ダービー馬4頭、激突!!
今週はまず歌舞伎「一谷嫩軍記」。こんな有名な外題なのに初めて観るってぐらい永遠の歌舞伎シロウトの私は「珍しい芝翫型で演じられる熊谷陣屋」と言われてもイマイチそのありがたみや違いが実感できてないのだけど、あらすじだけ見てあんまり好きなタイプの話じゃないよなぁと思ってたのにすごく心に響いて泣いたり唸ったりさせられました。ひいきの中村亀鶴さんは笑わせ役の番場の忠太。これがもう軽妙で楽しくてかわいらしくて大拍手。「マイ・フェア・レディ」、やっぱり古典的名作ってのはいいもんです。帝国劇場でミュージカル観ましたー!っていうイカニモな感じもすっごく嬉しい。「ザ・ドクター」は演技巧者揃いで評判通りのハイレベルな作品。映画「愛のまなざしを」…これはハズレ。こういうメンヘラ女が大の苦手なのに、なんで観ちゃったのかな?
土曜の京都2歳Sは完全な名前買いで…トゥデイイズザデイ、ライラック、キャンデセント、グッドフェイス。名前買いなのにそこそこ人気どころってのはどういうことだ。日曜、京阪杯はアウィルアウェイ、オールアットワンス、ファストフォース、シゲルピンクルビー、ソーグリッタリングと人気ビミョーなところの組み合わせでどれか来れば作戦。さぁ泣いても笑ってもこれが最後のコントレイルを全力応援のジャパンカップ。なんとダービー馬が4頭も出走するというものすごいラインナップ。ダービー馬には限りない敬意を抱く私といたしましてはこの4頭は絶対外せないとして、ジャパンも買ってみたいし牝馬の時代だからグランドグローリーやシャドウディーヴァだって怖い。うううう、んもーとにかくコントレイルの勇姿を見守るのが第一です。