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2013.08.02

真摯に表現すること

Emperor
 映画「終戦のエンペラー」を観て来ました。ごく客観的な感想を言えば、既によく知られている史実を並べて凡庸なラブストーリーをつけ加えた平凡な作品だという気がしてしまうんです。だけどそれを補って余りあるのは邦画かと思うほど自然に日本の風景や国民性や時代の空気が描き出されていること、その真摯な表現の姿勢。そして演技者たちの佇まいの美しさ、立派なこと。軍人を演じた西田敏行さんの英語の流麗にしてしっかりとニュアンスの伝わる発音、夏八木勲さんの御製の朗詠の巧みさなど、ベテラン俳優の勉強と努力、その力量に感服しました。いきなり批判的な感想から始めておいて掌を返すような変なまとめになりますが、日本人なら観ておくべき映画の1本かもしれません。
 日曜、レパードSはシグナルプロシードから。母の父・シンボリルドルフ、応援しないわけにはいきません。相手は固めのところでアムールポエジー、オメガインベガス。ハイパーチャージもちょっぴりね。小倉記念はマイネルリラックマ…もといラクリマから、応援すれどもいっかな応えてくれないラブリーデイ。イイ感じにクラスアップ中のメイショウナルトまで。

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