コワイ映画と胸に沁みる舞台と
今週はまず映画「きさらぎ駅」。怖いのは嫌いなのにどうして観てしまったのかというと、都市伝説的なものには興味があるから。でもこれは期待してたのとちょっと違ってホラー寄りでした。とはいえ途中でホラーな部分をネタにブラックコメディみたいになって行くのは面白くて、怖さは半減。ホッ。舞台は「Secret War-ひみつせん」を。近年すこぶる推してる詩森ろばさんの新作。詩森さんの作品はいつもそうなんだけど、やはりこれも人物1人1人がしっかりそれぞれの人生を生きている姿を見せてくれてずっしりとしたものを心に残してくれました。恋心が芽生えるのをあからさまに「恋です!」と見せない表現もすごくうまくて、せつなくて温かくて哀しかった。途中で起こる最大の悲劇もその人と関わりのあった女性のセリフで静かに浄化されて行く。最後の「餃子」のくだりが優しくて柔らかくて、ここでこれを持ってくるんだー!と泣かされました。
G1戦線がひと段落して今週はちょっと気が抜けるところです。冷静に行く。冷静だろうと興奮していようと当たらないことに変わりはないのだが。エプソムCはシャドウディーヴァとタイムトゥヘヴンの内枠2頭にダーリントンホール、ジャスティンカフェ。函館SSは北海道大好きなビアンフェ、大敗続きだけどここで巻き返してほしいレイハリア、シーザリオの仔だからずっと応援してるファーストフォリオといったところ。
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