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2020.12.05

また1本、名作と出会う

PressureCyrano FoodluckSc

 「シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!」「フード・ラック!食運」「サイレント・トーキョー」と映画を3本、とても面白くて当たり続きでした。それ以上に特筆ものだったのが加藤健一事務所の舞台「プレッシャー」。カトケンさんは海外のウェルメイドな戯曲を探し出してくるのがどうしてこんなに上手いのか…まぁこれがすさまじい面白さで、けっこうな長尺をほんの数秒たりとも飽きることなくただただ没入。今年観劇した舞台の中でも間違いなく5本の指に入る作品でした。ノルマンディー上陸作戦当日の天候が晴れるか荒れるか、それによって世紀の大作戦の成否が左右される重要な天気予報を正確に的中させなければならない主人公、そして気圧の“圧”と、更に主人公の出産を控えた妻に生命の危険をもたらす高血圧の“圧”…それら全てを表すタイトルが「プレッシャー」。巧い、としか言いようがない。こんな作品と出会わせてくださるから、私はこの加藤健一という役者さんを心から深く深く信頼しておるわけです。

 JCがあのような素晴らしい結果に終わり、すっかり呆けてしまっております…が、競馬は私達ファンを立ち止まらせてはくれないぞ。土曜のステイヤーズSは1番人気になりそうなポンデザールから思い切って人気薄のステイブラビッシモ、ゴールドギア、ルミナスウォリアーに散らしてみます。チャレンジCはブラヴァスをアタマにナイママ、ロードクエストへ。日曜のG1チャンピオンズCはどうにもクリソベリルとカフェファラオの裏表しか考えられないよなぁと思いつつ、エアスピネルとかヨシオとかも買っておきたくなるのであった。

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