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2015.04.25

神の声に酔う

Colm Issa

 コルム・ウィルキンソン大先生の来日コンサートに行って来ました。今や全世界で上演されているミュージカル「レ・ミゼラブル」の初代ジャン・バルジャンとしてミュージカルファンから神様のように崇め奉られている方です。名曲「Bring Him Home」は素晴らしいファルセットを持つこの人のために書かれた曲。まさか私が生きてるうちにこの人の歌を生で聴けるなんて思ってもみませんでした…ただただ拝みたくなるような心境で(笑)美しい歌声を堪能いたしました。実は事前に件のLes Mis.上演中の帝国劇場の客席で至近距離にご着席になり、レジェンドと同じ空気を呼吸しながら舞台を観るという栄誉に浴したりもしてたのですが。
 他日、石井一孝さんが得意の歌を封印して台詞芝居に果敢に挑んだこまつ座の「小林一茶」を観ました。この人はいつのまにこんなに“役者さん”になったのかなぁ。歌が得意というだけでたまたまミュージカルの世界に紛れ込んだだけ(ご本人談)だったはずなのに。この人のことを芝居の神様は首根っこひっ掴んで舞台の上に連れて来たんだろうな。うん。膨大な量のセリフを自在に操る腰の据わった役者ぶりに拍手、拍手。
 先週は色々と忙しくてblogをおサボリしてしまいました。その間に「馬なり」は連載800回を迎えさせていただきました。長いことご愛読、ご声援、ご支持くださっている皆様のおかげです。心より感謝します。今後もよろしくお願いします。
 さて、土曜の福島牝馬Sはスイートサルサ、ブランネージュ、リラヴァティを三角買い。日曜のフローラSはどうしてもマキシムドパリと誤読してしまうマキシマムドパリを頭にディアマイダーリン、ロックキャンディへ。マイラーズCはディアデラマドレとエキストラエンドを厚めにフィエロ、ロサギガンティアをちょっと絡めて。

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2015.04.17

日比谷→丸ノ内

Deathnote Lesmis2015

 日生劇場で「DEATH NOTE」、帝国劇場で「レ・ミゼラブル」…忙しい春です(笑)。
 皐月賞の予想は公式にて。土曜、アンタレスSはここならローマンレジェンド、充分勝利に持ち込めるのでは…と。相手は前走惨敗も手替わりに期待してナムラビクター、人気でもマルカプレジオ、上がり目ありと見てワイドバッハ。

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2015.04.05

邦高洋低

Cinderella
 
 ここんとこ観た映画…「マエストロ」「アニー」「イントゥ・ザ・ウッズ」「エイプリルフールズ」。一番面白かったのは「マエストロ」かな。オーケストラあるあるみたいなのには笑わせてもらったし、音楽が出来上がって行く過程がとても面白かった。そしてコンサートのシーンで演奏し終えた奏者のフワーッとした緊張と興奮からの解放の表情が素晴らしかった。役者さんはもちろん本当に演奏しているわけではないのに、役の感情を作っていればああいう顔ができるもんなんだなぁと。「アニー」はちょっと期待はずれでした。私はどうも子役の芝居というものが苦手で舞台版は観たことがないのですが、この映画は現代版にアレンジしてある分あの話の一種どうにもクサい部分が帳消しにされてるかもと期待して観たのに、なんか…ちょっと色々と、違った。期待はずれだったのは「イントゥ」も同様で、何故だか全然面白くなかったんですよね。これは話が嫌いなのかな…でもソンドハイムの音楽は楽しみました。お城の舞踏会のシーンで「リトル・ナイト・ミュージック」のオーバーチュアが流れていたのも嬉しかったりして。「エイプリルフールズ」は小澤征悦さんが観たくて観ちゃったもの。まだ赤ちゃんぐらいの頃の彼を見知っているので(ただのクラシックファンとして一方的にですよ)「ユキちゃん、立派な役者さんになって、ううう…!」みたいな感慨があり、彼が好きなのです。いい面構えしてますよね。というわけで数作、邦画が高評価、洋画はハズレ続きって感じです。この後は「脳内ポイズンベリー」なんか観ようかな。画像は映画館に飾られていた、まもなく公開のディズニー映画「シンデレラ」のガラスの靴です。
 ダービー卿CTは素直にモーリスから行くか。そういえば昔そういうタイトルの映画がありましたが、あれクソつまんなかったっけなー。相手はエキストラエンド、クラレントにアーデント。大阪杯はここも素直にキズナから。ロゴタイプ、カレンブラックヒルへ。

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