« December 2022 | Main | February 2023 »

2023.01.28

大きな舞台も小さな舞台も

Cesare_20230128014301OyasumiOwarinoyukueKyokkei

 コロナ禍の影響による2020年の公演中止から約3年、ようやく上演がかなった「チェーザレ 破壊の創造者」。おそらくこの豪華キャストを再び揃えて上演できるまでにこの日数を要したのでしょう。豪華なキャスト、豪華な衣装、明治座さんが総力を結集して打ち出しただけのことはある観応えのある力作でした。こういうオリジナルの大作を創り出していこうという熱意、たくさんのフォトスポットや演目にちなんだお弁当やジェラートなどが用意されて盛り上げてくれている劇場ロビー、その姿勢を心から応援したいです。キャストと言えばシアター風姿花伝「おやすみ、お母さん」は実の親子である女優さん2人の舞台。これがもうピリピリするような緊張感に溢れる芝居で、ヘトヘトに疲れて溜息つきながらも観て良かったなぁと頷く作品でした。疲れて溜息といえば「終わりの行方」…両親の介護の経験もある私としては心に刺さる身に迫ることばかりで本当に観ていて疲れました…(褒めてるんです)。身に迫るといえば「参加型裁判演劇 極刑」、これはとても面白い試みでした。観客は裁判員に選出されたという設定で舞台で演じられる裁判に参加します。クジ引きで選ばれて実際に評議に加わる観客もいますし、そうでない客はスマホを使ってチャットでその時の心境や考えを話し合える。裁判長役は本物の弁護士さん。裁判の進め方は実際の裁判員裁判とほぼ同じだそうで、疑似体験をさせてもらいました。実際に死刑か無期懲役かを判断するとなると考え込むものですね…上演回ごとに判決は違うそうです。

 さてさて、根岸Sは絶好調のギルデッドミラー、こちらも絶好調バトルクライ、手堅いヘリオス、人気薄からはエアアルマスあたりで。シルクロードSは良かった頃を思い出してほしいレイハリア、残りの騎乗もカウントダウンに入りつつある福永騎手のキルロード、連勝はどこまで伸びるのかマッドクール。

| | Comments (0)

2023.01.21

舞台色とりどり

1kabuki_20230121012101HoushokudokeiKazetsuyoBiriyani

 古典の名作歌舞伎「十六夜清心」、観るのは初めて。なんというか…むちゃくちゃな話で(笑)。なんだろうなぁ、当時実際に起きた事件を元にあれもこれもネタを全部盛りにしちゃったって感じなのかな。筋はわかるけど心がついて行けないやつでした。贔屓の中村亀鶴さんはなんだかボンヤリした役だなぁと思って観てたら実は!の儲け役。ステキ。「宝飾時計」は鋭敏な戯曲に鋭敏な役者が揃って見応えのある舞台。こういうものを面白いと感じられる感性を保っていたいものです。それと比べるとこちらはもう、どストレートに感性に訴えかけてくるスポ根舞台「風が強く吹いている」、これは感動的でした。人気小説が原作なので物語の骨格がしっかりしてる。キャラクターも立っていて、必ず誰かに感情移入できる。主演の塚田僚一くんはしっかりとした舞台の芯としての貫禄も感じさせ、伝わるセリフと確かな感情表現でキラキラと輝いていました。TVのバラエティではアウトな人だと思われてるかもしれないけど、こういう面も知られて欲しいですね。枚数合わせの写真はあいかわらず食べ歩いているビリヤニ。マトンはそれほど好きじゃないけどビリヤニの具材としては定番のチキンよりも少しクセのあるマトンの方が合ってる気がして、マトンがあればマトンを頼みます。

 日曜、AJCCはエピファニーが連勝を伸ばしてここで一気に重賞奪取となるか。相手はガイアフォース、昔を思い出してほしいアリストテレス、人気薄からはユーバーレーベン。東海Sはこちらも連勝からの重賞獲りに挑むプロミストウォリアを本命にクリノドラゴン、ゲンパチルシファー、ハギノアレグリアスあたりでそーっと。

| | Comments (0)

2023.01.14

競馬映画には点が辛い

MagadheeraKandenchiFamiliarKazuslDreamhorse Osakajin

 年末から年明け、かなりゆっくりの日程でお休みがいただけたので精力的にあれこれ観て来ました。映画は「マガディーラ 勇者転生」「ファミリア」「ドリーム・ホース」、舞台は大好きな戯曲「十二人の怒れる男」の東京乾電池版、そしてその本歌取り的な作品のひとつである「12人のおかしな大阪人」、それから大好きな石井一孝さんのシークレットライブ。それぞれに楽しかったりちょっとコレはなぁだったり。中でも触れておかなければならないのは「ドリーム・ホース」だと思いますが…これは私個人の感想としてはあまり取り立てて面白いとは思えませんでした。実話を元にしているだけにそう突飛な事件は起こらず、1頭の馬の生い立ち、怪我による挫折、それを乗り越えての勝利…という競馬モノとしてはどうにもこうにも定型どおりというか、ありきたりな感動物語という以上のものは感じられなかったんですよね。「ライド・ライク・ア・ガール」の時と同様、どうしても競馬映画には点が辛くなってしまうな。でも気持ちのいい映画ではありました。共同馬主の1人である厳しい顔をしたおじさんが愛馬の応援で競馬場に行く時に馬蹄の模様の入った靴下を履いていくのがすごくかわいかった。

 土曜の愛知杯は人気薄だけどリアアメリアからフィオリキアリ、アブレイズ、アンドヴァラナウト、ルビーカサブランカへ。日曜の京成杯はシャンパンカラー、セブンマジシャン、シーウィザード。日経新春杯はもちろんロバートソンキーを熱烈応援だよ。そろそろ重賞に手が届いてもいいんじゃないかと思ってます。他にはハヤヤッコ、プライドランド、ヴェローナシチーなど名前の残る単勝馬券を買っておきたい馬が出てて楽しいね。

| | Comments (0)

2023.01.07

今年もよろしく!

2023_20230107024501

 皆様、新年いかがお過ごしでしょうか。私は年明け丸々1週間ほどお休みをいただけて、映画を観たり芝居を観たりちょっとした手芸を楽しんだりしています。そのへんのレポートは来週にまとめることにします。

 金杯は東西ともにかすりもしませんでした(笑)。一年の計は元旦にあり、一年の馬券は金杯に集約される…とすれば今年もさもありなんといった風向きです。しかし一切メゲずに週末の予想。日曜のシンザン記念はライトクオンタム、クファシル、サンライズピースの順番で。月曜のフェアリーSはキタウイングの名誉挽回。エナジーチャイム、ディヴァージオン、メイクアスナッチ。

| | Comments (0)

« December 2022 | Main | February 2023 »