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2020.03.28

当たりが2本!

YukinojoMahalo

 週末の東京は外出自粛令。たまたま珍しく何のチケットも持ってない私、家でおとなしくしていようと思います。先週末は下北沢で「新・雪之丞変化」を観ました。チラシを見て好きな女優さんが出ることを知り、話の内容もちょっと面白そうかなと興味を持って観てみたらこれは大当たりでした。女優さんだけで上演する“女歌舞伎”という形をとった舞台、踊れて歌えて芝居もしっかりした人ばかりで物語にも引き込まれ、一瞬たりとも飽きずにガッツリ引き込まれました。役者・スタッフ一丸となっての上演には熱意が感じられ、行って良かった!と充実した観劇後感。週明けて東京マハロ「あるいは真ん中に座るのが俺」。これもチラシを見てイエス・キリストの最後の晩餐がネタと知り、この周辺の物語には基礎知識があって興味があるので観ることにしました。んでまたこれも大当たり。シュールなシチュエーションコメディでクスクスと笑わせつつ組織論やリーダー論、人がリーダーに依存する心の仕組みなどがうまく織り込まれ、とても面白かったです。両方とも私が知らなかっただけで堅実な活動を長く続けて来ている上演団体とのこと。もっともっとアンテナを高く上げて、これからもこういう出会いをたくさんしたいものです。ちなみに両劇場とも入場時に非接触型の体温測定と手指のアルコール消毒、マスク着用の要請あり。みんなみんな自分に出来ることを心がけてがんばってるんだよね!

 今週は4つもの重賞があるというのに…そして、とうとう無観客のG1という事態になってしまいました。本当に本当に残念です。それでも競馬を開催してくれていることにただただ感謝。土曜の日経賞はエタリオウを熱烈応援だっ。ソウルスターリング、ウインイクシードへ。毎日杯はアーヴィンド、アルジャンナ、ダノンアレー、順不同。日曜、高松宮杯は今とても応援している馬ステルヴィオと心中だぞ。ここイッパツ狙って欲しいナックビーナス、グランアレグリアの牝馬2頭と組み合わせる。マーチSはローズプリンスダム、タイムフライヤー、ワイルドカード。

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2020.03.21

一刻も早く収束を

LshExtro

 行くはずだったサンウルブズVSクルセイダーズ戦@秩父宮が他国開催になり、歌舞伎座は3月公演が全て中止に。さすがに私の呑気なエンタメライフにも影響が及んでまいりました。そんな中、控えていた初日の幕を春分の日にようやく開けた「リトルショップ・オブ・ホラーズ」。たまたまこの日のチケットを取ってもらっていた私、運がいい………。主人公は愛らしく、頭の弱い恋人はとても愛おしく、ピリッと辛味を感じさせる花屋の店長は物語の見事な重石となり、全体を通しての強烈なアクセントとして縦横無尽に活躍するドSの歯医者は場面ごとに舞台をかっさらい、今までに見た様々な座組のこの作品の中で間違いなく一番楽しかったです。映画も1本。映画やドラマのエキストラをテーマにドキュメンタリーの体(テイ)で撮られた意欲作。途中で話がどんどんどっか行っちゃう感じになって集中力を削がれるところもあったんですが、最終的にはそこも含めて強引にエエ話にまとめちゃうところが面白かったです。山本耕史さんや斉藤由貴さん、寺脇康文さんといった有名俳優さんも出ていて、彼らはやっぱり出番が少なくてもちゃんとその場で自分を輝かせて残像を残すんですよね。やっぱり本物の役者と素人のエキストラ(といっても吉本の芸人さんなんですけどね…)の違いはそういうことなのかな、と本編のストーリーとは違うところで感心したりしました。それにしても、とにもかくにも早く舞台や映画を何の心配もなく楽しめる世の中に戻って欲しいです。これから上演されるはずの舞台のたくさんのチケットを胸に抱いて事態の推移を見守っています。

 3日間開催だったことを忘れていてフラワーCの予想をアップしませんでした、すみません。でもさすがにアブレイズを本命にはしなかっただろうし、言うだけムダだったかも(苦笑)。日曜、スプリングSは素直にヴェルトライゼンデからかな。相手はファルコニア、後はもう名前だけでラグビーボーイとかエンとか。阪神大賞典にはメロディーレーンが出ますね、楽しみ。これをキセキとユーキャンスマイルにぶら下げましょうか。

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2020.03.14

PC検査入院

Fukushima50Nekoneko 

   先日ちょっといっぺんに電力を使い過ぎて家全体のブレイカーが落ちてしまい、以来PCの動作が微妙におかしい気がするので定期メンテナンスの時期でもあり、入院させました。日曜には戻って来る予定です。

