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2023.08.26

現場がテーマ

ForumShineshow

 上田から帰京した翌日には座・高円寺2にて「演劇の現場でのハラスメントを考えるフォーラムシアター」を受講。受講といっても舞台制作の現場で起こりうるハラスメントを演劇の形式でアンチモデルとして上演し、もう一度それを上演しながらオーディエンスが意見を述べたり時には役者になりかわって舞台に上がり、改善の方法を探っていくというもの。現場の役者さんや制作者が多かったようで活発な意見と積極的な参加で時間が足りないくらい盛り上がりました。とても興味深い催しでした。続いてはシアタークリエにて『SHINE SHOW』。こちらは抱腹絶倒のシチュエーションコメディ。以前アガリスクエンターテイメントで上演されたバージョンも観ており、今回は中川晃教さんや西村直人さんなどいつもミュージカルで応援している役者さんも加わり、歌の聴き応えはグッとレベルアップ。とてもとても楽しかったです。こちらも“現場”がテーマかな。

 新潟2歳Sはこれが出世したら面白いのでヒヒーンで。母はイイナヅケ。『RRR』のシータのセリフに「人助けをしろというのが許嫁の口癖で」とあるし。相手はヴァンヴィーヴ、アスコリピチェーノ、ルージュスタニング。キーンランドCはここんとこ振るわないレイハリア、ナムラクレアあたりを応援の気持ちで買いましょうか。後はドイツが馬名が好きという理由だけでゾンニッヒ、シュバルツカイザー。

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2023.08.20

インドと信州の旅

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 まだまだ『RRR』熱は全然下がっておりません。まず今週は吹替版を観てきました。かなり回数を観ているので予想段階では違和感バリバリかも…と危惧していたのですが、そこはそれほどでもなかった。配役的にもおそらくかなり気合が入っていたのではと推察。ただ、逆にその“失敗できない”感が表に出てしまっていて、ラーマもビームもカッコよくなり過ぎてた気がしました。もちろん声優さんの技術的にはすごくハイレベルで全然問題ないんですけど…日本語版にするにあたってラーマとビームの関係性にも解釈違いが。ビームの弟感がなくなっちゃったのが最も惜しい点。呼び方は「兄貴」にして欲しかったー! そんなアニキの主演作『ランガスタラム』字幕版の全国公開上映が実現したのは嬉しかったです。この作品、とても楽しいダンスシーンも満載でラーム・チャランさんが陽気な田舎の青年を演じているのがにわかファンには新鮮。ただし(以下ネタバレ)後半に進むに従って粛清と復讐の惨劇になって行くので、宣材のチャランさんの笑顔に騙されてうっかり観てしまうとショックを受けるかも…との事前情報は得ていました。私はその辺は全然大丈夫だった。なぜならそれ、私が昔めちゃくちゃたくさん観た東映任侠映画の展開とまるで同じだったから。いや、任侠映画に楽しいダンスシーンはありませんけどね(笑)、物語中盤頃にナニゴトか起こって主人公がその復讐のために耐えて耐えて耐え抜いた末に長ドス引っ提げてカチ込みに行ってバッサバサのグッサグサ、みたいなのには慣れてたもんで。とほほ。続きまして、創立106年という歴史ある映画館・上田映劇で『RRR』応援上映があると知り、ちょうど当日が誕生日だったので自分へのプレゼントとして遠征してきました。いやいや、東京から上田なんて近いもんです。私は前日入厩(笑)で1泊したけど日帰りでも余裕。前日には別所温泉まで足を伸ばしてのんびり観光。そしていざ、応援上映。スタッフさんの対応も温かく、私がTwitterで「当日、誕生日なんです」と書いたことを覚えていてくださり、大感激でした。観客の半分弱ぐらいはこの作品を観るのも初めての人だったみたい…新鮮な驚きを含んだ歓声に私まで嬉しくなってしまった。一方、猛者は猛者でナートゥエリアでバリバリ踊ってるし(笑)。楽しかったなー。楽しかった!

