魂の叫び声を聴け!!
「コインロッカー・ベイビーズ」を観て来ました。コアなファンも多いベストセラー小説、今までは映画化の話なども作者が全て断って来たという作品がこの度長い時を経てようやくミュージカルという形で舞台化。主演はこのところ私の中で存在が日に日に大きくなってるA.B.C-Zの河合郁人・橋本良亮の2人。これは期待をはるかに超える出来、ひと時も緊張が切れることのない疾走感のある面白い作品でした。何より2人の仰天するような見事な役者っぷりが素晴らしかった。私みたいな上からうるせぇこと言いたがりの芝居ヲタはいくらファンとはいえどもしょせんアイドルはアイドル、キミたちは出来る子なんだからガンバッテネみたいな態度で観に行ったわけですよ、正直…それが間違いだった、土下座して態度を改めなければならないと気がつくのに幕が開いて2人が登場して数分も要らなかった。客席を圧倒する存在感と芯が太いのに繊細な感情表現、明瞭な台詞、踊りで鍛えた美しい身体は鋭く俊敏に動き、そしてどんな瞬間にも緩むことのない空気を作ってキープする力量。驚愕しました。舞台の仕事、続けてほしい。それもなるべく外部の舞台でいろんな演出家につけて勉強させたい。今も充分すごい役者だけど、伸びますよ、彼らは。
映画も2本観ました。「ヘイル・シーザー!」と「64-ロクヨン後編」。どちらも良かったです。
日曜、ユニコーンSはゴールドドリームを中心にストロングバローズ、グレンツェントという面白みのない予想。函館SSは忘れた頃にレッツゴードンキ、ソルヴェイグ、前走は見ないふりしてローレルベローチェ、それとファントムロードまで。
The comments to this entry are closed.
Comments