名作の骨格

　「SAMURAI 7」を観て来ました。黒沢映画の名作「七人の侍」を原作に大胆な脚色で作られたアニメーション、そのまた舞台化ということでしたが、さすがに元の話の骨格がしっかりしているおかげもあってか、とても面白かったです。テンポのいい舞台運び、華やかな殺陣、凝ったデザインの衣装、ベテランと若手のバランスのいいキャスティング、あらゆる点で楽しめました。昨今、2.5次元ミュージカルといってマンガ原作の舞台が増えています。いくらでも自由に世界観を構築できるマンガと舞台演劇は相性がいいのでしょう。
　つい先日、とある大切な知人の仲介を得て数名の「馬なり」読者の皆様と交流を持つ機会がありました。日頃あまり読者様の存在を意識する機会がないままにマンガを描いていますが、実際に私の描くものをお読みくださっている方とお話するというのは楽しく、また色々と勉強&参考になるものですね。淋しい独りの作業を毎週繰り返しているだけのような気がしていても、愛読してくださる皆様がこの作品を支えてくださっているのだということを忘れないようにしなければ、と心を新たにいたしました。
　さてさて、土曜の京都牝馬S…レーヴデトワールをアタマにしようかな。キャトルフィーユ、ウリウリ、フォーエバーモアへ。日曜、AJCCはゴールドシップで仕方ないか。つかこのメンバーに負けるようではアカンでしょう。相手はフラガラッハ、クリールカイザー、エアソミュール。東海Sはコパノリッキーからランウェイワルツ、ナムラビクターと固めで。