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2013.03.31

言葉には魂が

Kotodama

 ミュージカル俳優・岡幸二郎さんのソロコンサート「言-ことだま-魂 vol.5」に行って来ました。当日のゲストは石井一孝さん。お2人は1994年の「レ・ミゼラブル」でアンジョルラスとマリウスを演じて以来、長年にわたり今に至るまでずっと自他共に認める大親友同士。同じ年齢、実力拮抗、しかも持ち味が全く違う最強のライバルにしてお互い最大の理解者。実にどうも、私の大好物な組み合わせですね(笑)。岡さんの歌声は本当に耳にスーッと入って来て豊かに響く声です。でも「レ・ミゼラブル」のジャベールを歌う時にはすばらしく立派な底辺の広いバリトン。歌うこと、歌の言葉を届けることが心底好きで天職としてつとめているんだなぁと感じます。Les Mis.からは「On My Own」、「ミス・サイゴン」からは「命をあげよう」と、女性の心を語る歌も感動的に美しかった。石井さんとの息の合った爆笑トークも楽しかったです。
 オルフェーヴルがいよいよ大阪杯から始動ですね。もちろんガッツリ1本かぶりのようですが、さすがにこれは切れないでしょう。不動のアタマにヴィルシーナの2着、スマートギアの3着をぶら下げて完璧(笑)。おっと、ローズキングダムも忘れちゃいけません。願わくば、オルフェーヴルがヴィルシーナに「あぷれぶー」しませんように。

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2013.03.22

ミュージカルを愛してる

Ilm

 日本が誇るミュージカル界のトップスターが顔を揃えたガラコンサート形式のショー「I Love Musical」を観て来ました。豪華なメンバーによる大ナンバーの数々のきらびやかなこと、とても楽しい幸福なひと時でした。チケット難を勝ち抜いて客席を埋めた観客のさすがという他ないレベルの高さ(拍手の入れ方とか観劇マナーとか)にも感服。パンフレットでキャストの皆さんにアンケートをとっていたのでその一部に私も答えてみます。
【初めて観たミュージカル作品とその感想】
影絵作家の藤城清治さんが主宰していた等身大ぬいぐるみ人形劇団「木馬座」の「シンデレラ」。その主題歌をその場で覚えて毎日歌ってました。今でも歌えるぐらいだからよほど印象にのこっていたのでしょう。
【いちばん好きなミュージカルとその理由】
「レ・ミゼラブル」。私がまだコドモと言っていいくらいの年齢からずっとずっとずっと尊敬して愛して来た2人の役者さんが2人揃って骨身を削って日本初演を作り上げ、魂を献げて演じ抜いて来た大事な大事な作品だから。
 高松宮記念の予想は公式にて。土曜の日経賞はダノンバラードを連ヒモに、アタマはフェノーメノ、ネコパンチ、オーシャンブルー。毎日杯はまだまだ追いかけるよラブリーデイ、キズナと裏表で。日曜のマーチSは連勝中のジョヴァンニから行ってみようか。フレイムオブピース、ナイトフッドまで。

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2013.03.16

続くモノ、終わるモノ

Naniwakagami

 ル・テアトル銀座にて「三月花形歌舞伎」を鑑賞。当初は市川團十郎・海老蔵父子でシェイクスピアの「オセロー」をやるはずだったのが團十郎さんの体調不良で急遽演目を変更、故・中村勘三郎さんゆかりの「夏祭浪花鏡」と「高坏」の歌舞伎公演になったものです。そして2月に團十郎さんが亡くなり、海老蔵さんはまさにその直後で重い責任を負っての座長でしたが、勘三郎さんやお父上との面白エピソード満載の口上で客をおおいに笑わせ、芝居も踊りも意欲的でしっかりとその顔を前へ今後へと向けた印象の舞台を作り上げていました。ここが成田屋さんの新しい未来へのスタート地点になるのかもしれません。ご存知中村亀鶴さんは一寸徳兵衛でキリリと締め、高足売りで笑わせてとても良い仕事ぶり。
 ル・テアトル銀座での歌舞伎公演はこれが最後になるそうです。私も5月で閉場となるこの劇場を訪れるのはこれが最後でしょうか。セゾン劇場の時代から今までここでいろんな芝居を観て来ました。たくさんの楽しい想い出があります。心弾ませながら通った劇場がなくなるのは淋しいことです。
 土曜のフラワーCはスティンガーの娘・レッドマニッシュを頭にエバーブロッサム、カラフルブラッサムの咲きまくり2頭へ。ファルコンSはモグモグパクパクを見るのみだな。いや、このコ強いと思うよマジで。日曜のスプリングSはタマモベストプレイからロゴタイプ、アドマイヤオウジャへ。阪神大賞典はさすがにこれは切りにくくてゴールドシップから行かざるを得ないので、それならばほげらぼーことフォゲッタブル、トウカイトリック11歳、ホントにベールは脱いだのかしらベールドインパクト、という面白馬券にしてみようかなと思います。

