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2022.12.31

今年もお世話になりました

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 年の瀬も押し詰まったとはいえギリギリまでエンタメ摂取。映画「Dr.コトー診療所」…うーん、ちょっとドラマ作りが作為的過ぎるかなぁ。イマドキは視聴者もこういうものの“仕掛け”にそうそう素直に心を動かされないもので、ハイハイこうやって問題山積みにして危機感を煽ってこうやってミスリードしてエーッと思わせてこういうオチで泣かせようとするのね、という具合に図面が見えちゃうんですよね。素材も役者も揃ってるのだから、もっと小さな仕掛けでも観るものを感動させることはできるのにな。久々に、本当に久々に生で鹿賀丈史さんのお姿を目にする機会を与えていただいて大感謝のホリプロ主催「A Gift For You」。鹿賀さんの歌とご挨拶で開幕し、鹿賀さんの歌で幕を下ろす、本当にホリプロはこの人を大事にしてくれてるんだなぁと感じさせる構成のミュージカルコンサートでした。来年の秋に「生きる」の再々演も決まりました。まだまだずっと後をついて行きたい人です。Bunkamuraオーチャードホールでは「Japan Musical Festival Winter Season 2022」。中川晃教くん、島田歌穂さん、岡幸二郎さん等、大好きな人が揃ってのステージ、楽しく観ました。FUSION WALLという映像システムを使って自分自身と“競演”する中川くんなど面白い試みに拍手。ひさしぶりに歌穂ちゃんの「On My Own」を聴いて涙。これが私の今年の劇場納めとなりました。枚数合わせの写真は自分で作ったマグロとアボカドのユッケ丼です。

 年内はこれが最後のBlog更新。今年も1年、Twitterその他で「馬なり」読者の皆様には大変お世話になりました。いつも作品に温かいお気持ちをお寄せいただき、本当に励みになっています。新しい年も楽しいマンガ、愛されるイラストを描き続けていきたいと思っています。ご愛読、ご声援、どうぞよろしくお願いいたします。
 皆様、良いお年を!

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2022.12.24

寒さに負けず

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 ジャパンラグビー・リーグワン、開幕。まずは味の素スタジアムへサンゴリアスvsスピアーズの試合を観に行きました。強豪サンゴリアスが黒星スタートという波乱の展開で面白い試合でしたが、日頃超インドア派の私には冬のスタジアムは寒過ぎたー。次に行く時にはもっと重装備に…って行くんかい。行くつもりあるんかい。年寄りの冷や水ってそういうの言うんだぞ。もう少し気候が穏やかになってからにした方が身のためかもしれませんね。serial number labo01と銘打った公演「痩せた背中」は小規模公演ならではのていねいな作りの芝居で、詩森ろばさんの作品上演形態の今後の新たな可能性を感じました。多くの観客を相手にした大きな公演ももちろん大事ですが、こういう形でも彼女の作るものを観てみたい。ぜひ続けていってほしいです。大好きな島田歌穂さんの「アメリカン・ラプソディー」はガーシュインの歌がたっぷりの素敵な舞台でした。客席にはジャズの好きなお客さんもたくさんいらしてたみたい。良い空間でした。同じ日に同じ高円寺で荻野リサさんのフラメンコライブ。毎度毎度「すごい!」しか褒める言葉がなくて困っちゃう。

 オジュウチョウサン、いよいよラストランですね。何よりもまず、無事を祈ります。土曜の阪神Cはグレナディアガーズから人気薄へ。ラウダシオン、プルパレイ、ライトオンキュー。さぁ、日曜は有馬記念。私の大好きなレースです。本命はタイトルホルダー。イクイノックス、ジェラルディーナもはずせない。そして今回は隣の枠を気にせずに(笑)エフフォーリアも買っておきたい。良いレースになりますように。

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2022.12.17

今週も幅広く

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 話題の映画版「SLAM DUNK」観ました。単行本が家に全巻揃っていて通して読んではいるけれど細部の記憶はほとんどなく…内容については多分もっと熱心な層が色々語ってると思うので私があれこれ言うほどのことはありません。これは物語よりも圧倒的な視覚効果を観る映画かなぁ。止め絵の強烈な魅力、終盤の鮮やかなスピード感、最新のアニメーション技術の粋を見たという気がしています。加藤健一事務所「夏の盛りの蝉のように」はとにかく加藤忍、これに尽きる。おっそろしいほど巧いな、この人は。「ABC座・ジャニーズ伝説」、正直ジャニ伝はもういいよーという気分ではあるのですが、それでも上演ごとにブラッシュアップして無駄を削ぎ落として行く前向きな姿勢は評価に値すると思います。なかんずくショー場面の見せ方の上手さ、文句のつけようのない華やかさ。彼らのようにあの事務所にあっては地味と言われがちながらもしっかりとした腕を持つ舞台人はもっと認めてあげなきゃイカンと思います。新宿梁山泊「奇妙な果実・マルコムXと金嬉老」、難しいテーマを音楽を盛り込むことでグイグイ見せてくれました。出演者からお誘いをいただいていなかったら観てなかったと思う。勉強になりました。芝居が終わってアフタートークが開催されている真っ最中に演出の金守彦さんの紀伊國屋演劇賞受賞の報が飛び込む嬉しいハプニングあり。

