« January 2017 | Main | March 2017 »

2017.02.25

胸がすく

Cds Bigfish

 「胸がすく」「胸のすく思い」という言葉があります。そんな舞台を観て来ました。まずは「Crazy Dance Show WEDNESDAY」。近年公演のあるたびに極力観に行くようにしているダンスカンパニー、CSB Internationalの全メンバーによるダンス公演。リーダー格の新上裕也さんの壮絶にハードな振付を踊りこなす手練のメンバー、すばらしい迫力でした。踊るオトコって本当にカッコイイ。ただただ呼吸も止まる思いで呆然と見入るばかりでした。続いてミュージカル「ビッグ・フィッシュ」。ティム・バートン監督で映画にもなっている作品で、心洗われるような父と息子の物語。誰が観ても楽しいに違いない清々しい良作でした。かねてよりミュージカルの世界では実力に定評のある川平慈英さんがここへ来て当たり役を掴んだな、という印象。TVでは軽めの芸風で面白サッカー解説者みたいな扱いかもしれない彼が本来は歌えて踊れる見事な舞台俳優なのだということをもっと一般にも知らしめたいと痛切に感じました。
 土曜のアーリントンCはヴゼットジョリーから。前走G1は残念な結果でしたが、まだまだここで怯んでもらっては困る1頭。相手は人気でもペルシアンナイト、ディバインコード。日曜の中山記念はリアルスティールをアタマに固定してアンビシャス、ヴィブロスへ。阪急杯は武幸四郎騎手にご祝儀でカオスモス、ここはお兄ちゃんも張り切るだろうからブラヴィッシモ。この2頭だけ裏表で買って、後はおとなしく見ることにしましょう。

| | Comments (0)

2017.02.18

浮かれておりまーす

Aibou

 「相棒 劇場版IV 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断」(タイトル長い…笑)を観て来ました。いやいやいやいや、これはもう、長年の鹿賀丈史ファンである私にはビックリするほどのビッグプレゼントでした。いやぁ正直、鹿賀さんが相棒の映画に出ると知った時には「まぁちょいと重鎮的な役でシレッとオイシイとこさらって行く程度なんだろうなぁ」とか思っちゃってたんです。豈図らんや、最初から最後まで徹頭徹尾、全編鹿賀丈史の映画だった!!(笑)…終盤の右京さんとのやり取りの場面、圧巻。台詞に説得力があって重みがあって緩急があって、あーやっぱりこの人は巧いなぁと。そして全編にわたって映画のトーンを支配するあの声の威力ね。あれはもう鹿賀丈史でなきゃ出せない声だよね。感服いたしました。すばらしかった。よくこの話を鹿賀丈史のところへ持って来てくださった。興奮のあまり今回はほぼ敬称略!(笑…もともと役者は敬称抜きで語るものなんですけどね)
 興奮も冷めやらぬままに、フェブラリーSの予想は公式にて。土曜のダイヤモンドSは人気薄でもトーセンレーヴを頭に据えてアルバート、ファタモルガーナ、フェイムゲームへ。京都牝馬Sはレッツゴードンキを熱烈応援。相手はウインファビュラス、アルビアーノ、エテルナミノル。日曜の小倉大賞典はクランモンタナ、ベルーフ、レッドソロモンでサクッと。

| | Comments (0)

2017.02.11

初舞台

Nigatsu Shumei

 歌舞伎座にて「二月大歌舞伎」を観て来ました。中村勘九郎さんのお2人のご子息がそれぞれに中村勘太郎・長三郎を襲名しての初舞台。外題の「門出二人桃太郎」は家来の犬に市川染五郎、猿に尾上松緑、雉に尾上菊之助が揃うなど豪華な顔ぶれで固め、実に華やかで楽しい舞台。かわいらしい御曹司2人、勘九郎&七之助兄弟のように立派に育って将来の歌舞伎界を背負ってくれるでしょうか。楽しみです。ひいきの中村亀鶴さんは「梅ごよみ」の渋味のある悪役・古鳥左文太。あいかわらず良いお声でステキでした。
 土曜のクイーンC、まだここは人気通りに買うしかないかなぁ。アドマイヤミヤビをアタマにフローレスマジック、ディヴァインハイツへ行ってみますか。日曜、共同通信杯はムーヴザワールド、エアウィンザー、タイセイスターリーを三角買い。京都記念はマカヒキを見るレース。アクションスターとサトノクラウンを添えておきましょう。

| | Comments (0)

2017.02.05

変化球シェイクスピア

Shakespeare Rj

 2ヶ月ほどの間にシェイクスピア関連の舞台を2本観ました。1本は「シェイクスピア物語 真実の恋」。上川隆也さんがシェイクスピア役、その恋人に観月ありささん、そしてA.B.C-Zの五関晃一さんがスター俳優ネッド・アレン役ということで大変楽しく観劇しました。才能の枯渇に苦しむシェイクスピアの煩悶の中から次々に立ち上がるマクベスやリチャード3世などの名作の登場人物…という導入が見事。テンポも良く、全体的にうまく仕上がった作品でした。もう1本はミュージカル「ロミオ&ジュリエット」。以前にも観ていますが、その時とはキャストを変えての上演。筋立てはそのままに近未来的なファッションでケータイを片手にした若者たちの群像劇として描かれるモンタギューとキャピュレット両家の争い。ぶっちゃけロミオとジュリエットの主役カップルが役者としてはだいぶ力不足なのですが、その力の足りない部分に何やら同情を呼び起こされるものがあり(笑)意外と面白く観ました。ジュリエットのパパ役の岡幸二郎さんのゴージャスな見た目とファビュラスな歌声に拍手(笑)。
 東京新聞杯、スピネルコンビが揃って出走ですね。楽しみ。いつのまにかだいぶ格下扱いになっちゃったロイカの君の奮起にも期待したいです。きさらぎ賞はダンビュライト、プラチナヴォイス、マテラレックスをこの順番で。

| | Comments (0)

« January 2017 | Main | March 2017 »