今週もバラエティ豊かに。初めてのぴあアリーナMMでA.B.C-Zの10周年ライブ。アリーナといってもだだっ広い感じはなく、ギュッとコンパクトで見渡しやすい会場で楽しかったー。先日館山を訪れた時「渚の駅たてやま」で大プッシュされていた映画「さかなのこ」…これ、とても良かったです。主人公のミー坊と地元の不良軍団との奇妙で温かい友情、好きなことをずっと好きでいることのステキさと辛さ。さかなクンって究極のヲタク像だなぁって思うんです。評判の高い劇団で一度観なきゃと思ってたヨーロッパ企画の「あんなに優しかったゴーレム」、なるほど人の口の端に上る劇団はずっとちゃーんと面白いことやってるんだな、と感心しました。まだまだ知らない観たい劇団がいっぱいあります。そうそう、馬が出てきたよ…いや、正確には馬じゃないんだけどね、ネタバレは避けておきましょうか(笑)。そして今週一番の出逢いは劇団時間制作の「12人の淋しい親たち」。これはすごかった。よく知られた名作「12人の怒れる男」の骨組みを生かしたまま独自の物語を展開し、その背骨や腰骨にあたるような大きな関節部分の仕掛けをドスンドスンとブチ当ててくる。「怒れる」を知らなくてももちろんものすごく面白いですが、よく知っているとそれはそれは巧みな作劇に仰天します。被告側のドラマを具体的に目に見える形で表に出すことでストーリーはくっきりとした立体として立ち上がり、陪審員1人1人にも各々の人生の物語があること、そのそれぞれが抱える淋しさと悲しさが強い明度で提示されて胸を抉られるようでした。今までに観た潤色もの、パロディなどの様々な「12人もの」の中でも、そして今年観た舞台の中でも出色の1本でした。
10/2(日)9:30〜東京・青山霊園の大久保利通公墓所のおそうじボランティアを行います。夕刻まで数時間にわたってただただ草むしりや落ち葉掃きをします。ちょっと手伝ってもいいよという方、どうぞ気軽に現地集合でお立ち寄りください。ご都合の良いお時間から加わっていただいて結構です。ご要望があればサインなども喜んでさせていただきます。
さて、いよいよ凱旋門賞ですね。スポーツ報知で「今年こそ!」と意気込む競馬ファンの後ろで出走馬たちが「毎年同じこと言わせるのは今年で終わらせよう!!」と誓い合うマンガを描きました。そうなるといいなぁと祈る思いです。土曜のシリウスSはハピ、バーデンヴァイラー、ハセドン。日曜のG1スプリンターズSはオトナになった(?)メイケイエール、若さが良い方へ出ると信じてナムラクレア、人気薄ではメイショウミモザとかダイアトニックかな。