終わりは始まり
新作オリジナルミュージカル『ミセン』、大阪→愛知→東京と続いた公演が無事に閉幕しました。原作のマンガや韓国でドラマ化されたものはいずれも見ておらず、私にとっての『ミセン』はこの舞台が全てです。それでいい、と思っています。そのくらい完成度が高く、良い作品でした。サラリーマンであればなおのこと、そうでなくても社会に出て仕事をして糧を得ている人なら誰でもどこか響くものがある作品だったと思います。私もわずかな期間会社勤めをしていた時の嫌な記憶がよみがえったりしてちょっとつらいものもあったりしましたが、そういうところも含めて心に響く、励まされる内容でした。何より楽曲が素晴らしく、同じ曲が別の場面で別の意味合いを持って使われるというミュージカルのセオリーをきちんと踏んで耳に残るようによく計算されており、若手からベテランまで実力者が揃って舞台が弾んでた。全体的になんとも気持ちの良い舞台でした。近いうちに再演があるといいなと願います。映画は『ショウタイムセブン』を。退屈させない運びで面白く観ました。時期的にそれを計算して撮影されたはずがないんだけど、TV局が停波モノの問題を起こすというのはタイムリーでしたね…。そしてそして、いよいよ現在の帝国劇場がクローズする最後の公演『帝国劇場CONCERT THE BEST New HISTORY COMING』、早速初日に行ってきました。何から何まで溜息が出るほどゴージャスで、東宝が総力を挙げて作り上げた気迫を感じさせるショーでした。帝劇の機構を見事に使い尽くした演出、この日のためだけに誂えた衣装で身を飾った出演者は全員が帝国劇場の舞台のゼロ番(舞台のド真ん中)でソロで歌う格式にある役者。それはそれはまばたきする間もなく息もつかせぬ3時間半。ゲストで出演した鹿賀丈史さんは「砂に刻む歌」と「Stars」の2曲。あの声が帝国劇場にたっぷりと響き渡るのを涙ながらに聴き、今まで鹿賀さんのファンとして長いこと過ごしてきた年月をしみじみと振り返り『レ・ミゼラブル』に通いに通った日々に想いを馳せました。鹿賀さんの出演日は全部観ちゃうよ。と、かくの如く今までもチケット代金としてお支払いした金額はリニューアル帝劇ヘのオブジェの掛け替え工事費ぐらいにはなるはずなので(笑)5年後目標のオープン時にはまたぜひ良い芝居を上演してこの演劇ヲタを通わせてくださいませ。枚数合わせの画像は休館中の東京芸術劇場前のイルミネーションです。
土曜、クイーンCは人気通りマディソンガールから。ショウナンザナドゥ、コートアリシアン、人気薄からはヴィヴァラリスを足しておきます。日曜の共同通信杯はカラマティアノス、ショウナンマクベス、レッドキングリー、せっかく韓国の芝居を観たのだからチョングクも買っておきましょうか。京都記念はチェルヴィニア、ソールオリエンス、セイウンハーデスまで。
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