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2014.03.29

奇妙な宴

Lndcan
 
 「ラブ・ネバー・ダイ」、休演していた鹿賀丈史さんが28日昼の部で復帰。この後も長く続く公演、無事に務めることのできるよう、祈っています。舞台の上にはコニーアイランドの猥雑だけどゴージャスな見世物小屋。ちょっと不気味で奇妙で怪しい誘惑に満ちた歪んだ世界。その独特の美意識の中に身を置きながら美しくて豪華な曲の数々に脳が揺れ、身体が酔うような感覚を味わってます。味わうといえば、劇場の売店ではこんなものを売ってます。モロゾフさんが演目に合わせて特別に作ってくれたここだけの品で、金缶の方はアーモンドクッキー、銀缶の方はチョコレートです。
 高松宮記念の予想は公式にて。土曜の日経賞はラストインパクトをアタマにフェノーメノ、ウインバリアシオンへ…ってこれめちゃくちゃ人気の線じゃん! しょうがないか…むー。毎日杯はやっぱりしょうがなくて1番人気のステファノスが◎。そこからラングレー、どうしても名前で気になるカゼノコをちょっと引っかけといてみる。日曜マーチSはドコフクカゼから行ってみっかー。ジェベルムーサ、グラッツィア、バーディバーディへ。雑な予想だなぁ(笑)…いつもか。

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2014.03.23

満員御礼

Manninn

 「ラブ・ネバー・ダイ」、通ってます。連日、満員御礼です。ニュース等でご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、鹿賀丈史さんが体調不良で数公演を休演しています。鹿賀さんのファントムは愛する人を10年も求め続けて、ようやく手に入れかけても触れることさえためらいがちで、だけど彼女だけが表現できる自分の生み出す芸術の具現化をかなえるためなら汚れても憎まれてもかまわないという利己主義的な心の動きを抑えられない。それが哀れで、少し背中を丸めて立った姿がとても悲しそうに見えます。その姿がまた再び舞台に戻ってきますように…今は祈るばかりです。
 そんなこんなでblog更新が遅くなってしまった間に馬なり的にはおおいに注目の馬・ウインフルブルームが皐月賞の優先出走権を摑みましたね。本番が楽しみになってきました。スプリングSはやっぱりアジアエクスプレスからかなぁ。じゃ、相手は思いきってマイネルアウラート。母の父がトウカイテイオーなんですもの。で、ベルキャニオンと組み合わせて保険かけておこう。阪神大賞典の方はちょっとひねってタマモベストプレイ、アドマイヤラクティ、ヒットザターゲットって感じで。

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2014.03.14

愛は死なず

Lnd
 
 日生劇場にて、ミュージカル「ラブ・ネバー・ダイ」が開幕! さっそくオープニングナイトに駆けつけました。豪華なセットにきらびやかな衣装、美しく不気味な世界の中でオペラ座の怪人は自分の求めるただひとつの愛を得るためだけに今も曲を書き、生き永らえているのでした…悲しい、虚しい、残酷なストーリーだけど私はむしろ元の作品よりもこちらの方が好きかも。初日カーテンコールにはなんと音楽・脚本のアンドリュー・ロイド・ウェバー卿がご登場。歴史上の人物を目撃してしまった感じです(笑)。競馬に例えると、そうだなぁ…フェデリコ・テシオを見ちゃった、ぐらいの一大事? 主役のファントムはダブルキャスト。15日にはいよいよ鹿賀ファントムのご登場です。襟を正して劇場入りしますぞ。
 土曜、中日新聞杯はスマートギア、フラガラッハ、トウカイパラダイスを三角買い。日曜の中山牝馬Sは難しいなぁ…買いたい馬は近走の成績が悪過ぎ。うーむ。じゃ、ノーブルジュエリー、エクセラントカーヴ、キャトルフィーユあたりで。日和ったな、私。報知杯FRはベルカントを頭にマイネヴァリエンテ、ニホンピロアンバーへ流します。

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2014.03.08

やりたいことをやる潔さ

Kizamumono

 「スーパー歌舞伎II(セカンド)・空ヲ刻ム者」を観ました。市川猿之助さんが佐々木蔵之介・福士誠治・浅野和之という現代劇の舞台巧者を迎えて意欲的に創造した、澤瀉屋らしい進取の気風溢れる作品です。歌舞伎観劇経験の浅い私がこんな風に言っちゃうのもナンですが、これを歌舞伎と言っていいのかどうかいささか疑問に感じたり、物語の理屈っぽさが気になって歌舞伎らしい「細かいことはどーでもいいからとにかく面白がってください」という楽しさに浸りきれなかったことはマイナスポイントかなと思ったり。でも、そういう枠組みのことをとっぱずして考えればこのキャストでこの作品を作りたかったという猿之助さんの想いは観る者の胸にドーンと届きました。こういう作品を経て歌舞伎という伝統芸能はまた殻をひとつ脱いで新たにひと回り大きくなって行くものなのかもしれません。物語の中でくり返し問われる「おまえの本当にやりたいことは何だ? 奇をてらわずに本筋を見失わずに自分の歩む道を探せ」というメッセージは猿之助さん自身が自分に問うているようにも思えました。終盤、朱雀門前のスペクタクル演出は迫力満点。歌舞伎初挑戦の蔵さんに歌舞伎的大きさを求めるのは気の毒として、市川門之介さん、右近さんの圧倒的な“歌舞伎力”に感服。
 土曜、オーシャンSはハクサンムーンのぐるぐるに注目。ガチゴチの1番人気であってもリアルインパクトとの一騎討ちにしか興味がありません。チューリップ賞はハープスターの1本かぶりで仕方ないか…じゃ、人気薄を名前で選んでヒナアラレとブランネージュへ行っとこ。日曜、弥生賞は前走見ないふりしてエアアンセムを頭に。相手はトゥザワールド、キングズオブザサン…って固すぎるかなぁ。でも好きな馬を買わないと意味ないんです、私の競馬は。

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2014.03.02

滑り込み予想

Namagenko

 しぇーっ、blogの更新忘れてたっ。半期に一度のアレに取りかかっているのでついポカッと忘れてしまいました。ここんとこ、その前準備段階であんまり外出らしい外出はしてないので、ご報告したいようなお話はございませんのです。画像はお手入れ中のナマ原稿だよん。
 さてさて、ギリギリセーフで日曜メインの予想です。中山記念はジャスタウェイから入ろう。ロゴタイプ、ナカヤマナイト、ユールシンギングへ。阪急杯は思い切ってパドトロワからガルボ、カレンブラックヒルと人気薄で固めてみますぞ。と思ったらガルボって3番人気じゃん。ガルボじゃん。

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