キャー☆な感じ

　先週はBlogサボッてしまってすみません。大阪へ「CHESS THE MUSICAL」観に行ってました。いやぁ、この息詰まるような完成度たるや…充実した千穐楽をキャストと共に過ごすことができて幸せでした。コンサートバージョン初演からこの作品とともに生きて来た日々がここで一段落、すっかりCHESSロス症候群に陥っております。同じキャストで再演がありますようにありますようにありますように。
　治療のため(?)いつにも増してアレやコレやと観まくっております。映画「探検隊の栄光」「先生と迷い猫」、ミュージカル座「ロイヤルホストクラブ」。そしてそしてスーパー歌舞伎セカンド「ワンピース」、初めての本格的ジャニーズ舞台「ABC座2015」の2演目については特に触れておきたい。どちらも「客を楽しませる」という心意気についてブラボーなものを感じたのです。舞台奥全面に本水の大滝を設えてその中での立ち回りや大量の紙吹雪の中を舞うフライング、巨大なクジラとともに劇場内の天空を斜めに飛んで行く猿之助。決して短くない尺のショーのほとんどすべてをキレキレで踊り続けるえびちゃんず…それを呆気にとられつつただただ見つめる時間のあの心躍る感じをなんと表現したらいいのでしょう…「キャー☆」って感じ？（笑）　この世には2種類の人間がいる。キャー☆と言う人間と言わない人間だ。私は言わない人生を送って来たので、こういうトキメキを表現することに慣れていない。でも、今回ばかりは心の中でキャー☆と言いました。んもー、キャー☆だわ。
　天皇賞（秋）の予想は公式にて。土曜のアルテミスSはドリームジャーニーの仔・エスティタートから行こうかな。カイザーバル、ビービーバーレルと固めに。スワンSは人気薄でもローブティサージュを頭固定にしてサトノルパン、ベルルミエールへ。

漫画家さんってPart.2

　「CHESS THE MUSICAL」東京公演は大絶賛の嵐の中、無事に閉幕いたしました。はぁー…完璧にCHESSロス症候群です。だってあんなに高度で中毒性のある楽曲を毎日ガンガン聴かされて、それがパタッとなくなったら調子がおかしくもなろうというものですよ。大阪公演開幕まで少しの辛抱だ、がんばれオレ。そんな中、映画「バクマン。」を観て来ました。意外と展開は型通りだなって気がしてしまったんですが、型通りだけに王道だし、視覚効果などかなり凝っていて楽しかったです。サイコーとシュージンを演じているのはそれぞれ好きな役者さんだし。そして担当編集者の山田孝之がさりげなくめちゃめちゃウマイ。しかし…こういう話を見るとホントに自分が今の職業に就いた経緯の異例さを思い知ります。漫画で食べて行けるのは本当にひと握りの特別な人だけ…そうか、そうだよね…不思議なものです。むむー。
　秋華賞の予想は公式にて。土曜の府中牝馬Sは良いメンバーが揃ったね。その節はお世話になりました、のゴールデンナンバーを本命にCHESSの歌詞に出て来るパワースポット、後はシャトーブランシュにレッドリヴェールといったところで。

閣下に最敬礼

　「CHESS THE MUSICAL」も佳境を迎える中、千葉県は佐倉にある歴史民俗博物館にて開催中の「大久保利通とその時代」展に行って来ました。大久保利通関連資料の多くが歴博に所蔵されることになり、これまで公開されていなかった資料の中には新発見となる物もありまして、大規模に公開展示されることになったのです。私みたいなちょっとしたマニアでも目にしたことのない手紙や写真、実際に身につけていたものなどが豊富に並び、興味津々でした。几帳面な文字でこまごまと書き込まれた日記や、あわてて擦ったような薄い墨で急いで書いたと思われる手紙など、実際に実物を目にしてみないと感じ取れないものがたくさんあります。ともすれば教科書で名前を見るだけの遠い遠い過去の歴史上の人物でしかないようなこの偉大な政治家が、人としてその時代を生きていたんだという実感をしみじみと得ることができました。充実した展示、幕末から明治初期の歴史に興味のある方はぜひぜひ訪れてみてください。佐倉の小高い丘の上にある施設のロケーションもステキですし、ミュージアムショップも品数豊かで楽しいですよ。
　今週も連休で3日間開催ですね。土曜のサウジアラビアRCはブラックエンブレムの仔・アストラエンブレムからハレルヤボーイ、シトロン、ブレイブスマッシュへ。日曜の毎日王冠はトーセンスターダムとリアルインパクトの前走G1・12着コンビ（笑）をヴァンセンヌにぶら下げます。ステファノスもちょっと買いたいな。月曜の京都大賞典はそろそろ打ち止めかなぁと思いながらもラブリーデイ。サウンズオブアースとワンアンドオンリーへ。

CHESS、絶好調!!

　東京芸術劇場プレイハウスにて上演中の「CHESS THE MUSICAL」、劇場は連日熱い歓声と興奮に満たされています。これはもう観た者にしかわからない、筆舌に尽くし難い作品です。音楽の威力にこれほど揺さぶられる作品は他にはなかなかないのではないでしょうか。それを作り上げ、届けてくれるキャストの力量に感謝、そしてただただ拍手です。劇場ロビーではKnightがお客様をお迎えしてくれてます。
　スプリンターズSの予想は公式にて。土曜のシリウスSはトウケイヘイローから。母がダンスクィーンだから。「CHESS」はABBAの男性メンバー2人が作ったミュージカルなんです。ABBAといえばダンシング・クイーン（笑）…私の予想の根拠なんて毎度そんなもんでーす。じゃ、相手はCHESSのキングにちなんでキングヒーローと、アメリカンウィナーにしときましょうか、アメリカ人が初めてソ連からチェス・チャンピオンの王座を奪ったことから「CHESS」の物語は始まってるんで。これで当たったらかなり倍率高いですぞい。