純な作りのものが多く、ややグダグダしがちでそういう形式も飽きられつつあったところ、最近はしっかりした構成で作られた洗練されて見応えのあるものが多くなりました。稽古が必要になって出演者には少々負担が増えるのかもしれませんが…ショーの完成度を考えればこれは良い傾向ですよね。続きまして、初めて行くパシフィコ横浜で『A.B.C-Z CONNECTION Vol.1』。正直な正直な正直なところを包み隠さず言わせてもらえばやっぱりA.B.C-ZのステージではA.B.C-Zだけを観たかった。これは単に私がフェス的・網羅的なものに興味がなくて「自分が観たいものを選んで観たい」派だからかもしれません。チケットが取れた後でゲスト出演者が決まるというのもいただけない。ただし出演時間が短い分、怒涛のようにたたみかけるメドレーナンバーは凄みがありました。ステージパフォーマンスの力では並外れたものを持っている彼らなので、ひとつひとつのライブで彼らの全てを発揮させてあげたいものです。リリースしたばかりの『JUST ROMANTIC!』のMVは変で面白い(褒めてる)ので、ぜひ見てみてください。

 日曜、関屋記念は前走大敗してる馬が多いですね。好走組か復権組か…気の弱い私は好走組から(笑)。アルセナール、カナテープ、トランキリテ。東海Sはつい最近マンガに登場してもらったヤマニンウルスを応援。もちろん馬体重にも注目。相手にはインユアパレス、サンライズホーク、障害帰りのヴィクティファルス。

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2025.07.19

歌舞伎の未来へ

Tourabu2025IkinariKennokaiMitsukoshi

 今週はまず『歌舞伎 刀剣乱舞 東鑑雪魔縁』から。前作『月刀剣縁桐』大好評につき早くも第2弾の上演と相成りました。今回は歌舞伎にあまり詳しくないお友達も一緒でしたが、みんなとても楽しんでくださり、嬉しかったです。新しく加わったキャラクターも刀剣界隈のファンには大好評の様子。歌舞伎界は今後に長くつながる素晴らしいコンテンツを得ましたね。鎌倉時代が舞台で、贔屓の中村鷹之資くんは同田貫正国と公卿の2役。歴史的にも謎が多い公卿を志の美しい悩める青年として真っ直ぐに演じ、とてもステキでした。そして大喜利所作事のおてもやんの軽快でユーモラスでかわいらしいこと。いつ観ても楽しい気持ちにさせてくれる役者さんです。続いては三越劇場で『いきなり本読み the Musical』を。大好評シリーズ、その日その場で渡された台本を演者がムチャ振りに耐えに耐えて読み進めるという企画。しかも今回はキーボードの伴奏者が用意され、その場で台本の歌詞に即興でロメディーをつけて歌うというキッツい条件。そんな中、小松利昌さんの役者力、シルビア・グラブさんのミュージカル俳優力は卓越していました。突如広がる帝劇感…(笑)。笑いが絶えない客席、苦労しながらも楽しそうな演者たち、人気があるのもよくわかる公演です。そして浅草公会堂で尾上右近さんプロデュースの『研の會』。最近の若手歌舞伎役者さんはこうした自主公演をどんどん開催して普段なかなか上演されない演目や通常だと配役されるのが難しい大役に挑んだりしています。これも歌舞伎の未来を拓く素晴らしい試みですね。贔屓の中村亀鶴さんは「盲目の弟」のインバネスの男、という役。出番はワンポイントですがこの人物の言動で物語の全てが操られ、不幸へと進んでしまうという重要な役なのです。重みのある昏さ、呪いのように繰り返される「信じちゃいけないよ」という台詞…上手いなぁと唸りました。右近さんと中村種之助くんの獅子で舞台は華やかに幕切れ。とても良い公演でした。写真、枚数合わせの1枚は日本橋三越新館のアールデコの意匠。ステキですね。

 日曜、小倉記念はディープモンスターを中心にハピ、シェイクユアハート、メリオーレムまでにしておこうかな。函館2歳Sは相変わらず名前ぐらいしか買いたいファクターがない。ノアールビーナス、クラディスティーナ、マイオウンウェイあたりが好みの馬名ですかね。こんなんでも当たる時は当たるんだから、買い目なんて理由はなんでもいいんだ。

