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2014.01.11

新年初コン初観劇

Crecolle Conder

 寒いですねー。皆さん、風邪ひいたりなんかしてませんか? 私は元気にTheater Goingです。
 「クリエ・ミュージカル・コレクション」、日本のミュージカル界の第一線で活躍する俳優さん達の豪華饗宴。「CHESS…」から続いて石井一孝さんと中川晃教さんが同じ舞台に立つのが観られてとても嬉しいです。私にとってハイライトだったのは中川さんが「ジキル&ハイド」の「時が来た」を歌ったこと。この曲はミュージカル俳優なら世界中の誰でもが歌いたがる名曲中の名曲で、今までも幾多の俳優さんが歌うのを聴いて来ましたが、私の中にはいつでも揺るぎないこの歌の持ち主としての鹿賀丈史さんが屹立していて、他の誰が歌うのを聴いてもそれをどうすることもできなかった。でも中川さんが聴かせてくれたこの曲はあまりにも方法論も世界観も違っていて、私の中に長年かけて溜まっていたわだかまりとか澱のようなものを流してくれた気がしました。こんな表現の仕方でこの曲を歌われたのは初めてで、最初から最後まであっけにとられ、歌い終えた時には我知らず大拍手してしまっていた。不思議な感覚でした。とかく安易なごった煮コンサートでただ「楽しかったねー」で終わりがちなこういう企画モノも、希にはこういう体験ができることもあります。
 明治座「コンダーさんの恋」は明治座らしいゆったりとしたテンポの楽しい作品でした。明治初期、薩摩言葉、洋館といえば私の得意中の得意ジャンルフルコースではありませんか。歴史上の人物でもちょっぴりマイナー寄りの人々をうまく絡めて、この時代の空気を活写していました。しかしなまじちょっと詳しいがために損した部分が…薩摩出身の大山巌が山川捨松に求婚する場面、大山の薩摩言葉がまったく通じなくて、それを標準語に訳して更に英語に訳して帰国子女である捨松に伝えるという回りくどさが笑える面白いシーンがあったのですが、薩摩言葉がまるっきりちんぷんかんぷんで客席は爆笑なのに、私には一字一句すんんんごくフッツーーーにわかってしまって(笑)その混乱の面白さが全然味わえなかった!(大笑)
 さて、今週は3日開催ですね。日曜のシンザン記念はまだちょっと情報が少なくて買いづらいですね…おもしろいからJRA入り初戦のカクシアジから入ってみましょうか。相手はミッキーアイル、ビップレボルシオンで。月曜のフェアリーS、オープン馬が1頭もいないとは異常事態だ。名前で買うしかない。ルナレディとリラヴァティ。あら、韻を踏んでいるわ。

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