良い役者には花束を
銀河劇場にて上演中のミュージカル「アルジャーノンに花束を」を観て来ました。8年前に上演されて大評判を呼び、主演の浦井健治さんは第31回菊田一夫演劇賞を受賞しています。この度ようやくの再演ということで、どうしても観たかった舞台…期待通りの良作でした。日本製のオリジナルミュージカルにありがちなとってつけた感がなく、まるで翻訳モノを観ているようでした。ストーリーはベストセラー小説そのままですから名作であることは言わずもがな。音楽もとても良かったのですが、なにしろ浦井さんの役者としての底力にただただ脱帽。知恵遅れの青年がIQ200を超える学者レベルの知能にまでなり、そしてまた急激に元へ戻っていく、その様を彼は流れるように何の不自然さもなく演じてのけました。彼が舞台に出演し始めた頃からずっと観ていますが、こんなにも印象の変わった役者さんは他にいません。彼は本当に力をつけたなぁ…素晴らしいです。
日曜、オールカマーは「馬なり」出演馬がズラリと顔を揃えてまさにオールカマー。みんな買いたくて迷っちゃう。フラガラッハ、ナカヤマナイト、カレンブラックヒル、マイネルラクリマあたりをスルリと買っておきましょうか。で、神戸新聞杯はウインフルブルームにドカンと。相手はトーセンスターダム、ワンアンドオンリー。固すぎる気がするのでヴォルシェーブにもちょっと行く。