社会派ミュージカル
ミュージカル「パレード」観劇。これはちょっと…凄い作品でした。実際にアメリカで起きた冤罪事件をテーマにしたもので、とても難しい重たいストーリーです。重たいけれど決して舞台上の空気は陰惨ではなく、まばゆいほど明るく輝くシーンを散りばめ、続いて心が押しつぶされるような息苦しいシーンを持って来る構成、一定の美意識に支えられて極力嫌悪感を抱かせない演出が巧い。それにしてもよくぞこんなテーマをミュージカルに仕立てたものだとその心意気と勇気に感嘆したり、人の身の上にこんな恐ろしいことが起こり得るなんて…と震えたり。日本でこれが上演されたということ自体、画期的なことだと思います。観て良かった、本当に考えさせられる舞台でした。
安田記念の予想は公式にて。土曜の鳴尾記念は地味に応援し続けているラストインパクトを頭に据えてバンドワゴン、スマートレイアーの人気どころへ。
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