グツグツ

　今週は載せる写真が特になかったので、横浜中華街で食べた石鍋フカヒレあんかけ炒飯の写真でも（笑）。猫舌なのにこんなの頼んじゃった…アツアツでトロトロでプリプリでおコゲがカリカリで、大変に美味でした。あいかわらずおいしいものを食べることには積極的でございまして、おいしいものを食べるたびに「人生、食事の回数なんて限られてるんだから、手抜きをせずに毎食おいしいものを食べなければイカンな」と思うわけです。別に値段の高い物でなくていいのです。たとえ素性の怪しい安っぽいB級グルメでも自分で作った物でも、食べ終えて心から「おいしかった！」と言える食事…それは心と身体を豊かにしてくれます。
　JCの予想は公式にて。印はつけなかったけどイトウは気になる。あの馬名は伊藤博文から取ったってホントかしら？　土曜のラジオNIKKEI杯京都2歳S(レース名、長いよー)はそろそろ「フロイデ！」と叫びたくなる季節なのでケルフロイデから。これをアタマに固定してアドマイヤエイカン、オンザロックス、リスペクトアースへ。日曜の京阪杯は初障害をジャストブロンズ決めて芝へ戻って来たスマートギアを単複買ってやろう。そしてこれまたブロコレからお声のかかりそうなアースソニックを本命に据え、ベルカント、エイシンブルズアイ、フミノムーンと固めのところへ。

日本の演劇人バンザイ！

　

　今週、まずは神奈川芸術劇場にてミュージカル「HEADS UP!」。いやー楽しかった。国産ミュージカルも今まで色々と観ましたが、これは出色の出来です。裸舞台の状態から始まってセットの建て込みや衣装・小道具の準備、スタッフワークと役者のアレコレまで全部見せてしまうというアイデアがまずイイ。キャラクターもみんな個性的で活き活きとしてる。音楽も楽しい。もう一度観たいので、ぜひ再演を。久々に横浜まで出たので中華街でお食事もして、良い1日でした。
　そして歌舞伎。歌舞伎座が新しくなってから早く行きたかったのになかなか縁がなく、ようやく今回「十一世市川團十郎五十年祭」という華やかな興行で訪れることができました。もちろん目当てはおなじみ中村亀鶴さんで、今回は彼の実年齢では少し難しいかなと思われる瀬尾十郎という老け役。でもこれが素晴らしくてですねぇ。悪人と思わせておいて実は…というあたりの心情の描き出し方が現代劇にも通じるような輪郭のくっきりとした芝居で演じられ、首を落とされる時の「平馬返り」という、座ったままの状態から前にバタッとトンボを返る技もお見事。改めて有能な役者さんだなぁと感じ入るところ大でありました。他にも忠臣蔵、勧進帳、河内山等々メインディッシュばかりドンドンというお腹いっぱいの公演でした。
　マイルCSの予想は惨敗でございました…いつものことさ。気を取り直して月曜の東スポ杯2歳S。むむ、予想のファクターがなさ過ぎる。ここはヤネで買ってみよう。外国人騎手買っとけば当たるだろうという安易な発想でデムーロのロスカボス、スポーツ報知の連載コラムを読んでるとここんとこ結果が出せずに焦れている感じの岩田がそろそろってんでアグレアーブル、何はなくとも武豊ってんでスマートオーディン、そしてムーアのタイセイサミット。

巧い…！

　文学座「再びこの地を踏まず」を観ました。マキノノゾミ脚本による野口英世の評伝劇なのですが、偉人の肖像というよりはひどい借金壁や女性にこっぴどくフラレるエピソードなどをユーモラスに描き出し、あまり知られていない外国人女性との結婚に温かなライトを当てる作りになっており、穏やかで楽しいとても良い作品でした。なんといっても野口を演じる今井朋彦さんの芝居の巧いこと巧いこと…もう、あまりの巧さに口が開きっ放しという感じ。彼の芝居を観る度に「演技力」って何なんだろう、役者という職業に就いていながら演技力のある人とない人ってのは確かにいて、それは何がどう違うんだろう…と考え込んでしまうのです。久々に「芝居を観たー！」って気がしました。
　エリザベス女王杯の予想は公式にて。土曜、武蔵野Sはモーニンがどこまで無敗記録を伸ばせるかが焦点ですが、私はゴールデンバローズから。アドマイヤロイヤルとの裏表だけ、と潔く行きましょう。デイリー杯２歳Sはやっぱりシュウジなのかなぁ。身捨つるほどのレースはありや。相手はナイトオブナイツ、人気薄でもキングライオン。日曜、福島記念はファントムライトからバロンドゥフォール、アンコイルドをそーっとひっかけとこうかな。

さらに治療中

　

　引き続きCHESSロス症候群、治療に専念中でっす。今週は映画を2本。「俺物語」は楽しかったです。30kgの体重増で身体作りをして挑んだという鈴木亮平さんの剛田猛男は圧巻でした。マウンテンゴリラのような容姿でも微笑む顔は温かくて優しい、なんといっても心が美しい、男が惚れる男の中の男。こういう男に私も惚れたい。「エール！」はとてもまっすぐな家族の愛の物語。もうちょっと主人公の溢れる才能に尺をとって欲しかったかなぁ…でもあそこまで引っぱるのが正解なんだろうなぁ…とかなんとか作劇については様々に考えつつ、良い映画でした。私もたまにはこういうマトモな映画を観なければ（笑）。
　この土日は重賞が4レースもあるのでサクサクと。土曜の京王杯2歳Sはキングライオンを頭に据えてボールライトニング、シャドーアプローチ、レッドカーペットへと逆流させてみます。ファンタジーSはコパノディールからワントゥワン、ブランボヌールとこちらも逆流気味馬券で。日曜のアルゼンチン共和国杯はゴールドアクター、フラガラッハ、レーブミストラルでぐるぐる。みやこSはソロル、ロワジャルダン、ローマンレジェンド。いずれもたいした理由はない！（笑）