再度柿を喰う
先日観た「八百長デスマッチ」がとても面白かったので、柿喰う客の新作「極楽地獄」を観て来ました。3.11の震災を通奏低音に残酷なのに笑えて面白いのに悲しくて…物語は観る側の感情が追いつかない怒涛のスピードで展開し、でもおいてきぼりになるようなことはない絶妙のバランス。常時全開フルボリュームの声と、観客の想い入れを拒否するような異常なまでのセリフの掛け合いの速さがこの劇団の特色なのかな…それで上演時間も短いんだけど(笑)、前作同様にやはりこの上演時間しか役者がもたないようなハードさでした。私が今までに経験したことのない舞台演劇の新たな地平、未知の土地を探検するようでなんだか久々にワクワクします。劇団のマスコットらしき猫ちゃんのかわいらしいイラスト、缶バッジ買っちゃった。
金曜のファンタジーSはレクレドールと馬名が紛らわしいレグルドールが気になってましたが、残念な結果に。アーデルハイトの娘・アーデルワイゼもいまひとつ。うーむ。気を取り直して土曜の京王杯2歳Sはタワーオブロンドン、トーセンアンバー、アサクサゲンキ。日曜のAZT共和国杯はセダブリランテスにソールインパクトとデニムアンドルビーをぶら下げます。みやこSは前売り1番人気エピカリスからローズプリンスダム、キングズガードへ。
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