« September 2016 | Main | November 2016 »

2016.10.29

また生まれ変わる名作

Saigon1 Saigon2

 帝国劇場にて上演中の「ミス・サイゴン」を観て来ました。今回は新しくエンジニア役にキャスティングされたダイアモンド☆ユカイさんがどんな役作りをするかが主な注目点。共演のミュージカル俳優さんたちとはそもそも発声が違うので芝居に混ざってる時はちょっと見劣りしてしまうのですが、ビッグナンバー「アメリカン・ドリーム」などのソロ場面ではさすがに広い舞台と客席とを1人で支え切れる背骨の強さを感じさせてくれました。どこの世界でも第一線に身を置いたことのある人というのは“何か”を持っているものですね。サイゴン、やっぱり曲が好きだな…いつ観ても何度観ても胸がキューッとなります。2枚めの写真はロビーのハロウィンディスプレイ。物語中にヘリコプターが出て来るのでカボチャがヘリになってます(笑)。
 天皇賞の予想は公式にて。土曜、アルテミスSはよくわかんないので騎手買いしようとしたら1・2・4番人気というつまらない予想に…フローレスマジック、リスグラシュー、シグルーン。スワンSはここんとこ微妙に推してるのに応えてくれないダンスディレクターを辛抱強くアタマに据えてブラヴィッシモ、ペイシャフェリス、ラインハートと人気薄へ流してみましょう。

| | Comments (0)

2016.10.21

ハードリピート!

Sp_2

 赤坂ACTシアターにて、ミュージカル「スカーレット・ピンパーネル」開幕。この秋はびっしりこれに通います。日本では以前宝塚で上演されているこの作品、今回は演出も大幅に変えて待ちに待った上演です。ウキウキするような大人のための冒険活劇、洒落たセリフの応酬と歴史を踏まえた作劇の重み、そしてフランク・ワイルドホーン作曲のきらびやかで壮大な楽曲はザ・ミュージカル!!という満足感。粒ぞろいの力量あるキャストの中でも我が敬愛する石井一孝さんはここへ来て良い役を掴んだなぁと一ファンとして嬉しくてたまりません。
 この忙しいのに実はまたもやPCの調子が悪くなり、これはいつもの愛機とは別のノートPCから書き込んでいます。そろそろ本格的に新機種に移行しなければと思ってはいるのですが、やっぱり使い慣れたものでないと…とりあえず今回はこのBlogのための画像処理もどうにかできましたし、少しずつ新しい環境に慣れて行かねばと思っています。
 菊花賞の予想は公式にて。富士Sはイスラボニータ、ブラックムーン、フルーキーで。

| | Comments (0)

2016.10.15

OH&YEAH

Oh_yeah

 「ABC座2016 株式会社応援屋!! OH&YEAH!!」を観て来ました。最近このBlogでも登場の機会が多くなったA.B.C-Zの公演です。毎年日生劇場で上演されているA.B.C-Zの単独公演、今年はNONA REEVESの西寺郷太さん書き下ろしの脚本と楽曲で例年とは違うテイストの作品になったようです。80thテイストのミュージカルナンバーはオシャレで耳に心地良く、メンバーに当て書きされた登場人物は活き活きとしてどの場面も楽しく、とても良い舞台に仕上がっていました。特にあの個性的なメンバーの中にあって普段は比較的おとなしめに見える五関晃一さんがコンテンポラリー風のソロダンスから20人斬りの迫力満点の殺陣を見せるなど、際立って魅力的だったことは印象に強く残りました。そして2時間45分もの上演時間の最後を飾るショータイムは見事な編曲による持ち歌のカッ飛ばしメドレー。どれだけ体力あるんだよキミたちは…疲れなんか微塵も感じさせないキレッキレのダンスに惚れ惚れ。
 実は私の仕事上のミスにより公式サイトの秋華賞の予想がアップされるかどうか、このBlogを書いてる時点ではわからないのです…申し訳ありません。土曜の府中牝馬Sはクイーンズリングをアタマにマジックタイム、思い切ってリーサルウェポンへ。

| | Comments (0)

2016.10.08

映画三昧

Mokkin S10Skreturns Kimiuso

 この秋は観たい映画が目白押しで、時間を縫ってガンガン観に行ってます。「誰かの木琴」はちょっと思ったような映画ではなかった…かな。ああいうストーカー的心理っていうのは私は少々わからなくもなくて、そんなに薄ら寒いものを感じなかったのが敗因かも(笑)。「真田十勇士」もやや期待はずれ。面白い映画なのかもしれないけど合戦シーンが長過ぎて眠くなりました。でも中村勘九郎の芝居は要所要所でものすごく巧い。舞台の方を観に行けば良かった。「超高速!参勤交代リターンズ」、こういう映画は好きなので楽しみましたが、私は前作の方が面白かったと思います。「四月は君の嘘」、これが意外なセンター前クリーンヒットでした…そんなつもりじゃなしになんとなく観ただけだったのにえらく心が動かされた。クライマックスのピアノコンクールの演奏シーンなんてもうダダ泣きでした。瑞々しいヒロインの容姿がたいそう美しく、時分の花ってヤツだなぁと見惚れましたね。おっと「ハドソン川の奇跡」も観たのに写真がない。これは手堅い作品で題材が良すぎるからよほどおかしなことをしなければ名作になるはずなのに、どうも私はクリント・イーストウッド監督と肌が合わないみたい…何を観てもどうも「そこじゃないんだよなー」という、斬り込み方の合わなさを感じてしまうのです。この作品でもそうだった。これは単なる好みの問題だな。
 土曜、サウジアラビアRCはちょっとまだ海のものとも山のものとも…ロジムーン、バリンジャー、ダンビュライトでそーっと。日曜の毎日王冠はウインフルブルームの応援でロンギングダンサー、クラレントをぶら下げます。京都大賞典はキタサンブラックが“鋼”の毎日王冠回避を受けて任侠シリーズを描けるネタを振ってくれるかどうか。ラストインパクトとラブリーデイを絡ませておこうかな。

| | Comments (0)

2016.10.01

濃いめのダブルヘッダー

Sweetcharity Garakame

 1日の間に昼と夜で続けて「スウィート・チャリティー」「ガラスの仮面」という濃い芝居を観ました(笑)。前者は主演の知英さんがすばらしいスタイルの良さで歌も踊りも確か。今後もミュージカル、続けて欲しいです。お目当ての岡幸二郎さんは大物俳優ヴィットリオ役かと思いきや、会計士のオスカーという配役にちょっとビックリしましたが、神経質な性格やチャリティーちゃんに対する心の揺れをきめ細やかに演じていてとても良かったです。全体的にテンポはゆったりめで丁寧な仕上げ。特に女性ダンサーに力のある人を揃え、ボブ・フォッシー振り付けのダンスシーンは見応えがありました。後者はとにかくスピード感と力業、迫力で押す舞台。「声の出ない奴は去れ!」みたいな見るからに厳しい現場。出演者それぞれ力量のあるところを見せてくれて圧倒されました。貫地谷しほりさんという女優さんはもともとなんとなく好きでしたが、期待以上のものを見せてくれた気がします。うまい。宝塚の和物で鍛えた一路真輝さんの月影先生、たおやかな台詞回しで魅了されました。
 スプリンターズSの予想は公式にて。土曜のシリウスSはちょっと馴染みのない顔ぶれだな…1番人気のマスクゾロからピオネロ、キョウエイギアというそーっと撫でるような馬券にしておきましょうか。そして凱旋門賞はどうなるかな…馬券は買わずに応援だけ。

| | Comments (0)

« September 2016 | Main | November 2016 »