« June 2016 | Main | August 2016 »

2016.07.31

馬好き必見

Komakurabe

 皇居内・三の丸尚蔵館で開催中の「駒競べ-馬の晴れ姿」を観て来ました。皇室所蔵の馬の彫刻や絵画、写真など貴重な品々が紹介されています。2期に分けての展示で前期は31日で終わってしまうので急いで行って来ました。応挙の馬も2点もあるし、光斎の印籠は細工が丁寧で見事だったなぁ。ウィーンで作られたスペイン乗馬学校の馬の陶器人形もすごく魅力的でした。展示替えの後期も楽しみ。お馬さん好きの方はぜひぜひ訪れてみてください。おすすめです。
 日曜、アイビスSDは好きなレース。ベルカントの応援。プリンセスムーン、アットウィルへ…というひねりもなんにもない馬券。クイーンSはここんとこふるわないレッドリヴェールを応援します。相手はリラヴァティとロッテンマイヤー。

| | Comments (0)

2016.07.24

演劇世界の奥深さ

Bent Myfairlady

 7月はあれこれチケットを取ってあり、劇場に通っております。「ジャージー・ボーイズ」はキャスト替えで2回めを観ました。先日観たのがチームWHITE、今回がREDで、私はREDの方が好みだったかな。REDの方が人物造形に深みがあったように感じます。そして世田谷パブリックシアターで「BENT」。これは戯曲が出版された時に読んで号泣し、読者カードにびっしり感想を書いて送った大好きな作品です。それから今までいろんなキャストでいくつかの上演を観ましたが、今回は佐々木蔵之介のマックス&北村有起哉のホルストというキャスティングも良く、素晴らしい出来映えの舞台になっていました。その後はガラッと気分を変えて「マイフェア・レディ」。キャストと演出を大きく変更しての前回公演は見逃してしまい、今回は楽しみにしてました。刷新の意味が大いに感じられる、今の時代に即したMFLになっていたと思います。寺脇康文さんのヒギンズはちょっと役のいじり方が過ぎるかなと感じる部分もあったけど観ていて楽しく、魅力的でした。イライザのパパ役の松尾貴史さんがとても良い声で歌うのに感心。マダム・ヒギンズの高橋恵子さんが美しくてチャーミングでステキでした。
 日曜、中京記念はダッシングブレイズで当てに行こうかな。タガノエスプレッソ、ダノンリバティへ。函館2歳Sはネコワールドが気になってしょうがない(笑)…名前で買うぐらいしか検討ファクターがないんだからガーシュウィン、バンドオンザランの三つ巴で行くか。

| | Comments (0)

2016.07.16

観劇奨励月間

Jb Macbeth Southpacific

 今月は観たい芝居が集中して劇場通いが続いてます。「ジャージー・ボーイズ」「マクベス」「南太平洋」と毛色の違うものを続けて観て、それぞれに大変面白くて心弾みました。特に素晴らしかったのは「マクベス」。ここ近年観た舞台の中でもトップクラスの面白さでした。この作品については鹿賀丈史さんがマクベスを演じた時にかなり勉強したので内容についてはひととおり詳しいつもりですが、今回の舞台は演出がすごく良かった。スピーディーに息もつかせず休憩ナシの2時間半。3人の魔女ならぬ魔物の造形もカッコよく、ダンスで表現される「短剣の場」などはゾクゾクしました。主演の丸山隆平さんは関ジャニ∞のメンバーで普段はふんわりした面白お兄ちゃんというイメージなのに、これが別人のような血みどろの猛将・マクベスとして舞台上に存在しており、セリフも確かで芝居もいい。またもや“ジャニーズ所属タレントが外部の演出に身を委ねた時のポテンシャルの高さ”を見せつけられた思いでした。ブラチナチケットの公演に連れて行ってくれた芝居友達に心より感謝。
 日曜の函館記念、トーセンレーヴももう8歳かぁ…前走はボコボコだったけど、今回は少し気を楽にして走ってくれるかな。応援するからね。相手はトゥインクル、ファントムライトといずれも天皇賞でボコボコにされたメンバーで思い切って行くぞ。かなりつきそう。

| | Comments (0)

