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2014.08.31

唯一無二の声

Act

 赤坂ACTシアターにて「『KING&QUEEN』鹿賀丈史×濱田めぐみミュージカルコンサート」を観て来ました。懐かしいデビュー作品である「ジーザス・クライスト・スーパースター」(初演はイエス・キリスト・スーパースターというタイトルでした)から最近作「ラブ・ネバー・ダイ」まで、鹿賀さんが出演して来た数々のミュージカルの代表曲をたっぷり聴かせてくださるコンサートです。若い頃の張りのある強い声、今の年齢だからこその深みのある声、いずれにしても“鹿賀丈史の声”というのは本当にこの世界に唯一無二のものだなぁと思います。長くファンをやっている間にはいろんなことがあったけど、あの声を聴くと何もかも置いて「ああ、鹿賀さんだなぁ」と思えてしまう。それだけの力のある声なんです。どの曲も私の心に染み入るようで、色々な記憶を呼び起こされて理由もなくただ涙が出ました。この人と同時代をずっと生きて来られたことは私の人生の礎です。圧倒的な歌唱力を誇る濱田めぐみさんもさすがのパフォーマンス。良いコンサートに仕上がりました。
 新潟2歳Sは名前で買うしかないなぁ。ハナモモ、ギンパリ、グラスエトワール。キーンランドCはローブティサージュからレッドオーヴァル、フォーエバーマークへ。そしてしつこくパドトロワの複勝。あきらめない姿勢が穴を当てるのだ!…とか私が言っても説得力ナシ…。

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2014.08.23

避暑にもなるのです

Tos Iiwy Ohmf

 まだまだ暑い日が続いていますが、そんな時には涼しい劇場へ(笑)。ミュージカル「タイトル・オブ・ショウ」、加藤健一事務所「If I were You こっちの身にもなってよ」、2度目の「ミス・サイゴン」、そしてシアタークリエ「ONE-HEART MUSICAL FESTIVAL 2014 夏」と精力的に観て来ました。それぞれ浦井健治さんの軽妙さ、カトケンさんの戯曲選びの目の確かさ、急遽決まった代役といえども役者としての底力を遺憾なく見せつけた筧利夫さん、大好きなダンサー・加賀谷一肇さんの正確無比のテクニック…等々、作品ごとに大満足。舞台はイイなぁ。
 北九州記念はルナフォンターナをアタマにエピセアローム、ベルカントと固いとこは押さえといて、このコース強いツルマルレオンを厚めに。凱旋門賞の前哨戦(?)札幌記念はハープスターとゴールドシップは観るだけってことにして、トウケイヘイロー、ロゴタイプ、トウカイパラダイスにタマモベストプレイあたりを適当に組み合わせてそーっと買いましょう。

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2014.08.16

もう一度逢いたくて

Topthorn Joey

 どうしてももう一度彼らに逢いたくてシアター・オーブへ。2度めの「War Horse」観劇です。今回はLB-1という面白い席が取れたので、舞台全体を見下ろす形で字幕もしっかり見て楽しむことができました。初見はただただ馬に圧倒され、物語の流れと静謐な舞台の美しさに飲み込まれたような観劇でしたが、今回は俯瞰の位置から前回見えなかった様々のことを冷静に把握することができました。といってもやっぱり感情が刺激される部分が多くてバカみたいにボロボロ泣いてたんですけどね。この公演、カーテンコールは撮影が許可されていたのでがんばってトップソーンとジョーイの勇姿をカメラに納めて来ました。ううートップソーンかっこいいよぅ。これは恋かもしれない…(笑)。
 関屋記念は実績重視でクラレントから。タガノブルグ、ショウナンアチーヴの3歳コンビへ。人気ないけどミッキードリームも押さえておきます。
 

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2014.08.10

この馬を観よ!

Warhorse
 
 シアターオーブにて上演中の「War Horse 戦火の馬」を観て来ました。もともと舞台で上演されていたものをスティーヴン・スピルバーグ監督が観て映画にしたものが先に上映されましたが、今回はその舞台そのものの来日公演が実現したのです。いやぁ…大興奮しております。こういう作品が海の向こうで上演されていることを知って幾年月、きっと一生観られずに終わるんだろうなぁと思っていたのに、まさか日本で観られるなんて、感謝感激。舞台上には3人の遣い手に操られる美しいオブジェのような巨大なパペットの馬が登場します。これがもう…完全に馬なんです。馬以外の何者でもない。動き方、嘶く声、鼻を鳴らす音、ゆったりとした挙動の重み…動かしている人の存在なんか完全に目に入らなくなります。興味を持たれた方はこの馬がつい最近、東京シティ競馬にゲスト出演して誘導馬と共演した動画をごらんください。いや、それより舞台を観てください。1人でも多くの人にこの舞台を観てほしい。英語による上演なので字幕は出ますが、ストーリーはごくシンプルなのでただ馬を観るだけでも充分に満足できます。とにかくすごい。なにしろすごい。すごいとしか言いようがない。主人公馬のジョーイ、そのライバルにして盟友となる漆黒のサラブレッド・トップソーンの立ち姿の色気にウットリだ…。
 レパードSはレッドアルヴィスと前走はなかったことにしてナンヨーマーク、そしてクライスマイルってのを買ってみよう。スクリーンヒーローの仔。小倉記念は先日博多駅前で見事なパフォーマンスを見せたメイショウカイドウを買いたい…けどレースには出ないので(笑)夏場にはめちゃくちゃ強いメイショウナルト、ニューダイナスティ、そしてどうしても見限れないラストインパクトで行きます。

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2014.08.03

名作は生まれ変わる

Saigon2014
 今週はメール劇「親愛なるあなたへ…」ミュージカル「ミス・サイゴン」を観て来ました。前者は小さなライブスペース、後者はキャパ2000人の劇場と規模はだいぶ違いますが、心を動かされて泣いたり笑ったりという点では同じというのが芝居は面白いですね。「サイゴン」は一応凱旋公演と謳ってはいるものの、また演出や歌詞に変更があり、日々新たに生まれ変わって行く姿を新鮮な思いで観ました。今回初めてのキャストを中心に観劇日を決めたのですが…うん、一長一短かな。クリスという米兵の役に感情移入ができないと観ていて辛いのです。ヘリコプターが前回のような映像だけではなくなって機体のセットが降下して来たのは嬉しかった。生身の俳優が演じていることが舞台の魅力なのですから、映像を使うよりも実物を模したセットの方がダイナミックな感じで私は好きなんです。胸の痛むストーリーですが、音楽が好きなんですよね…サイゴン。
 「馬なり」763Rの公開中止について、皆様にご迷惑とご心配をおかけしております。内容に誤りを発見したため、修正にお時間を頂戴したく存じます。不注意による単純なチェックミスで誠に申し訳ありません。
 さて、日曜のアイビスSDは意地でもパドトロワから(笑)。フォーエバーマークを押さえつつ、ローブドヴルール、デュアルスウォードというややヤケクソ気味の高配当狙い。クイーンSは素直にディアデラマドレ、キャトルフィーユ、マーブルカテドラルと人気サイドで。

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