芸術の秋爛漫
ここしばらくの間に観た舞台。
「SEMPO」、2008年に上演された作品の改訂版です。初演とはかなり変わっていて、改めて新鮮な気持ちで観ることができました。主演の吉川晃司さんのドンと構えて物語の柱になる圧倒的な存在感は見事です。押し流されるような感動は初演の方が大きかった気がしますが、整理整頓されて後の時代まで上演し続けて行くに足る作品になるための姿勢は整ったのかな、という印象です。
「Next to Normal」、2010年にピューリッツァー賞を受賞しているミュージカル。これは…ちょっとなかなか、こういうところで生半可な感想をチョコチョコッと小手先で書くのは許されない作品でした。ものすごくよく出来ていてとても面白くて演劇的な衝動に振り回されるのをおおいに楽しんだのだけど、私にとってはちょっと個人的に心がイテテテテという部分が多く、途中で何度も白旗上げて退散しそうになりました。だけど、ホントにこれはすごい作品だと思います。
「ロコへのバラード」、2011年に上演された作品のこれも再演です。評判の良い舞台、また観たいと思う舞台がファンの声に応えて再演されるのは嬉しくありがたいものです。こちらも少し改訂を加えてよりスタイリッシュでステキなタンゴショーに仕上がっていました。ラストのショーの男性2人によるタンゴの赤い火が燃えているような色気にウットリだ。エエもん観たわー(笑)。
金曜から「レ・ミゼラブル」を追いかけて名古屋へ。週末の予想は想定メンバーから。土曜、デイリー杯2歳Sはもう、名前だけで選んじゃう…っていつもか(笑)。アトム、ジャックトマメノキ、モズハツコイでどうだ。日曜は伝統の毎日王冠、エイシンフラッシュを頭にレットドスパーダ、ジャスタウェイと流して押さえにエキストラエンド。シンボリルドルフCを勝った馬ですもの。京都大賞典はやっぱりゴールドシップからかなぁ…ヴィルシーナ、オールザットジャズ、トーセンラー、トゥザグローリーと買いたい馬がいっぱい。
…そしてそして、凱旋門賞はどうなる?? ドキドキの週末です。
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