皇后の旅は続く

　ミュージカル「エリザベート」東京公演も満員御礼にて無事に千穐楽の幕を降ろしました。長いと思っていた2ヶ月公演も始まってしまえばアッというまでしたね。公演中に見る見る成長して行く若手俳優さん、細かい芝居と精神性を深めて行くベテラン俳優さん、1日1回たりとも“同じ舞台”というものはなく、観る度に新鮮な発見と驚きに出会うことができました。この後は博多→名古屋→大阪と秋までずっと続きます。キャストの皆さん、がんばって！
　ラジオNIKKEI賞は人気が割れているようですね。こういう時は固くおさまると見てファイナルフォームから。父・ラスカルスズカとはこれまた懐かしいサンレイレーザー、アーデント、ローレルブレットへ。CBC賞は前走あんなことがあって無事だったのはホントに奇跡とも言えるシゲルスダチの強運に注目です。もうちょっと上へ行く馬だと思ってたんだけどなぁ、のリーチザクラウン、勢いが怖いエーシンヒットマンまで。

5冠おめでとう

　ミュージカル「サンセット大通り」を観て来ました。「ジーザス・クライスト・スーパースター」や「キャッツ」等で有名なA.L.ウェバーの名作で、日本では長年上演が囁かれながらも実現せず、ようやく今回初演となったものです。主演の安蘭けいさんは“老女”にして元・大女優の役を貫禄たっぷりに演じてお見事。相手役の田代万里夫さんもこのところ大舞台の主演級が続いて、場数を踏んだだけのことはあるかと。他にも歌のうまいキャストが揃って見応えがありました。音楽も衣装もゴージャスで、ミュージカルらしいミュージカルを楽しめたなぁという感じです。
　宝塚記念の予想は公式にアップしましたが、ちょっとタイミングをはずしてしまって週末にかけてこのblogの更新ができませんでした、失礼。オルフェーヴル、勝ちましたね。あのまま終わって欲しくないと願い、終わるような馬じゃないと思っていましたが。まずは胸を撫で下ろした次第であります。

ミュージカル馬券

　先週、どうしても馬名入りで買いたい馬券があって久々にWINS後楽園へ。ついでに出馬表を眺めていたらビップヴィットリオという馬が出てました。ああ、そういえば「スウィート・チャリティ」っていうミュージカルで石井一孝さんがヴィットリオ・ヴィダルって役をやってたなー、これも笑いのタネに馬名入りで単勝行っとくかー、という程度で買ってみたら勝っちゃいました。3980円（笑）。たまにはこんなこともないとねー。
　マーメイドSは固いところでグルヴェイグから。レジェンドブルー、エリンコート、アカンサスへ。函館スプリントSはパドトロワ、ロードカナロア、ドリームバレンチノをぐるぐる絡めて。

小さな劇場から

　演劇ユニット青唐辛子の「Daydream イーシャン天国」を観て来ました。数々の大作ミュージカルで活躍している藤岡正明さん(ケミストリー結成オーディションのドキュメンタリーで知ってる方もおられるかと)が企画・制作・出演、ドラムの演奏と大活躍の舞台でした。彼の最も強力な武器は卓越した歌唱力ですが、あえてその部分は脇へ置いといて、やりたかったこと、実現したかった夢を小さな劇場から羽ばたかせた熱意が微笑ましく頼もしかったです。80年代末期、空前のイカ天ブームの中で売れないバンドの活動に青春を燃やす若者達の面白可笑しくもの悲しく、心温まる物語。今後もこういうオリジナル作品の創作は続けて行ってほしいですね。そして彼以外の若手役者たちにもぜひ、こういう実行力を身につけてほしいと思います。
　さて、皆様にご報告。既に公式では告知されておりましたが、双葉社webマガジンにて連載中の「馬なり1ハロン劇場」は更新日が今までの月曜日から前の週の金曜日に変更になりました。読者の皆様に少しでも早く新鮮な話題をお届けしたいとの編集さんの努力のおかげです。今後ともどうぞよろしくご愛読くださいませ。
　エプソムCはトーセンレーヴを不動のアタマに。レッドデイヴィス、トップゾーンへ。

大人の笑い

　「DownTown Follies DELUXE」を観て来ました。大人による大人のための爆笑ミュージカル・レビュー。ホントに楽しくて笑いっぱなし。特に今年の「ジキル&ハイド」に実際に出演なさっていた吉野圭吾さんによる同作のパロディは掟破り過ぎて死ぬほど笑いました。百戦錬磨のミュージカルスターが顔を揃えて真剣極まるおフザケの連発、実力有り余る歌とダンス、くだらないダジャレとしょーもない下ネタ…んもー、大好き（笑）。
　安田記念の予想は公式にて。土曜の鳴尾記念、私の中で安田記念に出るローズキングダムとはセットものみたいな認識になっているトゥザグローリーを応援。相手にはスマートギア、トーセンラー。日曜のユニコーンSはヴェルティゴ、ネオヴァンクル、アンアヴェンジドのヴヴヴ馬券で遊んでみよう。　来たらデカイなぁ。