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2023.06.24

役者の笑顔は宝物

IkirukaikenMarlowePonte1Ponte2

 9月に上演されるミュージカル『生きる』の製作会見にお邪魔して来ました。敬愛する鹿賀丈史さんが主演、今回で3演めになる舞台です。既にたんまりチケット抱えて楽しみにしています。しみじみと心にしみる名作、皆様もぜひご覧ください。リーアム・ニーソン出演100本記念作という映画『探偵マーロウ』を観ました。どれがどの作品だったかわからなくなる似たような作品ばかり(悪口ではなくてファンとしての遺憾の思い)のリーアムに久々に毛色の違う作品が来た。ハードボイルドを絵に描いたような渋い男の世界…と褒めたいところなんですが、なんだか淡々としていて退屈な映画で、眠くなっちゃった。さてさて、これからしばらく通うことになるのが音楽劇『ダ・ポンテ』。モーツァルトが数作品のオペラでコンビを組んだ詩人・ロレンツォ=ダ・ポンテ、2人のバディものと言ったらいいのかな。2人の芸術への想いを美しい音楽で編み上げた舞台。ダ・ポンテ役の海宝直人くんが持てる能力と魅力の全てを余さず発揮し、これは代表作になると思います。カーテンコールは撮影OK。役者さんたちの笑顔がまぶしいです。

 さぁ、宝塚記念。イクイノックスのお出ましだ。現役最強馬には逆らわず、ジェラルディーナ、ドゥラエレーデ、人気薄からはライラックといったところへ流します。

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2023.06.17

身体と心の栄養

M3ganEbichiriGodunovBisque

 更新を失念しまして、1日遅れのBlogです。映画『ミーガン』を観ました。うひゃひゃひゃ、これはコワ面白かった。グログロ血が出たり気持ち悪いバケモノが出たりトラウマになりそうな幽霊が出たり突然大きな音で脅かすようなホラー映画は大の苦手で絶対観ないのだけど、サイコサイペンスみたいなのは好きで、これはそちら側でした。これ、いわゆる人形ホラーみたいなジャンルでかなりカルトな人気作になりそうな気がする。ラストシーンから考えていくらでも続編やスピンオフが作れそうだし。それにしても今後AIなどが加速度的に進化してこういうことが本当に起こり得る未来を考えると暗澹たる気分になりますな。人類、一度何もかもチャラにして原点に戻るべきなのかなぁ。そしてたまたま今週は親しいお友達や長年お仕事でお世話になっている大事な人たちとの会食の機会が続きました。中華、ロシア料理、フレンチとイタリアンの融合とジャンルも様々。おいしいものを食べるのは私の趣味のひとつです。

 日曜、ユニコーンSはヘンリーから。え、理由ですか? 私にとってヘンリーといえば、ヘンリー・ジキル博士。そうです、名前だけです(笑)。ペリエール、グレートサンドシーへ。マーメイドSはビッグリボン、サンカルパ、ゴールドエクリプス。

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2023.06.10

追悼・Sir Scott Buxton

RipscottKaibutsuYakyokuBrulee

 機会さえあれば永遠に通い続けたい『RRR』応援上映。今回は立川のシネマシティへ。開催直前にスコット総督役のレイ・スティーブンソンさんが急逝され、献花台が設けられて多くのファンが花を手向けました。私は手描きのイラストを納めさせていただきました。この圧倒的な存在感のすこぶる魅力的なヴィランがいてくれてこその『RRR』でした。ファンからこんなに愛されていたことが彼の魂に届きますように。ご冥福をお祈りします。映画『怪物』、観始めて感じていた違和感が「そういうことだったのか!!」と解消されて行く緻密な組み立ての脚本がさすがでした。物語の結末の着地点が私にはちょっと落ち着けず、消化不良気味ではありましたが、よく工夫して作られた映画だなぁと思います。行きは飛行機帰りは新幹線の日帰り観劇で大阪へ。A.B.C-Zの五関晃一さんと戸塚祥太さんがW主演の『夜曲〜ノクターン』。前に別のカンパニーで観てるはずなのに内容全然覚えてなくて、新鮮な気持ちで観ることができました。五関さんは小柄なのに舞台でとても良い声を出す。演技も確かで間合いが良い。身体も効く。戸塚さんは舞台はもう百戦錬磨、絶大に信用できます。戸塚さんの役に当初キャスティングされていたのは塚田僚一さんで、彼だったらどんな役作りになっていたかなぁという思いは消えませんが、ベテラン共演者の皆様も適材適所の良い舞台で、強行で遠出した甲斐がありました。枚数合わせのおいしいものの写真、お友達との楽しい会食でいただいたデザートのクレームブリュレです。

 日曜、エプソムCはレインフロムヘヴンにガロアクリーク、エアロロノア、ラストドラフトをぶら下げます。函館SSはレイハリア、ブトンドール、リバーラ。

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2023.06.03

観たいと思ったら即、観る!

WehappyHazamaYevaduHamonKazbillboadYokohama

 今週は劇団昴『WE HAPPY FEW』から。作品はなかなかの大作で面白かったんだけど、役者陣がなんとも力不足で演目に見合ってなかった気がします。これ、宝塚の実力派OGを揃えて上演したら面白いものができるかも。続いて映画を3本。『はざまに生きる、春』…作中のあるポイントにどうしても最後までひっかかってしまい、釈然としないまま終わる。従って主人公2人の行方を素直に応援する気持ちになれず。インド映画『Yevadu』。タイトルは「誰だ!?」という意味で、RRRのラーム・チャラン様の美貌がたっぷり拝めるミステリー作品でした。テルグ語の映画で英語字幕しかついておらず、それでもシンプルな筋書きなのでそれほど困らずに楽しめました。『波紋』はかなり変な映画。事前に予告トレーラーを見てその変さを楽しみに行ったわけなので、まずまず満足。そしてBillboad-Live横浜で石井一孝さんのライブ。楽しかったー。これはシリーズ化して欲しいです。次回があったらお食事も楽しみたいな。横浜に行ったついでに洋館も少し見物。画像は旧横浜正金銀行。竣工は昭和11年なので、私の基準から言えば「築浅だな…」です(笑)。

 土曜、鳴尾記念はソーヴァリアント、フェーングロッテンという人気どころからヒンドゥタイムズ、ワンダフルタウン、スカーフェイスへ。日曜は安田記念か…ソダシはもちろん応援したいけど、馬券的には連ヒモに格下げします。さりとて名前を挙げるのはシュネルマイスター、ジャックドール、メイケイエールというあんまり面白味のない組み合わせ。

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