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2025.07.12

復興支援

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 引き続き天王洲銀河劇場の『トラベル・ショー』に通いつつ、今週はかなり精力的にあれこれ観てきました。映画はなんと4本。『ババンババンバンバンパイア』『でっちあげ』『生きがい』『逆火』。中でも私に響いたのはやはり鹿賀丈史さん主演の『生きがい』です。自然災害に見舞われて大きな傷を負った能登の復興のために映画を作りたいと思い立った宮本亞門さんのオファーに金沢出身の鹿賀さんが「ぜひ!」と応え、作り上げられた短編映画です。制作意図に応じて良い俳優が集まり、小品ながらも重厚感あり。収益の一部が能登の応援に回されますので、皆様ぜひごらんください。とても魅力的な舞台俳優で応援してる彩橋みゆさんの初の1人芝居『ホアウコンキンカン病の語り部』は客席8席という小さな小さな上演ながら芝居と歌のレベルはさすがの大劇場サイズ。泣いたり笑ったり途中で芝居の中に巻き込まれたりでとても楽しい時間でした。彼女の演技をもっともっと楽しみたいのでこういう試みはぜひ続けていただきたいです。銀座和光のセイコーハウスホールで開催の『たなごころで愛でる硝子四人展』はとても美しく繊細で緻密なガラス作品をたくさん見せていただいて感動的でした。

 日曜の七夕賞はやっぱりドゥラドーレスからかなぁ。せっかく七夕賞なのに牝馬がいないので騸馬を買っておこうかとかいうバカ発想で相手にはオニャンコポン、ニシノレヴナント、バラジ。

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2025.07.05

私のミュージカルの原点

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 今週はまずホリプロ所属のミュージカル俳優が顔を揃えた豪華なコンサート『A Happiness for You』から。もちろん私にとってのハイライトは鹿賀丈史さんが歌う「ゲッセマネの園」。日本版『ジーザス・クライスト・スーパースター』のオリジナルキャストである鹿賀さんですが、この難曲を今の年齢で歌うにはどれだけの覚悟と準備が必要だったか…その出来栄えのすばらしさに心からの拍手を送りました。他の出演者も実力者揃いでハイレベルな歌をたくさん聴かせてもらって、とても幸せな時間を過ごしました。こういうショーはいいですね、華やかで。その翌日には海宝直人さんのソロコンサート『ever』へ。彼のこれまでの歩みを追う形のドラマ仕立てでたっぷり2時間半。見応えがありました。今やこの世代の代表的な俳優としてミュージカル界を牽引する海宝くん、本当に頼もしい俳優になりましたね。応援してる井上花菜さんは相変わらず美貌で歌も踊りも良くて、また次のステージが楽しみです。次はガラリと趣向を変えまして、小劇場系の俳優が創作怪談や実話怪談を披露するトークイベント『劇場怪談』へ。5人の手練れの語り手がそれぞれに劇場にまつわる怪談を語り聞かせてくれて、爆笑に次ぐ爆笑を湧き起こしながらもゾッとさせてくれたり、話の最後には聴く者までをも物語の中に巻き込んで震え上がらせたり、劇場の歴史の中にある悲しみを心に刻んでくれたり…そういうものにはあまり運の強くないはずの私が抽選会で何故か1等賞の全キャスト寄せ書きサイン色紙を当ててしまったり。本当に楽しかったです。そしてこれから通うことになる『トラベル・ショー』が天王洲銀河劇場にて開幕。前半の演目『ガリバー』は語り手の声の良さと表現の幅広さに大拍手。ガリバー旅行記って子供の頃に絵本で接したっきりちゃんとした本では読んだことないけど、改めて読んでみようかなぁ。馬の国の話もあるしね。

 日曜、北九州記念は牝馬を買っといた方がいい気がしてます。本命はロードフォアエースにするとして、相手はヤマニンアンフィル、アブキールベイ、ここんとこちょっと苦戦続きだけどモズメイメイを絡めておきましょう。

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