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2019.12.28

成長

Kidvictory

 この師走に通い詰めた「ロカビリー⭐︎ジャック」も残りあとわずか。こんな楽しい舞台で1年の観劇を締め括れるのは幸せです。そんな中、わずかなチャンスにすべり込ませたのがキャパ120席ほどという小さな劇場で上演された「KID VICTORY」。ひと昔前には“こども店長”で知られた加藤清史郎くんの主演舞台です。彼の初舞台だった2011年の「レ・ミゼラブル」、TVで売れっ子だった子役さんが敢えて舞台の世界に挑むというのは今後のことをちゃんと考えてるんだなぁと感心しつつ、さてどんなもんかと観てみたところ、当初はなるほど言われた通りのことをやっていっぱいいっぱいかな、と感じたのがカンどころを掴んだと思ったらその後は見る見る上手くなって行く様に仰天したのをよく覚えています。その後も「エリザベート」「ラブ・ネバー・ダイ」など観ましたが、なんというか…ダブルやトリプルキャストで出ている他の子役さんも充分に上手いのだけど、それは“上手い子役さん”で、清史郎くんは“役者さん”だったんです。やっぱりこの子はタダモノじゃないなと思い、以後遠巻きにではありますが応援しています。今回の舞台も清新で真摯でまっすぐでとても良かった。この舞台を観ておいたことは近い将来、自慢になるかもしれない。春には大劇場で大作ミュージカルにも出演予定。楽しみです。 作品もとても良くてジョン・カンダーの楽曲がこれも通った「蜘蛛女のキス」を想い起こさせるものがあり、美しくて心に残りました。

 有馬記念はすごいレースでしたね。アーモンドアイは残念だったけど競馬の世界では珍しいことではない。立て直して来年もがんばって欲しいです。ホープフルSはアパパネの仔ラインベックをアタマに固定して今これを買わなきゃどーすんのっていうラグビーボーイ、名前を覚えられる気がしないヴェルトライゼンデで(笑)。

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2019.12.21

役者の矜恃

 Rjb

 今月はミュージカル「ロカビリー⭐︎ジャック」にかかりきりになっているので他のどこにも行く余裕がありません。そんな中、一部出演者の体調不良で2回分の公演が中止という事件が勃発。急遽、現出演者の中から代役を立てての上演続行が発表されました。どうなることかとハラハラしながらその回のチケットを胸に抱き、劇場へ向かいましたが、たった中1日でキャスト・スタッフ一丸となって見事な代役公演を大成功させてくれました。こんな時、役者という職業人の底力の凄まじさには感動します。作品を愛し、舞台に立つことを誇りに思い、仲間を信じて支え合いながら演じ切ったその舞台を観た観客もカーテンコールのお約束など振り捨てて弾けるようにスタンディング&大喝采。演劇ってこうじゃなきゃ!という感激に胸が熱くなりました。その場に私もいられてよかった。まさに「I was THERE.」を語り継ぐことのできる瞬間を目撃できました。年末ギリギリまで続くこの舞台、まだまだ応援し続けます!

 これが引退レースとなる我らがブロコレ倶楽部会員レッツゴードンキ、阪神Cはブロンズの手前でステイ。ある意味、彼女らしいラストランだったのかもしれません。そして日曜はいよいよ有馬記念ですね。こちらにもこれがラストランとなるブロコレメンバー・リスグラシュー、そしてまだ現役バリバリ今後に期待の若き会員エタリオウもいます。ってことはどちらかがシルバーやブロンズって可能性も高…あ、いやいや、もちろん勝って欲しいです。それにしても今回はメンバーが豪華過ぎて買い目に困りますね。とりあえずアーモンドアイはどう考えても切れない。リス&エタリははずせない。ワールドプレミア、レイデオロ、サートゥルナーリアは買いたい。キセキやアエロリットあたりだって来そうだ。他もみんな来そうだ。来ない馬を挙げる方が難しい。うーんうーん。

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2019.12.14

闘う家族

Peninsula

 劇場通いは快調です。日比谷界隈はクリスマスイルミネーションでキラキラ。これはペニンシュラホテルのもの。丸いボールが組み合わされたツリーとクマさんの装飾、とってもカワイイです。写真を撮り忘れちゃったんだけど「ファイティング・ファミリー」という映画を観ました。あまり上映館も多くないのでマニア向けのB級映画かなと思いながら観てみたら、これがけっこうな感動作でした。家族愛、主人公の兄の夢と挫折と苦悩、主人公のライバルであり仲間となるディーバ候補たちとの軋轢と友情の芽生え、鬼コーチの隠された真実と真の優しさ、大スター・ロック様との関わり等々を短いエピソードを積み重ねてきめ細やかに描きこまれており、この物語作りの巧みさはさすがWWE、と感心しました。昔WWEにハマッてた時期があったので世界観に入り込みやすかったのも良かったのかな。とても面白かったです、おすすめ。
 

 土曜のターコイズSはエスポワール、コントラチェック、トロワゼトワル。日曜の朝日杯FSはサリオス、レッドベルジュール、タガノビューティーと無敗の馬を買ってみる。

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2019.12.07

馬ありて、こそ

UmaariteInnocentRjIllumi

 「馬ありて」という映画を観て来ました。意図的に古い映画のように見せかけたと思われるモノクロの画面は一見ノスタルジックですが、訴えかける種々の問題は極めて今日的なもの。馬と人との関わりは今後、どうなって行くのでしょうか。競馬ファンだとサラブレッドぐらいしか目にする機会がないですが、今の時代にも様々な種類、様々な仕事を担った馬が人と共に生きているのだということ、人もまた馬に生かされているのだということを考える機会をいただきました。私自身も「馬ありて」こそ、今の自分があります。感謝に堪えません。馬好きの皆様、ぜひぜひごらんになってください。

 ミュージカル「イノサン」は主役に難アリ過ぎてどうにも困っちゃった。目当てで観に行った貴城けいさんはとてもおキレイだったのだけど。そして「ロカビリー⭐︎ジャック」、年末近くまでこの舞台のためにイルミネーションも美しい日比谷界隈に通い倒しますぞ!

 アーモンドアイが有馬記念に出走の方向で調整中とか…盛り上がりそうで嬉しいな。土曜の中日新聞杯はもちろんタニノフランケルを主役に…どうも勝ち味に遅くて困ったもんだ。相手はアイスバブル。この春にはけっこう期待してた馬なんです。前売り1番人気ってマジか。ロードヴァンドールも買っとこうかな。日曜、カペラSはタテヤマ、シュウジ、ドリュウ、ヒザクリゲとシンプルネームで遊んでみる。阪神JFはトウカイテイオーの血を引くルーチェデラヴィタから 。ウーマンズハート、レシステンシア、リアアメリアの無敗3頭(にん)娘に流します。

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