ヲタクかくあるべし
今週は映画週間。12日(金)は所用があって外出、ちょいと調べたら柏のキネマ旬報シアターで『RRR』の応援上映をやるではありませんか。どうせ家を出てるなら、と太鼓と鈴抱えてちょっと足を伸ばしてみました。小さな映画館で16:20という中途半端な時間の上映開始でお客さんもあんまり入ってなくて、シャンシャンしてたのは私だけだったかも…もしかして初見のお客様がいたらこの映画の音楽にはずっとシャンシャン鈴の音が入ってるんだと思わせてしまったかも…すみません。でもチケット購入の窓口で応援上映であることは懇切丁寧な説明があったから、だだだだ大丈夫だよ、ね? 大好きなリーアム・ニーソンの新作『MEMORY』、これは残念ながら私はあんまり面白いと思えなかった。リーアムの顔立ちは深い懊悩を抱いたキャラクターも似合うのだけど、今回の主人公の闘う上でのディスアドバンテージが肉体の衰えによるものだという設定なのはやはり見ていて辛かったですね。彼ももう高齢だからさ。さらに1本『推しが武道館いってくれたら死ぬ』…これはすんごく良かった! 私も今で言う“推し”をずっと推してきた人生で、でもどうしても推したら推しただけ認知されたいとかファンサが欲しいとか見返りを求めてしまうダメなファンで。ただただ好きで応援する、推しのためになるならできる限りのことをするしどこまででも行くというこの映画のヲタクたちの純粋さがまぶしかった。心に刺さる金言がたくさんあり、もう一度初心に立ち返って誰かのファンとしてその人を応援するというのはどういうことなのか、振り返ってよくよく考えなければならぬと反省しました。さて、その推しの1人として大きな存在である鹿賀丈史さん主演の舞台『生きる』は黒澤映画の舞台化であり、その映画のリメイク版である『生きる LIVING』には主人公が残りわずかな人生で少しでも楽しみを見つけられないものかとフォートナム&メイソンで食事をするシーンがあります。それで観劇友達と一緒に「F&Mの東京店でアフタヌーンティーしよう!」となるアホなヲタク(笑)。おいしいサンドイッチ、スコーン、ケーキとびっっっくりするほど香り高くおいしい紅茶。ステキな時間を過ごしました。
いよいよ競馬も春の最高潮。土曜の平安Sはノットゥルノ、ヴァンヤール、カテドラル、ロードヴァレンチ。日曜のオークスはさすがに素直にリバティアイランドからにしておきますが、気持ちはディープインパクトのラストクロップであるライトクオンタムに置く。リバティに勝ったことがあるのをみんな忘れてるんじゃないのかと叫びたいに違いないラヴェル、イッパツあるならこれかなと思うソーダズリングまで。
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