  映画を2本観て来ました。「Fukushima50」はキャストが良いのでずっと楽しみにしていた作品。前置きも何もなしでいきなり地震から始まり、無駄のない作りで一気に持って行く構成。内容や表現についてはいろんな方面から様々な意見、異見があるようですが、そこをグダグダ言われるための作品ではないでしょう。ああいうことがあってこういう人達がいて今の日本が続いてる。そのことを忘れないためにこれを観る意味があると思う。いつ何が起こっても大抵は根拠なく「まぁ大丈夫なんじゃないかな」と楽観する私があの時、特に「原発が爆発した」とニュースで見た時にはさすがに「これは人生、終わったかな…」と思った。結果的には建屋が水素爆発しただけだったのだけど、あの時の妙に静かな嫌な気分は確かに胸のどこかに傷となって残っている。それをこの映画は思い出させてくれた。忘れちゃいけないんだと。ヒーロー的立場のキャラクターも憎まれ役の人々も演じた役者はみんな達者で素晴らしかったです。もう1本はごくごく気軽に観に行った「ねこねこ日本史」。これはキッパリ言ってしまうと失敗作だと思う。歴史のマニアックな小ネタなど盛りだくさんに入れ込んだのはいいんだけどそんなことがわかるのはヲタク的なオトナだけであってコドモにはちんぷんかんぷんだと思う。にもかかわらず飽きさせないようにと思ったのかずっとメリハリなくギャンギャン大騒ぎで見ていて疲れる。かるた作りという物語の芯もたいした成果をあげてる様子もなくて話の区切りになってない。原作ののんびりほのぼの感が粗い作画とドタバタで台無し。誰に向けて作ったつもりなのか、やりたいこととターゲットがまったく噛み合ってなかったですね。

   また今週も無観客開催になってしまいましたね…早く平常の生活に戻りたいというのが世界の願いでしょう。土曜の中山牝馬Sは早口言葉にしたい馬名No.1のリュヌルージュを人気薄でも推したい。相手はエスポワール、フィリアプーラ。ファルコンSはトゥザグローリー産駒・デンタルバルーンをこれまた人気薄でも推す。相手は固めにラウダシオン、ビアンフェ。日曜の報知杯FRはトウカイテイオーの血を引くルーチェデラヴィタからケープコッド、パフェムリへ。金鯱賞は何がなんでもサートゥルナーリアと心中だ。ギベオン、ラストドラフト、ロードマイウェイへ散らします。

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2020.03.06

こんなご時世ですが

RourourouComp

 各地で大規模イベントが中止や延期を余儀なくされている中、上演を敢行する小規模公演等には自分なりに万全の対策を講じて積極的に足を運んで行く所存です。モジリ兄とヘミング「蝋老楼」、ジャンルで言うとSFファンタジーってことになるのかな…シュールで、でも親子愛とか夫婦の愛とか仕事への愛とかがしっかり伝えられて来て頷きながら観ました。舞台を挟んで左右に客席が分かれており、多分どちらに座るかで話の見え方が全く違うと思う…もう一度観たかったかも。映画「COMPLY+−ANCE コンプライアンス」はぶっちゃけアルコ&ピースの平子祐希さんが出てるから観てみただけ。近年声高に言われるコンプラについて様々な方法で表現を試みたオムニバス映画。内容の大半は正直言って「これだからミニシアター系の映画って敬遠しちゃうんだよなぁ」って感じるようなものだったんだけど、斎藤工監督による平子さん出演のパートはよく出来ていて皮肉が効いてとても面白かった。平子さんはこれからしばらくは嫌味と威圧感と巨大な存在感で押して、後年はハートウォーミングなお父さんなどを演じられる良い役者さんになると思います。役者としてどんどん使われて行って欲しい。

 今週も無観客開催ですね。馬も関係者もファンもみんなここは踏ん張り時。自分にできることで競馬を支えて行きましょう。土曜、オーシャンSはシンボリルドルフの血を引くエスターテを思い切ってアタマに置き、ナックビーナス、ハウメアへ。好メンバーのチューリップ賞はレシステンシア、クラヴァシュドールとゴリゴリの人気どころを厚めに買ってシャンドフルーフ、メデタシメデタシに少し流す。日曜の報知杯弥生賞ディープインパクト記念(レース名長いっす…)も人気どころで買うしかなさそうだなぁ。ワーケア、サトノフラッグは切れないでしょう。オーソリティも切れないな…もうこれは“見(ケン)”にしますかね(笑)。

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