 土曜、ターコイズSは人気薄に買いたい馬がいっぱいいる。レイハリア、ローザノワール、スカイグルーヴ。日曜は朝日杯FS。どうしてもこれ!というような馬がいないのでここは珍名馬でふざけておこう。オオバンブルマイ、ドンデンガエシ、ウメムスビ。これが1〜3着だったらもうお祭りだね(笑)。

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2022.12.10

小さな小さな映画館

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 ロック様ことドゥエイン・ジョンソンが好きなので「ブラックアダム」観て来ました。うーん、こういうアンチヒーローよりも彼は笑ってフザケてる方がいいと思う。そのかわり風をまとって舞い上がるサイクロンと無駄口が多くてビビリでいつも何か食べててでっかくてかわいいスマッシャーが大変気に入った。この2人がメインのスピンオフができたら走って観に行く(笑) 。「RRR」に触発されたわけではなく観劇友に勧められて観たインド映画「響け!情熱のムリダンガム」、これがすっごく面白かった。ミュージカル的でもあり師弟モノでもあり音楽のプロフェッショナルの話でもありと私の大好物がこれでもかと詰まってる。初めて行ったCINEMA Chupki TABATAという座席数20席の小さな小さな映画館はアットホームな雰囲気も好ましく、上映作品のラインナップも良かったのでまた訪れる機会がありそう。変わってこちらは舞台、文学座「文、分、異聞」。作品としてはよくできていて面白かったんだけど、これ、役者の演じ方次第でもっと軽めのタッチで笑わせていい戯曲だったんじゃないのかなぁ。文学座のカラーなのかわからないけど生真面目にやり過ぎたような気がする。文学座の往年の所属俳優が実名で登場し、それをもじったくすぐりで爆笑する客席の観劇IQの高さはなかなかのものでした。文学座のアトリエは信濃町にあり、ついでに慶應大学の近代建築を見学して来ました。洋館大好き。

 土曜、中日新聞杯は前走大負けしてる馬が多いな…大負け組から買ってみるか。ハヤヤッコは無条件に応援するとして、アルジャンナ、ギベオン、アスクワイルドモア。日曜、カペラSはリメイク、ヤマトコウセイ、オメガレインボーとこちらは固めに。阪神JFはウンブライルを熱烈応援です。なんとなれば彼女にはシンボリルドルフの一族の血が流れているからです。ワタクシ、かかっております。これを書いてる現時点で1番人気になってるのはいかがなものかと思うけどな。他にはラヴェル、モリアーナ、そのくらいで。

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2022.12.03

キモチ悪い映画(褒めてます)

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 今週も快調にインプット。映画は「母性」「ザ・メニュー」「サイレント・ナイト」。それぞれに意味は違うのだけど全部共通して“キモチ悪い映画”でした。自分の日常にこういうことがあったら嫌だし、登場人物の考えてることや常識が私の感性では理解できないし、なんだかずっと居心地が悪い。でも他人事としてそういったものを知るのは面白い。良い言葉で言えば知的好奇心。悪く言えば出歯亀的のぞき趣味。こういう気分を味わうのもわざわざ映画館まで観に行って自分の知らない世界に没入することの意味なんですよね。舞台は「どっか行け!クソたいぎい我が人生」を初めて行くこまばアゴラ劇場にて。主演の占部房子さんは好きな女優さん。おっとりして見えるけど何か激しい表現が必要になった時の瞬発力と発火力がすごい。小さな劇場で間近でその演技に接することができて嬉しかったです。「メイン通りの妖怪」は飛田新地の女性たちの話。webで目に止まった情報だけで足を運んでみましたが、とても面白かったです。枚数合わせにいまだに「RRR」の興奮冷めやらずYouTubeで動画を見まくり、ナートゥ脳から脱却できずに食べた海老カレー。大きなナンとタンドリーチキン、そしてラッシー。

 土曜、ステイヤーズSは月並みだけどメロディーレーンの応援かな。シルヴァーソニック、ディバインフォース、ユーキャンスマイルへ。チャレンジCはルビーカサブランカ、ブラヴァス、ヒンドゥタイムズ、ソーヴァリアント。日曜のチャンピオンズC、テーオーケインズには逆らわない。せめてハピ、オーヴェルニュ、サンライズノヴァと人気薄へ流しておこう。

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