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2023.05.27

いつもワクワクドキドキを

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 もう何Rめ?と訊かれましても敢えて数えていない『RRR』応援上映。全く飽きることがなく、行ける場所で行けるスケジュールならまだまだ行きたいです。今回も楽しかった。マルワリポストカード少しお配りしました。ミュージカル『SHE LOVES ME』はちょっと古臭ささえ感じさせる名作。主演がどうにも弱いなぁと嘆息しつつも他キャストの支えのおかげで楽しく観ました。映画『最後まで行く』は観ててほとほと疲れたー。これ何度も言いますが、私はこんな人生を選ぶ人の気が知れない。平穏な生活を真面目に穏やかに生きていきたいです。『BACKBEAT』再演、これは良い作品だと思います。なんといっても役者陣が本当に演奏していて、それがとびきりソリッドでタイトなサウンドであることが素晴らしい。大好きな上口耕平くんが伸び伸びと歌って踊って、そしてびっくりするほどドラムが上手い。すごいなー。『其の女』は劇団チョコレートケーキの古川健さんの脚本、日澤雄介さんの演出。私は長崎の被爆2世なので、原爆にまつわる話の演劇はひとつ違う覚悟で観ているつもりです。大きな重たいテーマを1人の女性の語りに焦点を絞った作品、主語をミニマムにしたことで改めて見えてくるものがありました。数合わせのおいしいものの写真は下北沢で食べたハニーチーズナンと海老カレーのセットです。

 さぁ、いよいよダービー。私はドゥラエレーデから行ってみようかなと思ってるんです。ファントムシーフ、タスティエーラ、トップナイフ。皐月賞馬は思い切って切ります。土曜の葵Sはペースセッティング、ヤクシマ、人気薄からエレガントムーン。日曜の目黒記念はライラック、ヒートオンビート、サリエラ、ラストドラフト、ユーキャンスマイルまで。

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2023.05.20

ヲタクかくあるべし

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 今週は映画週間。12日(金)は所用があって外出、ちょいと調べたら柏のキネマ旬報シアターで『RRR』の応援上映をやるではありませんか。どうせ家を出てるなら、と太鼓と鈴抱えてちょっと足を伸ばしてみました。小さな映画館で16:20という中途半端な時間の上映開始でお客さんもあんまり入ってなくて、シャンシャンしてたのは私だけだったかも…もしかして初見のお客様がいたらこの映画の音楽にはずっとシャンシャン鈴の音が入ってるんだと思わせてしまったかも…すみません。でもチケット購入の窓口で応援上映であることは懇切丁寧な説明があったから、だだだだ大丈夫だよ、ね? 大好きなリーアム・ニーソンの新作『MEMORY』、これは残念ながら私はあんまり面白いと思えなかった。リーアムの顔立ちは深い懊悩を抱いたキャラクターも似合うのだけど、今回の主人公の闘う上でのディスアドバンテージが肉体の衰えによるものだという設定なのはやはり見ていて辛かったですね。彼ももう高齢だからさ。さらに1本『推しが武道館いってくれたら死ぬ』…これはすんごく良かった! 私も今で言う“推し”をずっと推してきた人生で、でもどうしても推したら推しただけ認知されたいとかファンサが欲しいとか見返りを求めてしまうダメなファンで。ただただ好きで応援する、推しのためになるならできる限りのことをするしどこまででも行くというこの映画のヲタクたちの純粋さがまぶしかった。心に刺さる金言がたくさんあり、もう一度初心に立ち返って誰かのファンとしてその人を応援するというのはどういうことなのか、振り返ってよくよく考えなければならぬと反省しました。さて、その推しの1人として大きな存在である鹿賀丈史さん主演の舞台『生きる』は黒澤映画の舞台化であり、その映画のリメイク版である『生きる LIVING』には主人公が残りわずかな人生で少しでも楽しみを見つけられないものかとフォートナム&メイソンで食事をするシーンがあります。それで観劇友達と一緒に「F&Mの東京店でアフタヌーンティーしよう!」となるアホなヲタク(笑)。おいしいサンドイッチ、スコーン、ケーキとびっっっくりするほど香り高くおいしい紅茶。ステキな時間を過ごしました。

 いよいよ競馬も春の最高潮。土曜の平安Sはノットゥルノ、ヴァンヤール、カテドラル、ロードヴァレンチ。日曜のオークスはさすがに素直にリバティアイランドからにしておきますが、気持ちはディープインパクトのラストクロップであるライトクオンタムに置く。リバティに勝ったことがあるのをみんな忘れてるんじゃないのかと叫びたいに違いないラヴェル、イッパツあるならこれかなと思うソーダズリングまで。

