成長
この師走に通い詰めた「ロカビリー⭐︎ジャック」も残りあとわずか。こんな楽しい舞台で1年の観劇を締め括れるのは幸せです。そんな中、わずかなチャンスにすべり込ませたのがキャパ120席ほどという小さな劇場で上演された「KID VICTORY」。ひと昔前には“こども店長”で知られた加藤清史郎くんの主演舞台です。彼の初舞台だった2011年の「レ・ミゼラブル」、TVで売れっ子だった子役さんが敢えて舞台の世界に挑むというのは今後のことをちゃんと考えてるんだなぁと感心しつつ、さてどんなもんかと観てみたところ、当初はなるほど言われた通りのことをやっていっぱいいっぱいかな、と感じたのがカンどころを掴んだと思ったらその後は見る見る上手くなって行く様に仰天したのをよく覚えています。その後も「エリザベート」「ラブ・ネバー・ダイ」など観ましたが、なんというか…ダブルやトリプルキャストで出ている他の子役さんも充分に上手いのだけど、それは“上手い子役さん”で、清史郎くんは“役者さん”だったんです。やっぱりこの子はタダモノじゃないなと思い、以後遠巻きにではありますが応援しています。今回の舞台も清新で真摯でまっすぐでとても良かった。この舞台を観ておいたことは近い将来、自慢になるかもしれない。春には大劇場で大作ミュージカルにも出演予定。楽しみです。 作品もとても良くてジョン・カンダーの楽曲がこれも通った「蜘蛛女のキス」を想い起こさせるものがあり、美しくて心に残りました。
有馬記念はすごいレースでしたね。アーモンドアイは残念だったけど競馬の世界では珍しいことではない。立て直して来年もがんばって欲しいです。ホープフルSはアパパネの仔ラインベックをアタマに固定して今これを買わなきゃどーすんのっていうラグビーボーイ、名前を覚えられる気がしないヴェルトライゼンデで(笑)。