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2014.05.24

私の尻は鉄の尻

Date10 Nobori

 明治座で上演中の「五月花形歌舞伎」を昼夜通しで観て来ました。長丁場でしたが普段から座り仕事の上いわゆるマチソワには慣れてますもんで、へっちゃらさ。昼夜ともに市川染五郎さんが八面六臂の大活躍でした。特に夜の「伊達の十役」は染五郎さんが早替わりに次ぐ早替わりでなんと10もの役を次から次に演じるという舞台。女性、若者、荒武者、悪役…時には花道で四方八方から見られている状態でパッと変わったりするんだから、すごい。めまぐるしく変わる姿にもビックリですが、発声や立ち方、所作などもすべて役ごとに変えなければならないわけで、これは想像以上に大変な仕事だと思います。その上立ち回りや宙乗りまでも。いやぁ、ホントに歌舞伎役者さんのサービス精神には頭が下がります。おなじみ中村亀鶴さんは昼の「釣女」の醜女や「邯鄲枕物語」の追い剥ぎならぬ追い剥がれ屋で客席を爆笑の渦に巻き込み、夜の民部之助ではきれいな白塗りで話の要所を締めてくれました。
 オークスの予想は公式にて。土曜の平安Sはこれという決め手に欠けるメンツなので、こんな時はホントに名前だけで選んでみましょう。ドコフクカゼ、ソロル、ファイヤー。だいぶつくぞ。

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2014.05.17

気持ちの良い本

Book

 映画「テルマエ・ロマエ 2」を観て来ました。予算をかけて大真面目にバカバカしいことをやる、というのは大好きです。面白かった。評判になってた阿部寛さんの身体は前作以上に実にお見事。役者さんはどうせやるならここまでやらなきゃね。それでこそバカバカしい中にリアリティが生まれるというものです。そして北村一輝さんの騎馬姿がとてもカッコよかった!
 写真撮って来るの忘れちゃったので、ついでに最近読んでとても良かった本をご紹介。安野モヨコさんの「くいいじ」と村松友視さんの「帝国ホテルの不思議」。いずれも文章がきれいで内容が清々しく、読んでいてとても心地よい本でした。一緒に写しといたのは友達からもらった愛用のブックマーカー。確かどこか外国からのおみやげだったと思います。私が馬が好きなので友達がみんなこういうのをくれるんです。嬉しいな。
 ヴィクトリアマイルの予想は公式にて。土曜の京王杯スプリングCは本心ではクラウンロゼから行きたいんだけど…さすがに無謀かなぁ。コパノリチャードにそーっと絡ませておくぐらいが精一杯かなぁ。うーん。他に買いたいのはアルフレードとかレッドスパーダとか、いずれも人気薄。いや、もしかしてこういう時こそ万馬券狙いのチャンスなのか? 土曜日、ちょっと買いたい馬券があってWINSに行くつもりなんです…。

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2014.05.15

競馬を楽しもうフェア開催中!

 先週はblogの更新をサボッてしまい、失礼しました。なんかボンヤリしてた…G1シーズン、大レース続きで公式予想をアップするとblogの方を忘れてしまうのです。すみません、気をつけます。
 まもなく「馬なり1ハロン劇場 2014・春」の発売ですが、それに先立ち紀伊國屋書店新宿本店では「競馬を楽しもうフェア」を開催中です。もちろん「馬なり」も平積みで大プッシュしてくださってます。発売日には新刊も並ぶと思います。私の直筆の色紙も展示されてますので、皆様ぜひぜひお立ち寄りください。私も馬の本買いに行こうかな。会場の様子はこちら

Nekomachi Nezu

 連休はひさしぶりに谷中のギャラリー猫町へ(画像はギャラリーの入口にいるリアルタイプの猫ちゃん像)。もりわじんさんの個展「道化~DOUKA~」を見に行って来ました。今回はピエロに扮した猫がモチーフ。様々な表情の個性豊かな猫たちに出会うことができました。わじん先生は相変わらずパワフルで、お話すると創造のエネルギーを分けていただけるような気がします。そこからつつじまつり開催中の根津神社まで足を伸ばしました。祭日で人出も多く、にぎやかに屋台なども並んでいて、タコ焼きなんか食べてエンジョイして来ました。お祭りっていいなぁ。

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2014.05.02

馬とお花とジキルとハイド

Himeutsugi Jhlt

 かわいらしい白い花がお気に入りのヒメウツギが満開になりました。手入れもほとんどせずにほったらかしにしてても元気に咲く、健気な花です。
 全日程にわたって完売・満員御礼の出た奇跡のような公演「ラブ・ネバー・ダイ」もその華麗な幕を降ろし、私もようやくひと息ついたところです。ひと息つきがてら「酒と涙とジキルとハイド」を観て来ました。もちろんジキル&ハイドネタだから観に行ってみたんです。片岡愛之助さんの現代劇出演というのも興味があったし。ジキル博士が善と悪とを分離する薬を開発するという話の発端はそのままに、小ネタとくすぐりとドタバタで押して押して押しまくる休憩ナシの1時間45分。うん…観てる間は笑ってたんですけどね、三谷幸喜作品を観るといつも感じるんだけど、途中で「これって面白いのかなぁ」と冷めてしまう瞬間ってのがあって、そうなるともうギアを戻せないんです。blogに書き損ねた映画「清洲会議」の時もそうだった。私には合わないみたい。
 天皇賞の予想は公式にて。土曜の青葉賞は父・スクリーンヒーローってのがシブいゴールドアクターから。勝ち身に遅いタイプみたいだけど、ここらでひと化けしてくれるかなと期待。これをアタマにしてワールドインパクト、ラングレーと人気馬に流すという方法で行ってみましょ。

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