 楽しくて頭がパァになっているので、予想もいつも以上にいいかげんです(笑)。北九州記念はママコチャ、ロードベイリーフ、トゥラヴェスーラ。前走大敗で人気落としてるけどエナジーグランもいっときましょう。札幌記念はシャフリヤール、ジャックドール、トップナイフ。人気下げてるラーグルフも買っておこう。

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2023.08.12

炎と氷河の抱擁、それが彼らの友情

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 『RRR∞Dosti PARRRTY!』に行ってきました。RRRの世界をたくさんの画像パネルとレプリカ小道具などで追う展覧会。それほど規模の大きいものではないけれど短い準備期間でできる限りのことをしようと試みた、良い意味での手作りっぽさの感じられる催しでした。きっと誰かとても熱意のある人が企画して、半ば強引に実施にこぎつけたんじゃないかなぁ。つとに評価の高いRRRの映像美、いつも呆気に取られるままついつい流れで観てしまう場面場面を静止画で見せられると改めてその一瞬ごとの美しさに驚かされます。私がゾッコン入れ込んでるインドの馬・マルワリの大きなパネルもあって嬉しかった! この後大阪でも開催されるそうなので、関西方面の皆様、ぜひ。舞台は『Beautiful Twelve 美しき12人』を観ました。私がマニアックに追い続けている戯曲『12人の怒れる男』を女性キャストも交えての上演。狙いは面白かったし女性が入っても少しも不自然さはなく話の本筋の面白さは揺るぎませんでしたが、キャストはやや玉石混交。戯曲が緻密なだけに上手くない人が入ってると舞台上の空気がグラグラしちゃって、観てる方が自分の中でいちいち立て直さなければならなくなる。それは大変ヨロシクナイですな。そして映画『ナチスに仕掛けたチェス・ゲーム』。これはすごく良かったです。原作の小説が人気作のようで、その内容を忠実に映像化できているのだろうと思います。裕福で享楽的な人生を楽しんでいた主人公が戦争の渦に巻き込まれて変遷して行く様は恐ろしく、そして彼が生き抜く強さに心打たれました。

 日曜、関屋記念はディヴィーナ、ラインベック、ロータスランド。小倉記念はちょっと買いにくいメンバーですね…ククナ、マリアエレーナ、エヒトぐらいまでにしておきましょうか。

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2023.08.05

お休みをいただきました

SlaughterhouseMadheidi

 大阪はけっこうな長逗留だったため疲れが出たのか帰京してから喉が腫れて熱が出てしまい、先週はBlogをお休みさせていただきました。ちゃんとお医者さんにも行きましたし、しっかり休めたのでもう大丈夫です。ご心配くださった皆様、ありがとうございました。話が前後しますが、舞台『スローターハウス』を観ました。事件発生からつい先頃7年めを迎えた障害者施設殺傷事件を基に書かれた芝居です。近年最も信頼できる作・演出家の1人である詩森ろばさん、渾身の一作。W主演の原嘉孝さんと那須佐代子さんの息もつかせぬ真正面でぶつかり合う演技が素晴らしい。演技巧者の作り出す緊張感って堪らないものがあります。私もこの事件には少なからず関心があり、経緯を追って来ました。様々な議論のある中、ひとつの見方を鮮やかに提示してくれたこの作品に頭を下げたい。そして続いては振り幅大き過ぎるにも程がある、映画『マッド・ハイジ』。どひゃー、これは…誉めるにしても貶すにしても、とにかくあらゆる意味でヒデェ映画でした(笑)。こんなもんを面白がって観てたことを人に知られるのはなかなかに恥ずかしいので積極的にお勧めはしませんが、グロ画像&残酷描写に耐性があって三度の飯よりブラックジョークが好きな人は観たらいいと思います。いやーヒドいにも程がある。

 日曜、レパードSはミスティックロアからかな。リバートゥルー、クレメダンジュ、エクロジャイトまで。エルムSは宝塚記念除外のウップン晴らし、オーソリティ。人気落としてるところでベレヌス、あとはファルコニアにルコルセーヌあたりで。

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