ホントにどっさり

　タナボタ企画のショー「UTA・IMA・SHOW 2 ど、ど、ど、どっさり！ミュージカル!!」を観ました。ミュージカル界で大活躍の実力派俳優さんたちが大まじめに作った抱腹絶倒のショー。それはそれは楽しく、美しく、ハイクオリティなのにどこか化け物屋敷で（笑）ゴージャスで馬鹿馬鹿しくて大笑いで泣けて唸って大拍手…本当にどっさり、でした。本体とはまったく関係ないのに宝塚創立100周年を勝手にお祝いするコーナーなどもあり、ヅカ風メイクのメンバーが宝塚の有名作品の名場面を演じて見せてくれたのが宝塚に詳しくなくても涙が出るほど笑えました。こういうショーを作って客をここまで笑わせることができるのはご出演の皆さんが本物の力を持っているからだと思います。そしてショービジネスというものをとても愛しているからだとも思うのです。客である自分もミュージカルが大好きで、そういう空気を好きな俳優さんたちと分け合うことができるのは嬉しいことです。
　菊花賞の予想は公式にて。土曜の富士Sはもちろんトーセンレーヴから。キングズオブザサン、エキストラエンド、レッドアリオンと母ちゃん買い馬券でまとめます。

後を追えばそいつがファントム

　「ファントム」大阪公演、千穐楽に合わせて前日から大阪入り。当日午前中あたりは関東地方を巨大台風が直撃の時間帯との予報で一時はどうなることかと頭を抱えましたが、おかげさまで移動の時間には関東一円を通過しており、無事に行くことができました。東京公演よりも舞台と客席が近く、ファンタジックな世界に役者さんの呼吸まで伝わるようなリアル感が加わり、より濃密な芝居に進化していました。主演の城田優さんがカーテンコールでの挨拶の途中でしばらく顔を伏せたまま言葉を継ぐことができなくなった姿を見て、この大役を演じ切ることのプレッシャーの大きさはあの大きな身体をもってしても支え続けるのは大変なものだったんだろうなぁともらい泣きしそうになりました。美しい楽曲の数々､特にコーラスナンバーが今も頭の中に鳴り渡っています。
　秋華賞の予想は公式にて。土曜の府中牝馬Sはディアデラマドレからキャトルフィーユ、ウリウリへ。いかにも「馬なり」っぽい組み合わせで行くよ。

ちなみました

　
　ミュージカル「ファントム」はただいま大阪・梅田芸術劇場にて絶賛上演中。以前、単行本のあとがきマンガでも取り上げましたが、私はよく“ちなみ馬券”というのを買います。「ファントム」についてはこの2頭。いずれも勝利には手が届かなかったものの、楽しませてくれました。ファントムロードの馬券を買ったのは上演前で「いよいよファントム、東京→大阪公演のロードが始まるよ！」と気持ちが盛り上がってた頃でしたし、ファントムライトは芝居の中に「You are Music、あなたこそ私の光」という歌詞があり、ぴったりでした。
　土曜、いちょうＳは人気通りにネオルミエールから入ってみましょう。ミッキーユニバース、クラリティスカイへ。か、固いな。日曜の京都大賞典はトゥザグローリー、トーセンラー、ラストインパクト、ヒットザターゲットと手広く。

東京閉幕

　「ファントム」東京公演は無事に閉幕しました。千穐楽は気魄に満ちた舞台となごやかで楽しいカーテンコール、とても幸せなフィナーレを出演者の皆様と共に過ごすことができました。同公演は5日より大阪・梅田芸術劇場へと舞台を移します。大阪にお住まいの皆様、ぜひぜひごらんください。とても悲しい、哀しい愛の物語です。
　スプリンターズSの予想は公式にて。もう当日になってしまって大急ぎのシリウスSはサトノプリンシパルとヴァンヌーヴォー、ソロルを三角買い。