新演出版・開幕！

　帝国劇場にてミュージカル「レ・ミゼラブル」、新演出版が開幕しました。日本でも20年以上にわたって愛され続け、このほど映画版も大ヒットしたこの作品、演出をまったく一新しての上演はいかなることかとプレビュー初日から駆けつけたところ、今までなかったセットや映像を導入した背景を駆使した臨場感、リアリティを強めた役者の演技の緊迫感、今までとはまったく別の作品を観るようでした。同じ演出家が手がけた「ミス・サイゴン」新演出版もそうだったように、ロングランで定着しファンに愛されなじんだ作品を生まれ変わらせることはリスクも伴うし勇気のいることです。Les Mis.のような巨大な作品は、特に。今回は色々と産みの苦しみもあったようで、まだそれが続いている最中ではありますが、この新演出を断行した意味は確実に感じました。秋まで続く長い公演、その成長と定着を見守って行きたいと思っています。
　天皇賞の予想は公式にて。土曜の青葉賞はラストインパクトとアウォーディーを裏表で。アウォーディーは応援して行きたい1頭です。

名舞台の記憶

　
　宝塚・星組公演「南太平洋」、The Dusty Walls「ペテン師と詐欺師」を観て来ました。過去に、前者は滝田栄さん、後者は鹿賀丈史さんが出演した、私にとっては思い出深い作品です。今回はもちろん出演者も演出もすべてが違い、新たな発見や「おお、そう来るか」というような驚きもあったりして、両方とも何度も何度も観て作品についてはよーく知っている私（笑）でもとても面白く観劇することができました。作品の背骨がしっかりしているので演出を変えても見応えのあるものになるんですよね。時が経っても記憶は鮮やかで、別の形の物を観たからといって記憶が上書きされることはなく、新たな記憶のファイルが増えた感じ。好きな作品の別演出を観るのって楽しいものです。
　週の後半にかけてちょっと風邪をひいてしまって寝てました。それで土曜の予想を見送ったら、そのスキになんといつも応援してるオールザットジャズが勝っちゃったじゃありませんか！（笑）　ううー、名前を挙げなかったのが良かったのか。やっぱり私のせいだったのか。疫病神でホントにスマン。日曜、フローラSはスイートサルサが本命。相手にはエバーブロッサム、テンシンランマン、ブリュネット。マイラーズCはスマートギアを3着固定にカレンブラックヒル、シルポート、グランプリボスあたりを組み合わせて。

青山劇場、存続希望！

　青山劇場にて「銀河英雄伝説 第三章 内乱」 を観て来ました。私は銀英伝は全然知らなくて、何人かの登場人物の名前に聞き覚えがある程度なんですが、観たい役者さんが何人か出ていたのでちょこっと天井桟敷からのぞいてみることにしたんです。舞台化されたものをずっと見続けてる銀英伝好きの友人からあらかじめ「超あらすじ舞台だからわからなくてもしょうがない」と言われてたのですが…うん、まぁ、わからないなりに面白かったです（笑）。目当ての中川晃教くんは子犬ちゃんのように無邪気なポプラン。重苦しい戦争状態の中に彼のような明るいキャラクターがあると希望の光が見えますね。そして石坂勇さんはあて書きのような見事なオフレッサー。長尺の殺陣がすばらしかったです。画像は劇場地下ロビーにあったイゼルローン要塞の模型…だそうです。友人が嬉しそうに写真を撮っていたので私も撮りました（笑）。ところで、青山劇場は近い将来の閉館が予定されています。存続を求めて活動が続いていますが、先行きは読めません。私にとっても想い出の深い劇場のひとつがまた消えてしまうとしたら淋しいことです。これが最後の観劇にならなければいいなと祈っています。
　皐月賞の予想は公式にて。土曜のアンタレスSはホッコータルマエを3着固定にしてフレイムオブピース、オーブルチェフを乗っけておきます。

リフレッシュの友

　
　ただいま春秋恒例の作業に没頭中でございます。読者の皆様、どうぞお楽しみに。仕事の合間、リフレッシュタイムには今ちょうどシーズンのデコポン。私は柑橘類の中でデコポンが一番好きなんです。母の知人から大きなデコポンが届いたので仕事にも弾みがつきます。
　桜花賞の予想は公式にて。土曜のNZTはゴットフリートをアタマにガチバトル、モグモグパクパクと珍名馬へ流す馬券で遊びましょう。ミュージカルファンなのにラブネヴァーダイズは買わないのか？　「オペラ座の怪人」はあんまり好きじゃないんだ。阪神牝馬Sはハナズゴールがアタマ。最近すっかり影が薄くなっちゃったホエールキャプチャもここならなんとかならないかなぁ…シュプリームギフト、イチオクノホシに散らしておきましょう。