大阪ミャクミャクの旅
『二都物語』再演を観ました。前回のことはあまりよく覚えていなくて、名作文学なのにあらすじも忘れており、良い客として素直に驚いたり感動したり泣いたりしました。安心して観ていられる実力派キャストなのも良かった。続いてバロック音楽劇『ヴィヴァルディ〜四季』は大好きな石井一孝さんの主演作。石井さんはものすごく歌の上手い人なのでどうしても歌を買われてのキャスティングが多いのですが、今回の舞台で老齢のジョヴァンニ・ヴィヴァルディ(『四季』の作曲家・アントニオ=ヴィヴァルディの父)の晩年を丁寧に丁寧に演じている姿を観て「この人はもっともっと幅広くいろんな役をやらせたい役者だな」と改めて思いました。少年からおじいちゃんまで様々な役を演じ分ける宮原浩暢さんの芸幅にも拍手拍手。そして大阪へひとっ飛び、松竹座で『薫風歌舞伎特別公演』1部と2部を。目当ては1部『夢窓西遊記』に登場する中村亀鶴さんの脈々丸。そうです、ご想像の通りです。ミャクミャク様です。さすが歌舞伎はまさに今流行っているものを大胆に取り入れる気風に優れていて、赤と青でミャクミャクを模した拵えの亀鶴さんが姿を現した時は笑いとどよめき、高々といのちのかがやき君を掲げて日本の未来を請け負った時には拍手喝采でした。猿をキーワードに太閤秀吉と西遊記を結びつけて展開するアイデアも面白く、2部の『千夜一夜譚』も併せて新作歌舞伎をたっぷり楽しみました。画像最後の1枚は松竹座のロビーにいたミャクミャク様です。突然の推しグッズ化(笑)。
土曜の新潟大賞典はエピファニー、レガーロデルシエロ、ボーンディスウェイで。日曜のヴィクトリアマイルは、そうねぇ…ラヴェルとアリスヴェリテががんばってくれたらな…って思う。甘っちょろいと笑わば笑え、競馬にはそういう夢をいくらでも託していい。馬なり的にはもちろんボンドガールも買うよ!
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