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2013.03.09

ハンクラ系

Amimono_2
 たまには競馬と芝居以外の趣味の話など。手先のチマチマしたことが好きなので、手芸好きなんです。ちょっとした袋物とかクッションカバー類とかを作るのは得意だし、ぬいぐるみやマスコット人形なんかも作るの大好き。去年の冬に出先で見かけた毛糸玉にひと目惚れして「こんな色のマフラーがあったらいいのになぁ…って自分で編めばよくね?」と突然その気になり、中学校で習った時以来ぐらいのブランクを超えていきなりマフラーを編み始めてしまいました。これがけっこうちゃんとしたのを編めて、今ではお気に入りで愛用してます。今年は母に帽子やネックウォーマーを編んであげたりして、自分にはプチマフラーを編もうとしたんだけど編み始めたらちょうど忙しくなってしまい、これは次のシーズンに持ち越しです。編み図など読めないので複雑なものは編めませんが、もうちょっと勉強して色々編めるようになりたいなぁ。これから老後の楽しみにしようかな(笑)。
 土曜、中日新聞杯はジョワドヴィーヴル、ジャスタウェイ、アンコイルド。日曜の中山牝馬Sはみんな前走負け過ぎだけどオールザットジャズ、フミノイマージン、エリンコート。フィリーズレビューはタンスチョキンが貯金を殖やしますように。相手はノーブルコロネット、サマリーズ。

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2013.03.02

進歩し続けること

Choubake
 このblogではたびたびご登場いただいている造形作家・もりわじんさんの個展「超化(ちょうばけ)」に行って来ました。猫をモチーフに創作を始めて22年になるそうです。神々しいばかりの猫神像(実際にお寺に安置されている作品もあります)からかわいらしいマスコットのような作品、クスッと笑ってしまうようなダジャレの作品など幅広く作って来られたキャリアを踏まえ、今回はまた目覚ましく新たな展開を見せる作品の数々に魅入られました。フェルメールやエゴン・シーレなどの名画から題材を取りつつ、自由な発想で生き生きと息づく猫たち。いつも新しい表現を求めて立ち止まることを知らないその姿勢に感服です。ご本人とお話するといつもエネルギッシュでアグレッシヴで、まがりなりにも表現を仕事にしている身としては見習わなければと思う部分がとても多いのです。「創作のモチーフは本当は猫でなくてもいいのかもしれないんだけど、僕は猫に選ばれてしまった。それでずっと猫を作り続けて今日まで来た。あなたは馬に選ばれたのかもしれないよ」と、励まされるお言葉もいただきました。確かに、考えてみれば馬は私にいつも良いことを運んで来てくれる。馬が縁でいろんな嬉しいこととめぐり会えた。馬には感謝しなければいけませんね。個展は3月3日(日)まで、谷中のギャラリー猫町にて。あとわずかですが、お時間のある方はぜひごらんになってください。
 土曜、オーシャンSはやっぱりアドマイヤセプターを応援かな。ダッシャーゴーゴー、ハクサンムーンへ。チューリップ賞はローヴティサージュからプリンセスジャック、ウリウリへ。そしてこのレースが来れば春ですよー、の弥生賞はエピファネイアにドスンと行く。コディーノ、ヘミングウェイとここは固く。

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