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2023.05.13

外国映画と伝統芸能と

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 映画『EO』を観た時にロビーにディスプレイされている情報を見て面白そうだなと思い、翌日に同じ映画館で『セールス・ガールの考現学』を観ました。モンゴルの映画だそうで、なかなか良かったです。主人公が心の変化とともに容姿もどんどん変わっていくのがステキでした。以前通ってたミュージカル『アラバスター』の元ネタの一部となっていた歌舞伎の『籠釣瓶花街酔醒』は舞台を観ていなくて、この度シネマ歌舞伎でやることになったので観に行きました。勘三郎、玉三郎、仁左衛門という好キャスト。あーなるほど、これは手塚治虫先生が暗い想いを抱いて後にネタにして吐き出すだけのことはある。そして“推し”にナニゴトかを捧げたことのある人にはアイテテテって感じの話でもあります。続いて五月大歌舞伎、昼の部。曽我兄弟モノはいつ観ても弟クンがむやみに張り切っててかわいくて笑ってしまう。團十郎がどうかしたのか首を傾げてしまうぐらい声が出てなくて心配。寺島しのぶさんの息子さん・眞秀くんの初舞台は立派なものでした。同じ日の夜にRRRのコラボレストランへ。映画の内容にちなんだ料理やデザート、ドリンクなどを楽しみながら壁のディスプレイやグッズ購入などで過ごす幸せいっぱいの時間。こういうの、イイですねぇ。来てるお客さんもみんなRRRが大好きな人ばかりなわけだし。モニターに流れる名場面を見ながら同行者とあーだこーだとRRRの話をたくさんしました。楽しかったにゃー。

 『馬なり1ハロン!NEO』200R突破記念のスペシャルプレゼント企画が告知されました。皆様ふるってこちらからご応募ください。
 土曜、京王杯SCはゾンニッヒ、ラウダシオン、タイムトゥヘヴン。日曜のヴィクトリアMはスタニングローズ、ソダシ、ナミュールの順で。スターズオンアースは思い切って切る…とか言うと来そうな気がする…でもここは思い切って。

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2023.05.06

やりたいことを躊躇うな!

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 浦井健治さんの代表作と言っていい『アルジャーノンに花束を』…9年ぶりのチャーリイ役だそうです。彼は演劇ファンから親しみを込めてウラケンと呼ばれていて、その人懐っこい性格やちょっとおバカキャラと思われがちな人柄からその呼称は似合ってると思うのですが、確かこの舞台の初演の時にただならぬ演技力を見せられて仰天し「ウラケンなんて呼んでいい人ではない、浦井さんだ」と認識を改め、以後数々の舞台での名演を観る度に呼称を改めて現在は「浦井センセー」になっています(笑)。今回も気持ち良く打ちのめされました。手術によって天才レベルの知能を得ていくチャーリイ、でもその実験は破綻していきます。1曲の中でフレーズごとに知能のレベルが乱高下する凄まじい難曲があり、自在に演じ分ける様は驚異的でした。終盤はもうズタボロに泣いた…。アガリスクエンターテイメントの『令和5年の廃刀令』はタウンミーティングの形を取った演劇で最後に観客に投票をさせてエンディングを決める趣向。登壇者それぞれの立場からの意見がいちいち面白く、劇作家得意の屁理屈が炸裂しては爆笑、そして現代にも問われる問題について提示してくるテーマ性は骨太。この劇団の舞台はいつどれを観てもハズレがありません。連休中でちょっと遠方で移動手段が不安でどうしようどうしようと散々迷った挙句に最近の人生の指針としての「ヲタクとして、やりたいことを躊躇うな」に忠実に、行って来ましたフォーラム福島『RRR』マサラ上映! いやー行って良かった、クラッカー鳴らして紙吹雪ブン撒いて太鼓叩いて鈴振って登場キャラに掛け声、ナートゥもエッタラジェンダもスタンディングで踊りながら大合唱。本当に楽しかった!! 映画は『EO』を。馬が出ると聞いたしもちろんロバも好きだから観てみましたが、これはおススメできない…かな。映画としてどうなのかはさておき、私は作品自体の言わんとすることとは違う部分で観ていて辛かったのです。色々あった末でのラストも私にはバッドエンドとしか思えなかったし。沈んだ気持ちで映画館を出ました。真面目に作られた良質の映画であることは理解できて、決して不愉快だったわけではないことは明記しておきます。

 土曜、京都新聞杯はマキシ、マイネルラウレア、ディープマインド。日曜のNHKマイルCは今一番応援してる馬かもしれないウンブライル激推し。オオバンブルマイ、エエヤン、シャンパンカラーヘ。新潟大賞典はカラテ、ブラヴァス、ロングラン、ハヤヤッコ。

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