« September 2018 | Main | November 2018 »

2018.10.27

舞台力

Abcz2018 Yattoko

 今年も「ABC座」を観に日生劇場へ。演目としては去年と同じく「ジャニーズ伝説」ですが、芝居部分は改変も加えてテンポ良くブラッシュアップ。そして2幕のノンストップメドレー、これがまぁ驚愕するほどに圧巻でした。GC前列ほぼ中央というロイヤルなお席で手拍子などしてる余裕もなくただただ息を詰めるようにして見つめていました。彼らは本当に見事なエンターテイナーです。そして劇団NLT「やっとことっちゃうんとこな」、新劇の劇団が歌舞伎というジャンルに果敢に挑戦、所作や殺陣や台詞等々よく勉強&訓練をしてとても面白い作品を作り上げてくれました。バックステージものの名作はたくさんありますが、これはオンステージもガッツリ見せてしまう意欲的な試み。練り上げられた脚本も楽しく、再演も望みたい仕上がりでした。
 天皇賞・秋の予想は公式にて。土曜のアルテミスSはフサイチエアデールの仔・ビーチサンバ、ジャスタウェイの期待がかかるトスアップ、ヤネ買いでミディオーサ。スワンSはどうも買いにくいメンツ…見送る勇気も必要だな。見送ろう。だったら日曜の精進湖特別の方がメンバーが面白い。ルヴォワールに資金を回す。

| | Comments (0)

2018.10.19

青山霊園で私と握手!(?)

Osoujikokuchi

 今回はちょっと告知をさせていただきます。私が大河ドラマ「翔ぶが如く」で鹿賀丈史さんが演じたのをきっかけに明治の元勲・大久保利通公のファンであることは「馬なり1ハロン劇場2018春」の巻末マンガに詳しく描いており、またあちこちでお話もしているのでご存知の方も少なくないかと思います。この度、春と秋に青山霊園の史跡・大久保利通墓所をおそうじするボランティアの会を立ち上げました。この秋の実施は11月半ばを予定しています。手弁当で用具もすべて持参の鬼条件ではございますが、秋には墓所内の大イチョウから大量の銀杏が落ちているはずで、こちらはご遺族のご承諾のもと自由にお持ち帰りいただけます(…おいしいとのウワサです…笑)。また、もちろん当日は私も参加しますので、私に会ってみたいとかマンガ単行本にサインが欲しいとか競馬の話もしてみたいとか、そんな目的でも大歓迎です。秋空の下、文化財の環境整備にご協力いただけませんでしょうか。Twitterに公式アカウントがございますので、参加ご希望の方は上掲アカウントまでご連絡くださいませ。DM開放しております。ご質問などもお気軽にどうぞ。
 菊花賞の予想は公式にて。土曜の富士Sはジャンダルムの復調に期待。エアスピネルをあくまでもヒモ扱いにしてワントゥワンとカク地背負ったガリバルディへ。

| | Comments (0)

2018.10.12

生きるということ

Ikiru Titanic

 人の命について考える作品を2本。まずは我が敬愛する名優・鹿賀丈史さん主演の「生きる」。ご存知、巨匠・黒澤明監督の名作映画をミュージカル化した舞台です。最初に企画を知った時は正直「えええ?」という感じでしたが、美しくバラエティに富んだ楽曲の数々、イキイキと動くアンサンブル、しっかりとした実力の俳優陣によるかなりの良作に仕上がっていてちょっとびっくり。自分の人生の終わりを知って何かを残そうと、そのささやかな生命の灯火を輝かせる主人公の姿に深く感銘を覚えました。普段ミュージカルなど観ないような客層にもぜひ観て欲しい舞台です。そして初演からずっと観ている大好きなミュージカル「タイタニック」。こちらは自分の人生が今日終わるなんて塵ほども思っていなかった人たちの話です…何度観ても胸がしめつけられ、恐怖に震え、感動の涙を止めることができない作品。今回も出航の時点で既に半泣き、輝く未来を歌う3等客室の若い移民たちの歌に大泣き、沈む船の中に残って運命を共にする老夫婦にダダ泣き…とにかく上演時間のほとんどでなんらかの涙を誘われ続け、いやはや泣き疲れました(笑)。
 秋華賞の予想は公式にて。土曜の府中牝馬Sはどうしても諦められないソウルスターリングをアタマに据えてリスグラシュー、ディアドラとガッチガチで行く。

| | Comments (0)

2018.10.07

良作3連チャン

Aladdin OutoforderShunkan

 今週は立て続けに良い作品に当たってホクホク気分です。お友達にお誘いをいただいて「アラジン」は2度め。これは何度観ても楽しい。劇団四季のダンス力は本当に信頼が置けますね。ひさびさにお姿を拝見した大ベテランの吉谷昭雄さんがまったくもって健在であることに感激。まったく声が衰えていないことに驚愕。加藤健一事務所「Out of order」はレイ・クーニーらしいドタバタ劇。嘘に嘘を重ねて事態がどんどん悪化していく抱腹絶倒の作品。とても面白くて泣き笑いました。通し狂言「平家女護島」、いわゆる“俊寛”。古典の名作ですが私は初めて。初めてを23年ぶりの上演だという通し狂言で観られたのは幸運でした。俊寛が船を見送る有名な場面の前後はこういう物語だったのかぁ…海女の千鳥が愛らしくて健気で哀れで泣けました。ひいきの中村亀鶴さんは憎まれ役の瀬尾太郎兼康、これがまぁ巧いのなんの、そのすばらしく通る声で場面をかっさらってくださいました。
 サウジアラビアRCは予想が間に合わなくてゴメンなさい。一応本命はグランアレグリアでしたが、相手にはセグレドスペリオルを推してたのでダメでしたー。日曜の毎日王冠はシンボリルドルフの一族であるステルヴィオを熱烈応援。相手はステファノスとレアリスタ(父がステイゴールド)でステステ馬券で遊んでみよう。月曜の京都大賞典は重賞初挑戦ながら勢いを買ってレッドジェノヴァから入ってみましょうか。同じく格下でも勢いあるサンエイゴールド、一応保険としてサトノダイヤモンド…って感じで。

| | Comments (0)

« September 2018 | Main | November 2018 »