2016.07.09

エンタメ強化月間

Waruiyatsura HitlerTytd Aterui

 しばらく仕事等でおとなしく家にいる日が多かったので、先月下旬から今月にかけては精力的にお出かけ。映画を観ました。まず「帰ってきたヒトラー」と「日本で一番悪い奴ら」。この2本には共通のテイストがあって、最初は笑いながら観てるんだけどだんだんシャレにならなくなって来て最後はガタブルに震えて終わる、という。人間ってなんというか、わざわざ怖いもの汚いものを覗き見てみたいという気持ちがたまーに湧くものですよね…そんな時、おすすめです。どちらも主演俳優が神がかり的な出来です。これでどんより重たくなった(でも観てよかったんですよ)気分をアップさせようと観たのが「TOO YOUNG TO DIE 若くして死ぬ」…だったんですが、これは濃すぎて疲れました(笑)。小ネタもぎっしりで息つく暇がなく、地獄メイクが目に辛い。でも神木くんも長瀬くんも天才ですね、アレは。Charが角と牙はやして火を噴きながらギター弾いてたのにはシビレ笑いました。最後はシネマ歌舞伎「アテルイ」。これはすごく良かったです。舞台は残念ながら観てなくて、評判の良さは耳にしてたので映画版で観られて嬉しかった。話もよくできてるし、なにしろ染五郎・勘九郎・七之助のやる気満々さが清々しい。観ていて頼もしく、ウキウキワクワクして来ます。あの声とあの動きを生の舞台で見せることができる、歌舞伎役者恐るべし…です。
 七夕賞は紅一点になりがちな気がするんですが、気のせい? とりあえず織姫は買っておくことにしてウインリバティ、天の川という名を持つヤマニンボワラクテ、星の名がついたオリオンザジャパン、天体にちなんだ名前のステラウインドで遊んでみましょう。プロキオンSはノボバカラに期待。相手はキングズガード、高齢ながら好調維持のグレープブランデーで。

| | Comments (0)

2016.07.02

私の原風景

Equus

 私のエッセイなどを熱心にお読みの方でしたら心当たりがあるかもしれません、私が本気で馬を好きになって今の仕事をするに至った大きなきっかけのひとつである舞台「EQUUS」が6年ぶりに上演されることになり、早速観てて来ました。ドクター・ダイサートをいったい日下武史さん以外の誰がやるのかと注目していましたが、今の劇団四季の所属俳優の中ではベテランの演技派として信頼のおける味方隆司さんということで安心して観ることができました。作者のピーター・シェーファーが先日亡くなったばかりで追悼公演という意味合いにもなったこの公演を改めて姿勢を正して観てみて、やっぱり戯曲そのものがよく出来てるなぁとつくづく感じ入りました。この芝居、私の観劇の原風景のひとつと申しますか、中高生ぐらいの感性の柔らかな時に観た作品だからすごく身体にしみ込んでるんですよね。観ていて次に続く台詞がスルスルと脳から出て来る…自分でもビックリしました。私の血肉になってる作品なんですね。舞台上の光景がどの瞬間もシンプルで力強く、素晴らしい。心から愛する作品と良い再会が出来ました。この作品のことはいつも心の奥底に私の基盤として置いておきたいです。馬がお好きな方はどうぞご覧になってください。馬への新しい視点が生まれますよ。
 日曜、ラジオNIKKEI賞は名前で選んじゃえ。ナイトオブナイツ、ゼーヴィント、ブラックスピネル。CBC賞はここしばらく振るわないベルカントの応援。相手にはサドンストーム。シンデレラボーイ。

| | Comments (0)

« June 2016 | Main | August 2016 »