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2018.06.30

観劇は私の支え

Butai

 

 ここしばらくの間は色々ありましたが、劇場にもしっかり通っていました。人生には予期せぬ出来事がたくさん起こりますが、なにしろ前売りチケットは下手すると半年も前に購入してしまうもの。どんなに難しい局面に立たされた時でも環境と事情が許す限りは予定を変更せずに日常を大事にしたいと考えています。「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」は古き良きグランドミュージカル。内容も楽しくダンスたっぷりのショーナンバーは豪華で華やか。愛すべき登場人物たちと手練の役者たち。これに通ったおかげで一番大変な時にも気持ちが沈み込まずに済んだわけで、この作品にはきっとこの先もずっと感謝の気持ちを抱き続けることでしょう。幻想的な美しい舞台「シークレット・ガーデン」、小さなライブハウスで大劇場レベルの役者さんの歌と芝居を楽しめた「ソレイル」、意欲的な新作「タイムトラベラー」、いずれも見応えがありました。
 ラジオNIKKEI賞はやはり心情的にポッと出よりも経験を買いたいということでクラシック経験のあるケイティクレバーをアタマにG1経験者マイハートビート、G2経験者ロードアクシスとメイショウテッコンへ。CBC賞はひたすら10歳馬スノードラゴンの応援だ。最近元気がない3歳アサクサゲンキともっと元気がない8歳トーキングドラムはドラゴンさんに相談に行け。

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2018.06.22

元気です

Eigairoiro

 前回のBlogにたくさんの励ましのお言葉を頂戴しました。心を寄せてくださるユーザーの皆様に感謝の気持ちをお伝えしたいです。本当にありがとうございます、支えになります。母の他界の数日前まで映画や舞台を観てました。亡くした後も精力的に足を運んでいます。面白かったり面白くなかったり、これは母にも見せたいなと思ったり思わなかったり。一番最近観たのは「バーフバリ」。腰が抜けるほど何もかもがおおげさでハデハデで、すごく楽しかったです。パワーあふれてるなぁ、インド映画。
 宝塚記念の予想は公式にて。またこのBlogでも参考にならない予想を再開したいと思ってます(笑)。引き続きどうぞご愛読ください。

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2018.06.16

ご報告

Phalaenopsis_5

 「馬なり1ハロン劇場」およびこのページをご愛顧くださっている皆様にご報告いたします。
 5月31日、母が他界しました。85歳でした。幼少の頃から浄瑠璃語りや文楽の人形遣いさん等に囲まれて育ち、長じては日舞のお師匠さんとなってたくさんのお弟子さんを持ち、歌舞伎の世界にも顔が広く、美人で社交的で誰とでもすぐに仲良くなり誰からも慕われる自慢の母でした。私が演劇や音楽が人並みはずれて好きなのはまちがいなく母の血です。子供の頃には母が私を、大人になってからは私が母を劇場へ連れて行き、数え切れないほどの数の舞台を一緒に観ました。そうして培ったものがどれだけ私の今の仕事に役立っていることか。本当に心から感謝しています。
 喪ったことは急ではありましたが、父を亡くして以降ずっとゆっくりと段階を踏んでここに至ったものであり、経緯は極めて穏やかなものでありました。私もできる限りのことはしてあげられたのではないかと思っています。
 葬儀の日程などあり、このBlogや公式サイトでの予想などを通常通りにこなせない日々となっておりました。連載も1週分を休載という形になってしまいましたが、早速次週のうちにも2本をまとめて描き、順次掲載していただく予定です。
 仲の良い母娘でしたから、とても悲しく淋しいです。でも、これからも今までと変わらず劇場へ通い、大好きな芝居を観ることが心の中の母と共にいつまでも一緒に生きる方法だと思っています。母がお弟子さんたちにも自慢ばかりしていたと聞く、マンガの仕事もがんばって続けて行きます。どうか皆様、変わらぬ応援をよろしくお願いいたします。

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