インドと信州の旅
まだまだ『RRR』熱は全然下がっておりません。まず今週は吹替版を観てきました。かなり回数を観ているので予想段階では違和感バリバリかも…と危惧していたのですが、そこはそれほどでもなかった。配役的にもおそらくかなり気合が入っていたのではと推察。ただ、逆にその“失敗できない”感が表に出てしまっていて、ラーマもビームもカッコよくなり過ぎてた気がしました。もちろん声優さんの技術的にはすごくハイレベルで全然問題ないんですけど…日本語版にするにあたってラーマとビームの関係性にも解釈違いが。ビームの弟感がなくなっちゃったのが最も惜しい点。呼び方は「兄貴」にして欲しかったー! そんなアニキの主演作『ランガスタラム』字幕版の全国公開上映が実現したのは嬉しかったです。この作品、とても楽しいダンスシーンも満載でラーム・チャランさんが陽気な田舎の青年を演じているのがにわかファンには新鮮。ただし(以下ネタバレ)後半に進むに従って粛清と復讐の惨劇になって行くので、宣材のチャランさんの笑顔に騙されてうっかり観てしまうとショックを受けるかも…との事前情報は得ていました。私はその辺は全然大丈夫だった。なぜならそれ、私が昔めちゃくちゃたくさん観た東映任侠映画の展開とまるで同じだったから。いや、任侠映画に楽しいダンスシーンはありませんけどね(笑)、物語中盤頃にナニゴトか起こって主人公がその復讐のために耐えて耐えて耐え抜いた末に長ドス引っ提げてカチ込みに行ってバッサバサのグッサグサ、みたいなのには慣れてたもんで。とほほ。続きまして、創立106年という歴史ある映画館・上田映劇で『RRR』応援上映があると知り、ちょうど当日が誕生日だったので自分へのプレゼントとして遠征してきました。いやいや、東京から上田なんて近いもんです。私は前日入厩(笑)で1泊したけど日帰りでも余裕。前日には別所温泉まで足を伸ばしてのんびり観光。そしていざ、応援上映。スタッフさんの対応も温かく、私がTwitterで「当日、誕生日なんです」と書いたことを覚えていてくださり、大感激でした。観客の半分弱ぐらいはこの作品を観るのも初めての人だったみたい…新鮮な驚きを含んだ歓声に私まで嬉しくなってしまった。一方、猛者は猛者でナートゥエリアでバリバリ踊ってるし(笑)。楽しかったなー。楽しかった!
楽しくて頭がパァになっているので、予想もいつも以上にいいかげんです(笑)。北九州記念はママコチャ、ロードベイリーフ、トゥラヴェスーラ。前走大敗で人気落としてるけどエナジーグランもいっときましょう。札幌記念はシャフリヤール、ジャックドール、トップナイフ。人気下げてるラーグルフも買っておこう。
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